清水由貴子のレビュー一覧

  • 七つの墓碑

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    まず、登場人物の名前が、通称や愛称、ファーストネーム等複数あるので、常に、「この人誰だっけ?」的になって最初は物語に入り込めなかった。家族や兄弟、組織への想いがイタリアならではと思った。最後は驚いた。

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    2020年03月20日
  • 死の天使ギルティネ(下)

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    最後の最後にどんでん返し
    事件の解明は十分になされず、多くの謎がのこったまま
    納得できない展開
    コロンバとダンテは、幸せをつかめるのだろうか?

    とりあえず、完結編を読むしかない。

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    2020年02月22日
  • 死の天使ギルティネ(上)

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    列車での大量殺人という衝撃の出だし
    またも死の恐怖を味わうコロンバ
    前回の事件をひきずり、鬱屈のあるコロンバとダンテが再度コンビを組んで事件を捜査する。
    二転三転する展開
    孤立するコロンバとダンテ

    読んでいて、なんだかのめりこめない。

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    2020年02月22日
  • パードレはそこにいる 下

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    面白かったが、続編 完結編と続くと知り読もうかどうか思案中。同じ事件の続きならもうエエかなー。二人とサンティーニが組んで別の事件の解明みたいなやつが読みたいかな。

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    2020年01月23日
  • パードレはそこにいる 上

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    あまり馴染みのなかったイタリア産のミステリー作品で、翻訳小説独特の読み辛さが殆ど無かった。翻訳者の方の手腕なのか、それともイタリア語と日本語の親和性は意外に高いのか。著者は映像作品の脚本家とのことで、情景をイメージし易い的確な描写に加え、翻訳小説にありがちな冗長さもなく、スピーディーな展開が繰り広げられる。それ故に展開も情報量も詰め込まれており、折り返し地点の上巻で既に満腹感が…。捜査がスムーズに進展し過ぎるのは多少引っかかるし、仄かに漂うロマンスの香りは苦手な類だが、終盤のテンション最高潮のまま下巻へ。

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    2019年12月17日
  • パードレはそこにいる 下

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    上巻の序盤と終盤で印象がガラッと変わり、少年の誘拐はこの事件の一端に過ぎない事実が突き付けられる。下巻で物語は更なる様相を呈し、事態は国家レベルにまで発展。流石に風呂敷広げ過ぎでは?と困惑しつつも、息つく暇もないスピード感に加え、捻りのあるプロットで最後まで退屈せずに楽しめた。その反面、内容の密度が頁数に見合っておらず、窮屈な印象は否めない。事件解決の余韻も冷めやらぬまま急ぎ足で終幕するが、残りの謎は続編で回収されるのだろうか。しかし、主人公の美女設定を随所で強調されると幾分か興醒めしてしまう次第です…。

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    2019年12月17日
  • 死の天使ギルティネ(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    しかも、ギルティネを珍しい病気にする必要があったんだろうか。
    囚われていた時点からならともかく、
    自由になった後に病気になっているし。

    最も気に入らなかったのは、
    ギルティネが復讐をとげられなかったことかな。

    どうも、次の作品が最終章になるらしいので、
    それを楽しみにするしかないか。

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    2017年12月03日
  • 不埒な貴族と籠の小鳥

    Ikm

    購入済み

    ©︎2013年

    不幸な結婚をした未亡人とスパイのヒーロー。
    ヒロインの前向きな性格に脱帽です。
    ヒーローがさして格好良くなく、終わってしまって残念。

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    2017年09月06日
  • 伯爵がいざなう破滅のキス

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    ネタバレ

    あらすじを読んだ時には放蕩者がヒロインの体面も考えず気まぐれにキスして傷付けるヒーローかな、なんて思ってたら全然そんなことはなく理由あっての事件だった。この出来事になった秘密を最後まで隠し通すのが新鮮でまた良いな。
    その後もひたすらに結婚を拒否するヒロインに尽くす姿がよかった。喜ばせようとマフィンのレシピを入手したりと可愛いヒーロー。
    突然知らない男にキスをされ結婚しようなんて言われるヒロインの気持ちも分からないでもないけど前半はヒーローの話を全く聞かない頑固者で困った。けど後半辺りから二人のやり取りが楽しくなって最後のデレデレっぷりにニヤリ。

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    2017年07月04日
  • 死の天使ギルティネ(下)

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    サンドローネ・ダツィエーリ『死の天使ギルティネ 下』ハヤカワ・ミステリ文庫。

    下巻。少しずつ明らかになる不気味な謎の女性『ギルティネ』の正体と彼女が囚われていた『スカートラ』の真相…

    しかし、多くの謎を残したまま物語は唐突に終わる。どうやらシリーズ最終作へと続くようだ。『パードレ』はどうなるんだ?コロンバは?と消化不良の不満の残るミステリー。勿論、最終作は読むつもりだが、一体この作品の意図はどこにあったのか。恐らく、『ギルティネ』と『パードレ』とがどこかで繋がるのだと思うが。

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    2017年06月29日
  • パードレはそこにいる 下

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    コロンバ&ダンテ この二人は人間愛で結ばれていて姉弟みたいな感じ ロマには発展しそうにないが、その方が良いな 
    コロンバが同性から見てもカッコイイ ダンテは自分の苦手要素がっつり(ガリでニコチン臭がプンプン)だったので惹かれなかったが、閉所恐怖症のダンテが火の中をコロンバを救出するシーンは男前だったな
    ダンテはこのまま行ったら肺がんまっしぐらかも でも、コーヒーには癌予防の効果もあるようで…じゃあ、とんとんってとこなのかなw 

