杉浦日向子のレビュー一覧

  • 新装版 入浴の女王

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    49冊目『新装版 入浴の女王』(杉浦日向子 著、2012年7月、講談社)
    日本各地の公衆浴場に浸かり、その地の人々と酒を飲み交わす事により「町の顔」を観察するというエッセイ。1998年に刊行されたものの新装版であり、書かれたのは1993〜95年の間だと思われる。
    風呂を「汁」、出会う人々を「具」に喩えてそれぞれの有様を活写していく、著者らしいユニークな内容。江戸を愛するがあまり、名古屋や京都への風当たりが強いのはご愛嬌。

    〈「湯は語るものにはあらじ、つかるものなり」あなかしこ〉

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    2025年06月11日
  • 新装版 呑々草子

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    ネタバレ

    ぶらりと編集の方と二人旅
    (都内のホテルプールに繰り出したりと旅というには語弊があるかも)

    生命線の短さについて触れている回があり
    両親の手相を確かめたくなってしまった

    ちょっと独特の言い回しでスラスラ読めなかったのだけれど 毎回こんな風に生きられたらいいなぁと
    羨ましくもあり

    自分は余暇を今後どんなことしていこうか考える


    SNSがあり 今は逆に隙間時間や色々と考える時間が減ったなぁ。。

    巣鴨の有り難いお守り?が十枚で何百円というエピソードも笑ってしまった
    最近核家族化だけれど 祖父母が日々どんな楽しみをしていて どこに出かけているのか
    どんなお店が行きつけなのか 人生の先輩として

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    2022年05月23日
  • 新装版 入浴の女王

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    杉浦日向子の入浴の女王を読みました。

    東京イワシ頭、呑々草子に続く、銭湯と街の素顔を堪能するエッセイでした。
    杉浦日向子と編集者ポワールが全国各地の銭湯をまわって、入浴している女性たちや、街の風景をレポートします。

    杉浦日向子のレポートは面白く読んだのですが、前2作に描かれているような杉浦日向子とポがはじけたように呑んだり体験したりする体当たりのレポートではなかったので、ちょっと寂しく感じました。
    ひょっとしたら、この頃から杉浦日向子は体調の不調を感じていたのではないだろうか、と邪推してしまいます。

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    2015年08月13日
  • 新装版 東京イワシ頭

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    ネタバレ

    けっこう時がたっている、その当時のはやりもの?のエッセイなので、懐かしく感じるところも多かったが、やはり、江戸の粋な感じが底にあるので、楽しく読めた。

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    2015年05月09日
  • 新装版 東京イワシ頭

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    ネタバレ

    早逝した杉浦日向子さんの雑誌連載エッセイの復刻版。「イワシの頭」は迷信の象徴で、ダイエット、占い等々やや怪しげながら一部の人に支持を受けているような事柄を紹介。杉浦さんは江戸研究家として有名で、赤瀬川原平さんの路上観察学会会員。いろいろ面白いものを見つけてくるのは得意なんでしょうけど、雑誌連載ものという事もあってか、本書は文体が軽すぎ。正直合わないのでは。同じようなテーマを扱っても、ナンシー関の(こちらも早逝)の「信仰の現場」のほうが出来が良いです。たまに披露する「江戸ネタ」の時だけ本領発揮という感じでした。

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    2013年04月21日
  • ニッポニア・ニッポン

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    名作「百日紅」には及ばないけど、こういう短編集もいい。やっぱり杉浦日向子の江戸ものは唯一無二。引退せずにもっと描いてほしかった。

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    2010年12月31日
  • ニッポニア・ニッポン

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    無精ひげの何の先生か分からない馬風先生と重度の近眼の若、与力の弟で女装癖のおかつという個性豊かな三人のほのぼの江戸日記

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    2009年10月04日
  • ニッポニア・ニッポン

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    わかってきました。何がって、この人の作品の味わいが。文の間ならぬ画の間を読むとこにこの人の味わいがあるんじゃなかろうか。この作品はどの話もとっても面白かった。不思議な世界観。これまでに味わったことのないタイプだな。(05/11/19)

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    2009年10月04日