清水由貴子のレビュー一覧
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不思議なことに、国籍のない作品である。イタリア発の作品ではあるけれども、物語の舞台はどことも取れない。作者はいつの時代でもどこの国でも通用する時代や場所にとらわれない物語を書きたかったらしいのだ。いわば人類共通の物語というものを。
そうした思いを抱く作者にとっては幸いなことに、この作品は世界23ヶ国で翻訳出版され、バンカレッラ賞、フランス国鉄ミステリ大賞、マッサローザ文学賞、カマイオーレ推理小説賞、ベルギー推理小説賞、地中海推理小説およびノワール小説フェスティバル大賞などいくつもの多国籍に渡る賞を受賞している。イタリア版『羊たちの沈黙』とさえ語られ、ヨーロッパ各国でビッグヒットを飛ばし、 -
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原題は”ささやく者”、意味するところは”暗示者”
イタリア版『羊たちの沈黙』と称されるだけの事はある。
物語は森の中で六人の少女の腕が発見されるところから始まる。犯罪学者ゴランと行方不明者捜索のスペシャリスト、ミーラが主役となって物語は展開していく。
次々に発見される少女の遺体、まるで「セブン」の様に猟奇的な展開、やがて発見場所に意味が有ることが判明、背景に全く別の殺人事件が有ることが捜査の過程で浮かび上がってくる。
3人目くらいまでは絶好調、この勢いが最後まで続けば凄い作品なんだがと思ったが、やっぱり少し多すぎた、4人くらいのほうが緊張感が持続したんじゃないかな。
捜査チーム内の葛藤が描かれ -
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働き過ぎる人にとって休息がいかに大切かを教えてくれる
何と睡眠や休息中に脳は活発に働き
頭の整理をしてくれるそして脳は大きくなる
睡眠は10時間くらい必要みたい
昼寝も30分程度
そういえば会社でも昼寝時間を確保してくれるところもニュースであったな
その方が仕事の効率が上がるらしい
適度な運動とぼんやりタイム遊びも必要みたい
自然の中に身を置く事も
森林浴は確かに心身ともにスッキリする
長野県の赤沢美林の木の香りを思い出した
若い頃は5時間程度しか寝てなかった
何とかやれるものだと思っていたけど
やっぱり心と身体に悪い事だった
仕事を離れた今
しっかり寝て運動して土に触れて
生きていこう
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ニュージーランド最南端の小さな街で本屋を営む著者ルース。
1946年生まれの彼女の人生は、波瀾万丈。
逮捕歴2度、結婚歴4度、レイプ、薬・・・
事実は小説より奇なり、というが、まさにルースのこと。
彼女の破天荒な人生の奥にあるのは、
10代のときに受けたレイプ、その結果の出産、里子した子どもとの別れ・・・
以後、人との関係を続けるのが怖くなってしまう。
一つの土地にとどまらず放浪、関係が深まると、そこから逃げる。
その彼女が、中年を過ぎて、かつての婚約者と再会、
やがて本屋を開く・・・
正直言って、あまりにも彼女の人生が想像を超え、
保守的な暮らしをしているわたしにはついて行けず、
後半は斜め -
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ホフマンの妻であるソフィアも、過去に性的な虐待を受けた過去があるのか…でも今後それが語られることは無さそうではあるが。
今作は、小児愛集団の最後の1人の正体がかなり意外な人物だった。
スウェーデン人がスウェーデン語で話し、デンマーク人がデンマーク語で話し、それで会話が成り立つのか?と疑問だったが、スウェーデン語とデンマーク語(とノルウェー語)は文脈次第で通じることがあるという程度には似ているそうで、これまた新たな発見だった。
もう「3」シリーズは本書「3年間」で終わりかと思いきや、続作も本国では刊行済みのようで、どんなタイトルになるか楽しみ…ではなくて、ますます老いが進んだグレーンス警部の体調 -
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グレーンス警部と潜入捜査員ピート・ホフマンのシリーズ。
病院の遺体安置所に身元不明の遺体がひょっこり現れたのを機に、警察犬に臭いを辿らせて着いた港でコンテナを調べると、中には遺体が68体詰められていた…という幕開け。
前作でグレーンス警部はピート・ホフマンを窮地からスウェーデンに連れて帰ってきたのだが、今回は西アフリカの不法入国ビジネス組織への潜入捜査を強要する…そのおかげで、グレーンス警部はピート・ホフマンの妻ソフィアにブチ切れられてビンタされるのだが。
上巻が終わるのが事前想定よりもかなり早く、「まだまだ起承転結の『承』の序盤じゃないか」という印象で下巻へ続く。 -
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スウェーデンの作家アンデシュ・ルースルンドの長篇ミステリ作品『三時間の導線〈上〉〈下〉(原題:Tre timmar)』を読みました。
アンデシュ・ルースルンドの作品は、先日読んだベリエ・ヘルストレムとの共著『ボックス21』以来ですね。
-----story-------------
難民の大量死事件に迫る北欧ミステリ
遺体安置所に現れた「あるはずのない」死体。
グレーンス警部がその謎を追うが……傑作『三分間の空隙』から続くシリーズ新作登場
〈上〉
ストックホルムの遺体安置所で発見された「あるはずのない」男の死体。
死体の調査を進めるグレーンス警部だったが、さらに身元不明の女性の亡骸が見つか -
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スウェーデンの作家アンデシュ・ルースルンドの長篇ミステリ作品『三時間の導線〈上〉〈下〉(原題:Tre timmar)』を読みました。
アンデシュ・ルースルンドの作品は、先日読んだベリエ・ヘルストレムとの共著『ボックス21』以来ですね。
-----story-------------
難民の大量死事件に迫る北欧ミステリ
遺体安置所に現れた「あるはずのない」死体。
グレーンス警部がその謎を追うが……傑作『三分間の空隙』から続くシリーズ新作登場
〈上〉
ストックホルムの遺体安置所で発見された「あるはずのない」男の死体。
死体の調査を進めるグレーンス警部だったが、さらに身元不明の女性の亡骸が見つか -
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ネタバレ2024年に読みたい本リストの本だったが、ギリギリセーフ。来年はもっと余裕を持って読みたい。
今回はぺドフィリア(小児性愛者)の犯罪組織が舞台。こういう人たちへの嫌悪感をものすごく感じたし共感もした。前作でもう潜入は最後と言いながらも続編が出たからにはやるんだろうなー、3年も?としたら酷すぎると思っていましたがそんな長さでなくてよかった。潜入の場面がやはり読み応えがありました。不本意ながらもその状況に生きている実感を得ているホフマンもいましたね。
最後の最後に判明した黒幕の正体は衝撃的でした。グレーンズが墓地で出会った女性は幻覚ってこと?それもすごい。次回作も楽しみだが邦題はどうなるのか? -
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良質なミステリーを輩出するスウェーデンミステリー界に新たなる傑作シリーズが、誕生しました。
それが、国家警察殺人捜査課ヴァネッサ・フランク警部を主人公とする今作です。
まず、登場人物が良いです。主人公のヴァネッサを始めとして、クライマックスで大活躍するニコラス、ニコラスの隣人の少女セリーネ、記者のジャスミナと皆、芯を持った人物として描かれています。ヴァネッサとニコラス、ニコラスとセリーネのそれぞれの関係性が非常に良く、上手く丁寧に描かれています。そして、ボリエとエーヴァの悲しい物語も有ります。
最初は、各登場人物の短いシーンが続き、話がどのように繋がって行くのか見えないかもしれませんが、全貌が