神楽坂淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
旗本の父の命により、遊び人の金四郎のもとに嫁いだけい
そしてけいを涙ながらに見送った女中の彩ですが、2巻にして早くも合流です
「押しかけ女房」ならぬ「押しかけ女中」
そしてこの彩が、けいの二歳歳上でけいとはタイプの違う美人、なんでもズバズバものを言う
しかも女中と言えど実家は大店の呉服屋で超お金持ち!でもってとんでもない商才の持ち主で、けいを溺愛
なんでもできるスーパーキャラが加わって、もー心強いったらありゃしない
わいの大好きなベタ展開でおます!
スーパーキャラなのに、一歩引いて金四郎おけい夫婦に花を持たせるあたりも完璧ですよ彩さん!
それにしても江戸の町を舞台にした時代小説って、美味しそうなお料理を出しまくるって暗黙のルールでもあるんだろうか?w -
Posted by ブクログ
はいはい、しばらく時代小説を読んでなかったのでね
あえてみんみん未登録の神楽坂淳さん
神楽坂淳さんは元々漫画原作者ってことでね
本作も漫画にしたら面白いだろうな〜なんて思いました
あ、なってるらしいですw
時代小説版ライトノベルって感じで、読みやすくて、なんか楽しい
四千石の大身旗本堀田一定の娘けいはある日父から遠山金四郎という名の遊び人の元へ嫁ぐように言われる
押しかけ女房となれと
そして江戸の町で二人の生活が始まるわけですが、いきなり殺人事件に遭遇、金さんとおけいの下手人探しが始まります!
うん、ほんともう軽い!そしてなんかうぶい!
ふたりがちょっとずつ信頼を寄せていく感じが良いのよ
どんどん読んでこー! -
購入済み
どうなるの金さんとおけいちゃん
この二人の関係は一向に進まないけど、なんだかんだで大きな事件を解決してしまった。
で、また新たな揉め事を金さんが…おけいだけが頑張っているように見えるのは私だけ? -
無料版購入済み
金さんよりおけいが頑張ってる!
遠山の金さんじゃないですか!マンガで読めるなんて嬉しい。
押し掛け女房のおけいと色々な江戸の事件を解決していくお話。
個人的には事件解決より、二人の恋模様のほうに興味津々なんですけどね。 -
Posted by ブクログ
『夫には殺し屋なのは内緒です』シリーズ第2弾!
「面白さ」という点において、第1弾よりも確実にパワーアップしているように感じました。
ここで言う「面白さ」とは、
・小説としての「面白さ」
・笑いを誘う「面白さ」
の2点共に、という意味です。
とりわけ、主人公「月」の、夫「要」に対する愛情の深さからくる悋気(嫉妬)が空回りする場面・文章が何度か出てきますが、その度に頬が緩みますね。
相手は誰だろう。どんな女なのか?
見たこともない相手に殺意が湧いた。
「どうしたのか?」
「なんでもありません」
・・・
・・・
要から女の気配はしなかった。気のせいなのか、浮気なのか。
要が月の前に座る。
「月」
「なんでしょう」
「殺気を感じる」
読んでいて、自然と「月」を応援したくなるのが、本シリーズ最大の魅力となっています。
何はともあれ、本シリーズは理屈抜きに「面白い」ので、第3弾が刊行されたら直ぐに買って読みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
神楽坂淳さんの作品を読んだのは、本書が初めてです。
時代小説はあまり読まないのですが、タイトル『夫には殺し屋なのは内緒です』に惹かれて読んでみることにしました。
率直な感想として、期待を裏切らない面白さでした!
