杉浦日向子のレビュー一覧

  • とんでもねえ野郎

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    タイトルどうりとんでもない野郎の話です。
    こんな奴居たら絶対関わりたくない!と言いたいところだけど憎めない、良い奴なんです。
    大恩寺何かはだから友達を辞められないんだと思うんですよね、
    でも何よりとんでもないのは後書の杉浦さんの幼少時代だと思う…

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    2009年10月07日
  • ニッポニア・ニッポン

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    時代物の漫画はいつも何処か嘘っぽいと言うか、SF的な匂いを感じてしまうんですが、
    杉浦さんの漫画に限ってはそう言うことは無い、
    ある程度の人間臭ささが残っていると言うか、
    1話1話にすっと吸い込まれるような気がするぐらい、すんなりと自分の中に落ちてくる気がする

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    2009年10月07日
  • 東のエデン

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    初めの短編は百物語か何か妖怪とか不思議なものがテーマなのかな。
    と思っていたんですが、「閑中忙あり」では明治初期の土臭いけど何処かこれからの期待に満ち溢れてるようなそんな青年達の話でした

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    2009年10月07日
  • 二つ枕

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    荒俣宏のかつての女房という紹介では失礼にあたる。江戸文化風俗の語り部。
    1982年ガロ登場以来、時代考証にもとづく情念豊かな"江戸もの"を数多く著したが、研究に専念するため惜しまれつつ断筆。2005年没。タイトル『二つ枕』はガロに掲載された吉原の男女の話である。
    浮世絵調の画風をとっており、それはもう見ているだけでほれぼれするものだが、われわれの知るいわゆる浮世絵にはない魂っ気ともいうものが宿っている。かつて東洲斎写楽がそれまでの浮世絵にない人情味あふれる画趣で人気をさらったのと同様、杉浦日向子の描く江戸は水戸黄門以上にナチュラルにエロティック、酔狂、微笑ましく、せつない。

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    2009年10月04日
  • ニッポニア・ニッポン

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    割と初期の作品。ほのぼのとした感じだけでなくヒリヒリした作品もあって「へえ」と思った。最後の方の絵はちょっと大友風味。時代…。

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    2009年10月04日
  • とんでもねえ野郎

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    痛快でとても面白い。杉浦作品にがてな人にもあっさり楽しく読めちゃうだろう。手触りとしては『赤兵衛』(黒鉄ヒロシ)とかに近いか。や、ギャグマンガではないんだけど、コメディ。

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    2009年10月04日
  • 二つ枕

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    吉原を舞台にした小作品集。著者の杉浦日向子さん、亡くなってしまったのが本当に残念でならなくて、改めて集めて読んでる最中。はずれなし。
    あとがきは北方謙三、読んで嬉しいあとがきでした。

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    2009年10月04日
  • 合葬

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    怒涛の幕末を駆け巡った若者たちを描いた、杉浦日向子氏の漫画。
    日向子さん特有の、江戸庶民の生活を題材にした数あるエッセイとは違い、時代に命を懸けた彼らの姿の鋭さに心を打たれました。
    人々の暮らしを深く知っているからこそ、こういうふうな作品ができあがったのかもしれませんね。

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    2009年10月04日
  • とんでもねえ野郎

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    杉浦作品史上(自分がこれまで読んできたものに限るが)最高の作品ではなかろうか。いい男だね。全然とんでもなくないと思うよ、あたしは。むしろこんな男がいたら、あたしが女だったら惚れるね。大恩寺がこれまたいいキャラしてる。。(06/4/10)

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    2009年10月04日
  • 二つ枕

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    江戸は吉原の様子を描いた短編集。

    花魁と男たちの言葉の駆け引きが面白いです。
    登場するひとも様々で、吉原に通い慣れた者、花魁に馴染みの者、慣れないお武家さん。
    艶っぽい花魁も居れば、無邪気なかぶろも居る。
    面白い話をして皆を寄せる者もあれば、相手にされずに夜を明かす者もいる。

    江戸の夜を描いた、粋で風情のある漫画です。

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    2009年10月04日
  • とんでもねえ野郎

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    あと五年もすれば明治維新、という幕末の江戸を描いた連作集。

    江戸蒟蒻島「真武館」の道場主・桃園彦次郎を主人公に、そのでたらめな生活ぶりを描く作品。
    美人奥さんの若菜さんが良いです。油断をしていると竹刀ではたかれますが。


