【感想・ネタバレ】UNTITLED アンタイトルドのレビュー

あらすじ

若者の愛や夢をみずみずしく描き出す、岡崎京子の傑作短編集がファン待望の電子書籍化! 三人の姉弟の生き方をリンクさせつつ見事に紡ぎ上げた連作『万事快調』(三編)ほか、痛々しい愛の形を描いた『恋愛依存症』(三編)、『ロシアの山』、『お散歩』を収録。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ブクオフで見つけると買ってしまう岡崎京子さん。
今も作品を生み出せていたならばきっと素晴らしい作品を描いてくれていたんだろうなぁと思う。

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2017年03月25日

Posted by ブクログ

収録の「万事快調」という連作がとても好きです。
ある三姉弟の何気ない日常の話ですが、心に残ります。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ


姉弟三人の話をそれぞれの立場から描いた短編『万事快調』と、『ロシアの山』『恋愛依存症』など諸々の短編。
うつくしく、そして心に突き刺すようなリアル。
事故直前の作品をばらばらに詰めてあるので寄せ集め感はあるものの、岡崎京子の漫画のエッセンスが濃密に詰まっていると思う。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

弟の話しが大好きで、一回「みつけた〜!」て、大声で叫ぶ所、実体験見たくなったとき
ほんとに嬉しかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

気付かないフリをしておきたい、そうすればぜんぜん平気。そう思っているはずの些細な感情の揺れ・痛みを、目の前に突きつけられた感じがした。そういうことをリアルって呼ぶんだろうか? 過ぎていく日常の中に、リアルはたくさん詰まっているのだなあと思った。生きるために、私たちはどれだけのリアルを黙殺してきたんだろうと思った。

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2011年07月31日

Posted by ブクログ

岡崎さんの漫画の話になると、「リバーズ・エッジ」や「ヘルタースケルター」がよく出てくるけれど、私はわりにこの作品が好きです。オムニバス集です。いくつかの話は各登場人物ごとにフォーカスされています。
「カトゥーンズ」なんてモロそのタイプですね。岡崎さんならではだと思います。
さっきまで主人公だったキャラクターが最後にすれ違ったぜんぜん関係無い人にお話が続いていく、そういうのがなんか好きで。
・・・・UNTITLEDの話じゃなくなりましたね。まあ、岡崎モノに惹かれるのです。あの事故のことはどうにも言葉に出来ないけれど、それでも私は岡崎さんが何かしらの形で「発する」事をいつまでもいつまでもいつまでも待ち続けるのです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

クラシックな作りの芝居や丁寧に作られた映画が好きなのに、
彼女が夢から無造作に引っ張っ出してくるような物語がやっぱり好きなのです。

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2010年06月23日

Posted by ブクログ

わたしの本は、古いヴァージョンのせいか、こんなに華やかな表紙ではなく、まっしろ。『恋愛依存症』や『ロシアの山』が収録されてます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

短編のオムニバス。「万事快調」は、3人兄弟のそれぞれの視点から一話ずつ分けて構成されている作品で、これはとても良く出来ている。こういう、ある話しでは脇役だった人間が他の話しでは主役になる、という構成はすごく好きで、それが上手く作られているこういう作品は感心してしまう。

「でもその時ぼくちん少しさみしかったんだよ
吉岡とはその後めんどくさいことになったけどここでは言わないよ
超ダサの話だもん
小学校の時ならいじめてた女にこんなメにあわせられるなんて オレも落ちたもんでした」(p.118)

0
2020年08月18日

購入済み

短編

「万事快調」
なんかちょっと向田邦子っぽさを感じる作品でした。
ちゃんと完結したものを読みたかったです。
他に「恋愛依存症」「ロシアの山」「お散歩」収録。

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2022年06月01日

Posted by ブクログ

「万事快調」「恋愛依存症」「ロシアの山」「お散歩」を未定稿のまま収録。


相変わらず分かりにくいけどなんか捨て置けない岡崎京子の世界。
万事快調はこれで完結しているのかしら?もうちょっと続きが読みたいなぁ。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

休止直前の頃の岡崎さん。
21世紀のいまの世の中を見て、がっかりしないといいなー、って思います。でもどんな風に描写してくれるのかも気になる。
人間のぬるりとした部分の描写が恐ろしいほど美しくて大好きです。

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2009年10月04日

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