    サンティーニが上巻では下衆野郎だったのに下巻ではコロンバのバディ並みの活躍 この辺りは面白かった 

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    2017年05月25日
  • 侯爵の罠に落ちたら

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    3.8
    メアリーとライダー
    メアリーは高飛車で気が強いけどそれを補って余りある実務能力。
    結婚後とかに見せる誠実さがあるのに、なんでランドルフと結婚したらランドルフをダメにしてしまうということに罪悪感を抱かないのか、序盤は不思議でたまらなかった。
    あとまあ全体的に冗長だよね。楽しく読めるからいいけど。
    黒幕はご想像の通りです。ボザビーの人生を棒に振った感。がんばれ。

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    2016年07月31日
  • 甘やかな陥落

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    ☆3.5
    未邦訳って古いのかと思いきや、ヴィレッジで少し出たっきりのシンスター家のお話で2013年の作品。このシリーズはシンスター家の令嬢達に伝わるちょっとスピリチュアルなアイテムにまつわるお話っぽい。続きもありそうだし、これより前もありそう。
    序盤はいっきにロマンスが盛り上がって楽しかったけど、中盤からサスペンスになってしまいロマ度は控えめでちょっと物足りなかった。ハーレクイン・ヒストリカル時代のステファニー・ローレンスは好みなんだけど、割と最近のは再読しなくていいやと言う感じ。下手したら途中で中断したままのもあるし…
    今作は訳もカタめ。元の英文もカタいのかしら??

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    2015年12月28日
  • ローマで消えた女たち

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    話が複雑で大変でした。章立てが細切れだったので細切れに読んでしまったので尚更。でもついていければ面白いですよ。

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    2015年02月28日
  • コンプリケーション

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     とても難解でシュールな感じである。しかりオリジナリティは凄いので、新人作家のそういう切れ切れな感性のようなものを味わいたい向きにはフィットする作品であるのかもしれない。

     舞台はプラハ。アメリカの作家がなぜこのようにマイナーな都市を舞台にこのように奇妙なストーリーを作ろうと考えたのかはよくわからないが、コンプリケーションと呼ばれる作品タイトルにもなっている錬金術師が作った皇帝の時計と同様に、意外な道具立ての一つなのかもしれない。

     主人公は父の遺品の中に、幼い頃死んだ弟のポールが実は洪水で溺れ死んだのではないとの手紙と四時間後に飛び立つ父名義のプラハ行の航空券を見つけ、手紙の差出人である

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    2014年10月27日
  • 六人目の少女

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    FBI捜査官とレクター博士との緊張感溢れるやりとりが「羊たちの沈黙」の魅力だとすれば、本書は連続殺人犯の異常さと事件に対峙する犯罪捜査班内のインサイダー同志の葛藤が重層的に拡がりサスペンス感を絶やさない。二転三転する展開に戸惑いさえ覚えるが、進化したサイコスリラーを堪能できる。

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    2014年06月14日
  • 六人目の少女

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    ネタバレ

    途中までは羊たちの沈黙ばりにおもしろかったけど
    刑事達の実生活や過去にいろいろありすぎ,それが実際の事件と絡み合って複雑に。

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    2014年05月26日
  • 六人目の少女

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    6人の少女の連続失踪事件。つまり細かく見れば6件の事件が起きているということで、その顛末がひとつずつ明らかになってゆく。
    少しずつ事件が解明される過程には引き込まれるが、終盤に一気に謎が明らかになるタイプの物語ではないので爽快感はそれほどでもない。

    作者は事件の舞台を「どこでもないところ」として書いたらしいが、
    作中の食事の描写や警察がすぐ容疑者を射殺しようとするところなどは
    イタリア的だな~と思いながら読んだ。

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    2013年07月12日
  • 六人目の少女

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    とある森の中で、六本の切断された左腕が発見される。
    行方不明人捜索のエキスパートであるミーラ・ヴァスケス捜査官は、犯罪学者ゴラン・ガヴィラがまとめる特別捜査班に加わり捜査にあたることになる。
    腕の主は五人まで判明している。未だ明らかになっていない六人目の腕の主の捜索のために、ミーラが呼ばれたのだ。
    高い知能で捜査班を翻弄する連続殺人犯“アルベルト”、忌まわしい過去と無共感性に悩むミーラ、深淵の縁に踏み止まりつつも妻を失った傷に苦しむゴラン。複雑怪奇な事件の展開に、個性的な登場人物の動きが絡んで物語は二転三転する。

    海外ドラマ『クリミナル・マインド』のファンとしては非常に好きなジャンルであり、

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    2013年03月08日
  • 危険な恋の行方

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    「テキサスの恋」シリーズ。マッケン・キルレイブンとウィノナ・シンクレア(ウィニー)。
    「凍ついたハート」で気になってた二人がやっと結ばれてたwヒーローの秘密(過去)もやっと落ち着き、ラストの一人で過去と向き合うヒーローには泣きそうになった。
    本書は前作「恋するアリス」を読むべき。
    あとがきで、なんと気になってたジョン・ブラックホークがヒーローになるそうでwこれは是非読みたい。題名なんだろ?

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    2014年04月14日