藤井清美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マーケティング4.0
・イノベーションは縦から横のつながりに移っている。
→P&Gは研究開発モデルを「コネクトアンドディベロップメント」に切り替えた
外からアイデアを募り車内の能力を使ってそれを製品化するスキーム
・ファブリーズのブランドエクイティを自社独自の競争優位性として守るのではなく、この商標使用権を新しいカテゴリーの製品に許諾→ファブリーズブランドを謳った香り付き扇風機や掃除機用の消臭パックなどへの展開
→マーケティングコミュニケーションよりもFファクターが信頼される(Friend families Facebook fans twitterfollowers)
・市場はより包摂的になっている。デジタルの世界では欠点を隠したり顧客の苦情を隔離することは事実上不可能
・ブランド推奨の最も有名な測定基準は「ネットプロモータースコア(正味推奨者比率)」プロモーター、パッシブ(中立)、デトラクター(批判者)
・ラバーとハイターが同規模存在しなければブランドに関するカンバセーションは面白みがなく人々を魅了しない
→マック ラバー33% ヘイター29%
→スタバ 30% 23%
→ラバーはデジタル世界の最高のセールス部隊
・ブランドで不変なものは個性と規範
→個性は存在理由
・4Pは4Cに改められるべき
Product →co-creation共創
Price→currency 通貨 顧客ごとに最適な価格設定が可能
Place→communal activation共同活性化
Promotion→conversation カンバセーション
・マーケティング4.0の究極の目標は認定から推奨に進ませること
・購買行動率=市場シェア÷ブランド認知率
・顧客間のカンバセーションは「債務」自発的な広告は「自己資本」最も素晴らしいブランドでさえ債務だけに頼ってはならない
・デジタル時代には人間らしさのあるブランドが最も魅力的になる
・ブランドは威圧的な感じを与えてはいけない。信用できる正直な存在になり、欠点を認め、完璧なブランドのふりをするのはやめよう。(マーケティング3.0)
→4.0デジタル世界で人間であるとはどういうことかと自問する
・人間中心のブランド6つの特性
1.身体的魅力
デザインロゴやタグラインなどのブランドロイヤリティ
2.知性
シェアリングエコノミー ウーバー エアビーアンドビー 顧客から賢いブランドと思われている
3.社交性
カンバセーションを忘れない
4.感情性
ユニリーバ ダブ
5.パーソナビリティ
自らの存在意義 パタゴニアの環境意識
6.道徳性
・YouTube トゥルービュー 5秒が勝負
→スキップしない特性(google調べ)はストーリーと人間の顔となんらかのアニメーションを含んでいること。ブランドロゴは想起は高まるが視聴時間は短くなる -
Posted by ブクログ
・マーケティング3.0とは、企業が消費者中心の考え方から人間中心の考え方に移行し、収益性と企業の社会的責任がうまく両立する段階である
・ブログを読む
日本人:インターネット利用者の74%
米国人: 〃 27%
・今日のマーケターはもはや自社のブランドを完全にコントロールすることはできず、消費者の集合知の力と競争しなければならない(=消費者と協働しなければならない)
・ヒトデ=未来の企業の適切なメタファー(比喩)
・AMA2008年マーケティング定義
「消費者、顧客、パートナー、および社会全体にとって価値のある提供物を創造、伝達、交換するための活動、一連の制度、およびプロセスをいう」
・消費者も他の消費者にマーケティングを行っている
・ウソやでっちあげはソーシャルメディアの中にも存在しているが、それらは消費者コミュニティの集合知によってすぐに暴かれる(ソーシャルCRM)
・ブランドは消費者のもの、ブランドのミッションはすでに消費者のミッションになっている。
・ウェグマンズの社員は食品についての知識を伝える食品大使になるよう教育される
・株主は基本に戻って企業の価値は主として長期的な未来のキャッシュフローから生まれ、未来のビジョンが企業の業績を決定するのだということを理解しなければならない。
・市場はトップエンドとボトムエンドの両極にますます移行している(1999〜2004:中間市場製品売上は市場平均を年率6%下回る)
・優れたミッション、ビジョン、価値を持つ企業はそうでない企業よりも歓迎される(非政府組織からも)
・ティンバーランドのラベルは地球の健康に対する「栄養表示ラベル」を添えている
・事業はすべてサービス業である -
Posted by ブクログ
