【感想・ネタバレ】パードレはそこにいる 下のレビュー

あらすじ

ローマで起きた児童失踪事件。その裏には、幼い自分を誘拐し、11年間にわたり監禁した犯人“パードレ”がいる――そう考えるダンテを、しだいに信じるようになったコロンバ。しかし味方のはずの警察は、型破りなふたりに疑いの眼差しを向ける。孤立無援のふたりは、独自に過去の事件を洗いなおす。わずかな証拠をたどった先で待っていたものとは? 緻密なプロットと息詰まる展開。イタリアのベストセラー・サスペンス!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

どちらも問題を抱えた男女バディによるサスペンスもの。
ネタバレあんまりしたくない葛藤…!
今まで反目しあっていた仲なのにタッグを組む胸熱展開とか、犯人が分かった時の絶望感とか。
あとラスト一行ではわーってなりましたわ…。はわわわ(語彙力消失。
全部揃えてから読んでるので、次の死の天使ギルティネも楽しみ!

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2024年10月16日

Posted by ブクログ

もうやめてあげて!

コロンバとダンテのコンビは思わずそう叫んでしまいそうなほど苦難の連続です
それでなくとも2人は大きなトラウマを抱えていてとんでもない弱点を抱えているのに
なんとか頑張って危機を脱しても10ページも持たずに苦難の雨あられ
二人合わせて少なくとも7回は死にかけます(集計適当)
しかも最後にとんでもないのが降ってきてまだ苦しめるの?もうやめてあげて!と叫んじゃいますほんと
それでも二人はお互いの弱さを認め助け合い、弱さを補ってあまりある長所を信頼しあって逃げずに闘い続け最後には互いがなくてはならない存在となっていきます
この過程がいいんだまた

思いもよらない人物の助けも借りつつ衝撃すぎる真実へ
うわーそうなるの?

そしてそして最後の最後にさらなる衝撃を読者に与えて次作へ!
こりゃあ次も読まねばなるまい!

イタリアミステリー…やるやないか!

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2022年07月09日

Posted by ブクログ

上巻の終わりから下巻にかけてはさらに没入。
時間が過ぎるのがすごく早く感じました。

続編の「死の天使ギルティネ」
早く読みたいです。

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2020年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと読めた。いや〜噂通り面白かった!一気読み。カリン・スローターのウィル・トレントが最近のお気に入りだけど、ダンテも凄い。続編をすぐに読みたくなるラスト。

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2018年01月26日

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ネタバレ

(上巻より)

途中から、そんな不満も気にならないぐらい、
怒涛の展開になって、
ああ、国家的陰謀なのかと思ってからの、
最後のどんでん返しは、本当に素晴らしかった。

途中で描かれていた、
囚われて社会的接触を断たれていた期間を補う、
その時代の西洋のポップカルチャーを集めた
”時間の箱”の存在も同じぐらい素晴らしい表現だった。

そして、最後の謎の電話は。

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2017年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

色々凝った設定はあるものの、上巻を読んだ限りでは、サイコサスペンス調の展開であり、幼児連続誘拐監禁事件の犯人を追う、心に傷を負った警官と元被害者、という構図で話が展開すると思っていたら、下巻冒頭の軍隊シーンで一気に煙に巻かれてしまった。

そこからの展開はことごとく意表をついてきて、そもそも誘拐の動機が全く違っていて、まるで”Xファイル”調の動機であること、事件を追っていた二人が、今度は濡れ衣を着せられて警察から追われる立場になり、さらにはその捜査の過程でダンテ自身の出生自体が謎に覆われていると言う急転直下の展開・・・、う~ん、実に鮮やかで見事。
次々と関係者が登場して、わかりにくいイタリア姪という事もあって、ストーリーの整理?に苦労するが、ラストまで一気に楽しめた。
しかも最後の最後で次作に繋がりそうな謎が。
さて、続編にいつ出会えるか?
それまで他の作品も出版してくれたらいいのに。

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2017年07月31日

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いやー、壮大な事件でした。もうこの人の他に犯人はいないだろう、と思ってたらその人でした。予想当たっても全く気にならないほどの怒涛の展開で、ぐいぐい引き込まれました。しかし、このラストは反則でしょう。そりゃないよー。