    軽いタッチで描かれた、親しみやすい作品です。
    粋な江戸人の生活を楽しみたい方は是非。

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    2009年10月04日
  • 東のエデン

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    文明開化の時代を描いた短編集。

    横浜の下宿を舞台にした、「閑中忙あり」のシリーズが良いです。
    日本画に挫折し洋画に惹かれる画学生・妹尾、のらりくらりと生きる元下級武士の政治書生・井上、人体解剖に耐えられない医学生・野中、元オトノサマの外語書生・本多、そして元らしゃめんの女中・はつなど、個性豊かな面々の日常を描いています。

    こちらもさらりと読みやすい作品。
    転換期の日本の風情が感じられる漫画です。

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    2009年10月04日
  • ニッポニア・ニッポン

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    江戸の日常を描く短編集。

    黒と赤の二色刷で、血しぶきのみを赤く印刷し、戦場を跳梁する物の怪の姿を描いた「殺生」。
    天の川に鮎を取りに行ったり、ふすまに描かれた菊の花を切り取ったり、仙人か陰陽師を思わせる「鏡斎まいる」は特に好き。


    「ゑいもせず」に比べ大分画面がすっきりしているので、漫画として読みやすい作品。
    江戸の情緒を満喫できます。

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    2009年10月04日
  • 合葬

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    上野戦争を舞台に、江戸から明治への転換期を生きた三少年の物語。
    時代の流れを懸命に駆ける無名の少年隊士たちの生き様を、杉浦日向子独特の描線と情景で描く秀作。

    本編を読んだ後、巻末に収録されている「長崎より」を読むと、その悲壮さがいっそう強く胸を打つ。


    三少年の別れゆく命運をうまく描いてはいるものの、若干人物の見分けが付きにくいので、星四つ。
    しかし読み返せば、星五つ。

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    2009年10月04日
  • 合葬

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    会津に向かっているのかどうかわからなくなっていた
    疲れてはいるが歩みは止まらない
    止まらぬどころかはずみをつけて速さが増して来る
    ついには地を蹴って天駆くるかのような心地となり
    額を頬をきる風を感じていた

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    2009年10月04日
  • 百日紅(上)

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    映画『おーい、応為』の原作(本書収録の『木瓜』)とのことで、杉浦日向子さん初読み。
    江戸風俗にお詳しい杉浦さんの描く江戸を舞台にした連作短編漫画で、大人向け。
    この中では『鬼』が一番面白かった。

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    2026年02月19日
  • 百日紅(下)

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    けっこう艶めかしい話が多い。
    映画でも描かれていたが、北斎の末娘猶(なお)が亡くなる話は、悲しい。
    ダメじゃん、北斎!

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    2025年12月31日
  • 百日紅(上)

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    ネタバレ

    杉浦日向子による連作短編漫画。北斎・お栄親子と、北斎宅に出入りしている善次郎(渓斎英泉)を主な登場人物として描く、化政期の江戸風俗ばなし、時々、幻想怪異譚。幻想寄りの話は下巻に多くなるが、読者である私は何故かすんなりとこの幻想の展開を受け入れられて、江戸庶民の感覚ではリアルな生活の延長に鬼やら仙女やらがあるのだな、と妙に納得させられた。

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    2025年12月31日
  • 百日紅(上)

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    きっと江戸時代のあれやこれや、深い内容なのだろうと思うが、私は半分も理解できていないかも。
    昨日は「おーい、応為」の映画を見てきた。

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    2025年12月15日
  • 百日紅(上)

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    周囲の知的な女性たちが、こぞってこの漫画を絶賛していたので読みました。
    これは、大人の漫画で、大人のエロス満載ですね。作者も登場人物も江戸っ子気質で、野暮な説明は一切語ってくれないので、常にアンテナを張って読み解かないと、置いてきぼりをくらいます。実際私には理解できないエピソードもありました。
    また、ガロの世界観、作風を思い出しました。
    難解なストーリーもあり、心から楽しめた訳ではなかったけど、それでも次第に江戸の図太く生きる応為を始めとした女性たちに好感や愛着がわき、天才で偏屈な北斎の人物像にも説得力があり、この先も心に残る作品となりそう。

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    2025年10月06日