ネタバレ消費者とともに商品をつくりあげていくのがこれからのマーケティングというもの。
生産者主義、消費者主義の次には人間主義がくるという話。人間主義とは収益性と社会的責任を両立すること。
その組織で働くことでしか得られない経験を生み出す。
社員の6種類
楽して稼ぎたがる
柔軟な脇役、仕事は優先事項でなく流れに身を任せる
仕事を挑戦の機会とみなしリスクと報酬を求める
チームとして成功したい
確実な前進を目指す。前途有望なキャリアパスを求める
目に見える足跡を残したがる。会社に永続的な影響を与える機会を求める。
4種類とすると
勝成長と達成を求める馬に乗る社員
高リスク高報酬型社員
柔軟性を求めるライフスタイル型社員
世界を救おうとする社員 -
Posted by ブクログ
イノベーションを効果的に行うために、発見した10タイプを紹介する本書がグループの課題作品となった。
10タイプは、利益モデル、ネットワーク、組織構造、プロセス、製品性能、製品システム、サービス、チャネル、ブランド、顧客エンゲージメント。
イノベーションは、持続可能な新しいオファリングを生み出すこと定義した上で、前半4つの基本的な構造と、製品性能、製品システムというオファリング、後半4つは経験に基づくものに分解できる。発明だけがイノベーションではない。
10タイプで整理すれば、イノベーションが説明できるという。フォードしかり、アップルしかりと。この中から、マエストロのように戦術を組み合わせて、新しいまとまりのある全体を作ることでイノベーションが成り立つ。具体的には、アンカーをえらび拡張する、追加し入れ替える、ランダムに選ぶなどの方法がある。そうだなと事例を見たら思うのだけど、自社の状況からイノベーションを起こせるか。想像するだけで難しい。まずはマインドをシフトしなければ。。。 -
Posted by ブクログ
アメリカ発の金融危機を引き起こした人々に対する告発状。「本書は問う。金融危機を招いた人間たちはなぜ責任をとろうとしないのか、同じことが二度と起こらないと言えるのか、と」
アメリカ金融部門で莫大な利益をあげた人々が手にしたものは、初期の大きな利益。それは、しばしば将来に渡って大きな不利益を生み出したり危険を生み出したりするが、当初の利益を享受するものたちは、不利益が表面化する時には、既に危機の現場からは遠ざかり、そして利益を得た者たちの既得権益は、遡って追求されることはない。しかも、多くの場合犯罪として裁かれることは全くないか、または、彼らが得て保有し続ける利益に比べたら、ものすごくわずかな、さほど気にならない程度のものである。
アメリカにおいては、特に金融業界において際立って犯罪がなされ、(実効性は無いものの)告発されている。
しかし、この犯罪の構図は日本では全く野放しになっている。
原子力発電から膨大な利益をあげ、そして
原発事故を引き起こした原子力村の誰か1人でも告発されたり財産を失ったりしたか?
年金制度を作り、国民の金を流用し、ばら撒き、天下りし、そして国かの財政を危機に追いやった責任者の誰か一人でも.... -
Posted by ブクログ
モノを売り込むだけの「製品中心」が「1.0」。顧客満足をめざす「消費者志向」が「2.0」。マーケティングや今や「3.0」の時代に突入したと説くマーケティングの神様はおっしゃっておりますが…。
マーケティングといえばまず最初に思い浮かぶ人と言えば、このフィリップ・コトラー氏ではないでしょうか?僕も大学時代から彼の著作を何点か読んできたことがありますが、難解な内容なので、最後のページまではたどり着いたものの、内容を消化したかは疑問が残ります。今回の本書もご他聞に漏れずかも知れません。
ソーシャルメディアの勃興により、モノを売り込むだけの「製品中心」がマーケティングの「1.0」。顧客満足をめざす「消費者志向」が「2.0」。そして時代は「3.0」の時代に突入したのだそうです。では、それは何か?価値主導となり「協同」「文化」「精神性」がキーワードとなるではないか?と考えます。
今までは『仕掛ける』として企業側が手がけ、ブームや消費を作り出してきましたが、その中でも特に「ブランド・マーケティング」の要素が強くなっていると感じました。その構築のためには消費者、社員、パートナー、株主、環境、文化などすべてを上手に巻き込むこと。いわゆるネット社会で言うところの『お祭り』状態にすることが肝要であり、そのためには「ソーシャル・ネットワーク」の手法を利用することがたいへん重要となる。と説いております。ただ、それを成功に導くには各自の創意工夫というものをかなり求められますが…。
全体的にはかなりオーソドックスなことが書かれていると推察されますので、SNSを取り入れて本格的に運用しようという企業の経営者などが一読されてはどうかと思われます。