百日紅(下)
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百日紅(下)

715円 (税込)

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北斎、お栄、英泉、国直……奔放な絵師たちが闊歩する江戸の街。淡々とした明るさと幻想が織りなす傑作。単行本未収録(全集版のみ所収)の「夜長」「山童」を収録。

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  • 映画化

    「おーい、応為」

    2025年10月17日公開
    出演:長澤まさみ、髙橋海人、大谷亮平

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百日紅 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 百日紅(上)
    715円 (税込)
    文化爛熟する文化文政期の江戸。葛飾北斎、娘のお栄、弟子の英泉らを主人公に、江戸の暮らし・風俗・浮世絵の世界を多彩な手法で描き出す代表作の完全版。【解説:夢枕獏】
  • 百日紅(下)
    715円 (税込)
    北斎、お栄、英泉、国直……奔放な絵師たちが闊歩する江戸の街。淡々とした明るさと幻想が織りなす傑作。単行本未収録(全集版のみ所収)の「夜長」「山童」を収録。

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百日紅(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    下巻まで読んで、どんな漫画なのかやっと理解できたかも。
    大変味わい深い作品。江戸の理不尽さや親切、愛憎をあっさり描いているのがよかった。
    現代人の方がジメジメしている。今の時代の価値観と比べるのも面白い。
    応為の火事好きの話や、色気のある絵を描くために女と遊ぶ話、家族の話など、応為の機微に触れられた

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    漫画だけれど本棚に入れる。
    昔、読んだ気もするが、その頃は響かなかったのだろう、記憶がない。今読むと、これはもうぴたりと心にはまって、味わいもまた格別だった。

    お栄と北斎の小説は朝井まかてさんの『眩』 (くらら) で読んでいて、のちに宮崎あおいさんでドラマにもなった。そのお栄は、気の強い、凛とした

    0
    2025年04月14日

    Posted by ブクログ

    江戸の町に雨が降る。
    雨の勢いや、漂う匂いや、音まで伝わってくる。
    その中、北斎やお栄が生きている。
    幽玄の世界との境界を時折越え、それらを絵に表す二人の天才は、世界をどのように捉えていたのだろう。少なくとも論理的に、知的に、とは真逆の、矛盾をそのまま捉えるような生き方だったのではないかと思う。

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    とんでもない作品に出会ってしまった。
    杉浦日向子というお人は、時代が違えば浮世絵師になっておられたのだろうな。
    生き生きとしたお江戸は魅力的だし、明るい逞しさの中に見え隠れする妖しさが、怖いような愛しいような…

    0
    2024年01月30日

    Posted by ブクログ

    下巻はもっぱら不思議な話が多いなか、お栄が絵について悩んで、男娼を買いに行く話がひときわ面白い。
    劣等感とか、どうにもならない諸々とかを描ききっていると思う。
    杉浦日向子、安心して「天才」と呼べる天才である。

    0
    2015年10月03日

    Posted by ブクログ

    葛飾北斎、その娘のお栄らを主役に据えた、江戸情緒あふれる短編漫画集。

    個人的に好きだったものをいくつか挙げてみる。
    「番町の生首」(其の一)は、武家の娘の悲恋だが、いかにも実際にあった事件を下敷きにしていそうである。「龍」(其の五)はタッチの異なる絵を組み合わせて、現世と妖しい世界を行ったり来たり

    0
    2014年10月05日

    Posted by ブクログ

    上巻も良い話ばかりだったが個人的に下巻の方が好き。

    全部説明しないで読者に想像させる楽しみを残しておいてくれる面白い話ばかり。
    一話完結なのでどの話から読んでもいい
    映画化もするらしく楽しみ

    0
    2014年07月11日

    Posted by ブクログ

    粋でした。

    大きな起伏のあるストーリーではない故なのか、ふとした瞬間の台詞や絵が急に心に刺さります。

    これは代替の利かない名作!

    0
    2012年04月01日

    Posted by ブクログ

    タイムマシンでこの時代のこの時を覗き見しているような、感覚です。現代で使う「ゆるさ」とはちょっと違う「ゆるさ」がこの時代では流れていた、と感じることのできる希少なマンガです。
    最近見た「歌川国芳」の感覚にも通じます。
    知るのが遅すぎた・・・。

    0
    2012年02月27日

    Posted by ブクログ

    107冊目『百日紅(下)』(杉浦日向子 著、1996年12月、筑摩書房)
    浮世絵師たちの群像絵巻、ここに完結。86年3月〜88年1月に発表された15作を収録。
    夢と現の狭間を揺蕩うような幻想的な短編が並ぶ。同時に人々の生活感も見事に活写されており、本当に江戸の町を覗き見ているような気持ちになる。

    0
    2024年08月09日

百日紅(下) の詳細情報

  • 映画化

    「おーい、応為」

    2025年10月17日公開
    出演:長澤まさみ、髙橋海人、大谷亮平

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