尾田栄一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
披露宴暗殺計画後の展開を描く一冊。規格外のビッグ・マムを利用したパニック状況および大ピンチ感を全力で出しながら、様々なキャラクターの思惑が動いていく。一度読むだけだとごちゃごちゃしている気もするが、何度か読んでみると細やかに色々な要素が消化されて粋、良くここまで色々なキャラクターを動かせるなと思う。
ビッグ・マム海賊団が大所帯のわりに初登場すぎてしばらく読みにくかった印象だったが、盛り上がりとともにようやくキャラが立ち始めたと感じた。無意識にそう思えるくらいここまでの展開で少しずつキャラを目立たせてるんだろうなぁと感銘を受けた。
仁義を通すことや同系統のライバルとのタイマンなど、久々に熱い要素