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2017年07月29日

Posted by ブクログ

イタリアの作品ですが、イタリア感はあまり感じません。むしろ、アメリカっぽい感じがします。

物語終盤、衝撃的な事実が判明していきます。「まさか彼が!」と言う人がパードレなんですねぇ。ミステリーの王道からいうと、ちょっと邪道な設定ではありますけどね。

最後の最後、次に続きそうな展開で終わります。案の定、ダツィエーリのこのシリーズの次の作品が出版されています。

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2017年06月26日

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パードレ捕まえた…!!
下巻からはずっと落ち着かなくて先が読みたくて読みたくて。CCはかっこよすぎるし、ダンテは可愛すぎる。

そしてこの終わり…!続きが読めるのはいつになるのだろう…。でもまたこの二人に会えるのかと思うと楽しみだぁ。

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2017年06月03日

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マジかマジかマジか!!パードレは君だったのか!!というかイタリア人なんだから、CCもダンテもちゅうのひとつくらいかましとけよ!!(錯乱

しかもこれ続く感じ?二人の捜査はまだまだ続く感じなのね??

あー久しぶりにドキドキハラハラワクワクした!
二人がちゅうするまでは死ねないから早く続刊出てくれますように(・∀・)

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2017年05月24日

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下巻も予測不能の怒涛の展開が続く。

ローマで起きた児童失踪事件に端を発し、コロンバとダンテは触れてはいけない事件の核心へと近付いていく。次第に事件の周辺で色濃くなる幼い頃のダンテを監禁した犯人パードレ(父親)の姿…

イタリアのベストセラー・サスペンスというだけのことはある、ここ数年では5本の指に入る面白さ。良く練られたストーリーとダイナミックな展開。本当に面白い。

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2016年10月05日

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裏社会との関係性、夜の逃亡劇のくだり、場面場面の登場人物の反応など、所々でハリウッド的なステレオタイプを感じさせるものの、基本のアイデアはユニークで素晴らしく、最後まで飽きることなく読めた。
ただ、このネタならもっと面白く書けても…という思いもあり、星5つとはしなかった。偉そうなことを言わせてもらえば、アイデアに筆力がついていってない状態ではないかと。マンガでいうなら、原作者の素晴らしいストーリーを平凡な作画・演出(下手ではない。プロとしての実力は十分)で読まされてる感じ。

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2022年10月27日

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二転三転する展開が王道サスペンスだった。そして、最後の最後にまた1つ謎を残すのも憎らしい。続編がある事を知らなかったら、すごくモヤモヤしたと思う。面白かった。

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2021年02月02日

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変転する”パードレ”とせめぎあい。
身を潜めていた"パードレ”が姿を現す。
最後の最後まで、変わっていくストーリーに翻弄される。

読み直すとさらに面白くなるような気がする。

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2020年02月09日

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下巻に入ってからはミステリーというより、エンタメ小説という感じ。主人公二人がキャラ立ちしているため読みやすかった。病んでるけどパワフルな二人に愛着が湧いてきた。
漫画や映画でもいけるな、と思っていたら作者の経歴を読んで納得。シリーズ続編も読みたい。

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2019年05月29日

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ジェフリー・ディーヴァーにも似た印象
どうしても深い傷をおった二人がコンビとして活躍していく話に弱いのかも…
捜査は少しサブキャラクターに頼りすぎたり、行動が雑な印象もある。
でも、読ませて引き込まれる魅力がある。

20191023再読:
爆弾が爆発した瞬間の被害の状況を克明に描写する件(一瞬を分解していく様)と
事件が転がり、次々と事実や反響が広がっていく様を淡々と報告書のようにスラスラ連ねていくあたり(長期間を圧縮)など、この作者の読ませる工夫を改めて感じた。

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2019年10月23日

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うん、面白かった。
犯人の意外性、物語もかなり大きな背景があったり、最後まで気を抜けない感じも楽しめました。

それにしても、気になる終わり方!

2017.7.8

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2017年07月09日

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イタリア産のミステリーは初めてで人名や地名が新鮮だった。ダンテの設定はとても悲惨で可哀想すぎた。二人の仲が深まっていくのが唯一微笑ましい。

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

6歳のときに誘拐されて11年間サイロに囚われていた経歴を持つ失踪人捜索の凄腕のコンサルタント、ダンテ。

死者9名、負傷者17名の爆破事件に巻き込まれて、その責任を感じている休職中の女性機動隊副隊長、コロンバ。

この2人が組んで子供の失踪事件を独自に追う。やがてそれは、25年前のダンテの事件に繋がってゆくことに。

おもしろかったです。
ミステリというよりサスペンス。
難を言えば海外物のよくある展開を踏襲していること。ラストの危機一髪は、もうお約束なのかな。
ジェフェリー・ディーヴァーさんによく似ているなぁ、と思った。

三部作の一作目だそうだけど、続きはもういいかな。
けっしてつまらなくはないんだけどね。




細かいところで気になったのが2点。

――アパートメントのドアの内側の取っ手には、コイントス用のコインが決めた順に重ねられていた。男はドアをわずかに開けて手を差し入れ、コインの山が崩れる前につかんだ。そして、自分が重ねたとおりの順番であることを確かめてからドアを開けた。容易かつ合理的な方法だった。(上巻から抜粋)

え? これ、できる気がしないんですが??
いろいろなドアやドアノブを想像して何回も読み返してしまった。
誰かが部屋に入っていないかどうかを確かめる方法として書かれているのですが、どういうこと?
これをやろうとしたら、かっちりドアを閉めないで、少しだけ開けておいて、取っ手には触らずに指で押して開けるしかないでしょうが、そんなことしたら不安定過ぎない?
近くの道で大型車が通っても振動で落ちそうだし、風が吹いてもドアが開きそうだし、小さな地震でも落ちるだろうし。
イタリアには地震はないのかな。
ドアが開くと感知する簡易な防犯グッズでも使うか、ペットカメラでも室内に設置する方が簡単だと思うが。

もうひとつ。
下巻で、負傷して入院したコロンバの様子を見に、ダンテが木に登って病室を見る場面があるが、いくらなんでもこれはあり得ないだろう。
時刻は深夜12時過ぎ。その時間の病室の窓にカーテンが引かれていないわけがない。
それともイタリアにはカーテンがないのか?
しかもそのタイミングでコロンバを襲う襲撃者が来るなんて都合が良すぎる。

まあ、細かいところは気にしないで流して読めばいいんだろうけど。

まぁた髪の毛が挟まってやがった!!ヽ(`Д´)ノプンプン
1本だけだけど。
誰だ~!!!(# ゚Д゚)

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2023年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと気になってたパードレ、やっと読めたー。
イタリアものの謎解き。
日本でいうと、屈強な美人刑事と頭脳明晰だけどヒョロっと弱い感じの男性とのコンビ…って感じ?(^_^;)二人にはそれぞれ壮絶な過去が。
イタリアものって多分初めてなので、名前に苦労した〜。
名前が覚えられないけどまず性別が最初分からない。
コロンバって、女性の名前なんだ。それにコロンバさん、気が強くて

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2020年12月11日

Posted by ブクログ

面白かったが、続編 完結編と続くと知り読もうかどうか思案中。同じ事件の続きならもうエエかなー。二人とサンティーニが組んで別の事件の解明みたいなやつが読みたいかな。

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2020年01月23日

Posted by ブクログ

上巻の序盤と終盤で印象がガラッと変わり、少年の誘拐はこの事件の一端に過ぎない事実が突き付けられる。下巻で物語は更なる様相を呈し、事態は国家レベルにまで発展。流石に風呂敷広げ過ぎでは?と困惑しつつも、息つく暇もないスピード感に加え、捻りのあるプロットで最後まで退屈せずに楽しめた。その反面、内容の密度が頁数に見合っておらず、窮屈な印象は否めない。事件解決の余韻も冷めやらぬまま急ぎ足で終幕するが、残りの謎は続編で回収されるのだろうか。しかし、主人公の美女設定を随所で強調されると幾分か興醒めしてしまう次第です…。

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2019年12月17日

Posted by ブクログ

コロンバ&ダンテ この二人は人間愛で結ばれていて姉弟みたいな感じ ロマには発展しそうにないが、その方が良いな 
コロンバが同性から見てもカッコイイ ダンテは自分の苦手要素がっつり(ガリでニコチン臭がプンプン)だったので惹かれなかったが、閉所恐怖症のダンテが火の中をコロンバを救出するシーンは男前だったな
ダンテはこのまま行ったら肺がんまっしぐらかも でも、コーヒーには癌予防の効果もあるようで…じゃあ、とんとんってとこなのかなw 

サンティーニが上巻では下衆野郎だったのに下巻ではコロンバのバディ並みの活躍 この辺りは面白かった 

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2017年05月25日

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