買って読んでみて良かったと思います。
何よりも、「隠密同心に嫁いだ新妻が、実は凄腕の殺し屋だった」という斬新な設定と、(殺しの腕に反比例するように)料理や裁縫などは全くの苦手で、愛する夫「要」に気に入られようと奮闘する主人公「月」の健気さのアンバランス感がとても良い味を出していますね。
とりわけ「月」がところどころで(殺し屋であることは秘密なので、心の中だけで)呟く
・人間に「針」を刺すのは得意だが、布には刺せない
・その場にいる全員を殺してもおつりが来ます
・なんとか全員まとめて殺す場所があるといいのだが
の場面では笑いがこぼれました。
また、本書は2話(それぞれ約100ページ)で構成されていますので、程よい時間で読むことが出来ました。
シリーズ化されることを期待しています。 -
Posted by ブクログ
幼い頃から暗殺者として育てられた柳生の娘が新妻に ⁉
表では同心の妻として、裏では凄腕の暗殺者として新しい人生をスタートさせた月が世に蔓延る悪を狩る、エンタメ痛快時代小説。シリーズ1作目。
◇
柳生家の庶子で本来なら暗殺者として日陰で生きるはずだった月。だが、武芸の腕だけでなく器量にも恵まれた娘を父の久通も不憫に思い、縁付かせることにした。
嫁ぎ先は北町隠密同心の花川戸要。北町奉行を務める久通の部下だ。堅物だが仕事は確かで人間的にも信頼できる男である。
朴念仁の要と暗殺者の月は、祝言の日からなぜか互いに惹かれ合うのだが、これまで色恋に縁のなかった2人はその想いをうまく表現できずにいる。そんなじれったくも微笑ましい新婚生活のある日のこと。
月は父の密命を受け、早朝に旗本屋敷に潜入し凶悪犯罪に手を染めていた旗本を瞬殺。証拠を消したあと、急ぎ同心屋敷にとって返した。朝食の支度をするためである。
月の最も苦手とするものが料理だ。暗殺剣の修業には余念がなかった月だが、花嫁修業は付け焼き刃程度しかしていない。早い話、飯を炊くことも魚を焼くことも満足にできない。流れるような動きで人を殺せても、食事作りの手際は非常に心許ないのだった。
だが今朝も要は、美味いと言って粥に近い飯をおかわりまでして膳を平らげ、にこやかに出勤して行った。
申しわけなく思いつつ月が片付けをしていると、1人の少女が気配もなく勝手口から入ってきた。同じ裏柳生のあやめだ。父からの言伝を運んできたのである。 ( 第1話「料理は殺しほどは楽ではありません」) ※全2話。
* * * * *
軽いラノベだろうと思ったら、意外なほどのおもしろさでした。
その理由はいろいろありますが、いちばん大きいのは、主人公の月のアンバランスな魅力でしょう。その魅力を少しばかり紹介します。
美しく清楚な見かけどおり、溢れるような恋心を夫に伝えられないほど純情です。
だからと言って、別にウブで色の道についての知識がないというわけではありません。裏柳生の達人なのでハニートラップのスキルも身につけています。
ただ、要の前では恥じらいが勝ってしまうのです。
敵から悪意を向けられても平然と受け止められる度量を持つ月ですが、夫と親しげに話す若い女を見ると冷静でいられず殺意まで抱くほど狭量なところもあります。
熟練の暗殺技術で速やかにターゲットを屠れるのに、未熟この上ない料理の腕ゆえ食事の支度にはもたつくばかりのところも含め、月にはどこか可愛げを感じます。
その理由は、月が何に対しても真剣に向き合おうとしているからなのだろうと思いました。 ( 柳生家の育て方がうまい? のでしょうか……。)
そんなこんなで楽しめる作品でしたが、1つ気になることがありました。
それは、悪人どもが密貿易相手に売り飛ばすために拐かした若い娘たちを監禁していた船に、月が単身乗り込むという終盤の場面です。
結った髪と着物の裾を少し乱したしどけない姿で悪人どもを油断させた月が、しなだれかかるような素振りで男たちに近づくや、急所ひと突きずつで屠っていきます。まさに瞬殺。問題はその後です。
月は囚われていた女たちを解放するのですが、女たちは月の殺戮仕事を見ていました。これはマズイのではないでしょうか。
女たちに死体の処理を手伝わせ共犯関係を作り上げて口止めをした月ですが、秘密が完璧に守られるとは思えません。
月の暗殺者としての顔は誰も知らないままにしてほしかったというのが正直なところです。少し残念でした。
でもおもしろかった。2巻も読みます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあやかし長屋第二弾。
いろいろ予想外の事実(設定?)が判明してきた。
本当なら平次は妖怪に取りつかれているので、
普通ならもう死んでいるはずなのに
妖怪に精気をを与えても死なない体質らしい。
たまは猫舌でネギ等食べられないものがあるので、
平次と差し向かいで食事をするのは双葉(ふた口女)だとか、
たまとは夫婦といいながら双葉と雪女と三人で布団に入るとか。
家族皆殺しの強盗とか、盗賊とか一応出てくるが、
ぬるぬると解決していく。
もうちょっと平次が捕物で活躍しても良いのでは。
そして、
秋葉ケ原には狐の妖怪が「巫女」の格好をして、団子を売ってるらしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ甘ちゃん旦那十二作目。
泥棒がいるんだか、いないんだか、
捕まえたいのか、捕まえたくないのか、
屋台の泥棒を調べろと漠然としたお役目をいいつけられたのは、
岡っ引きの親分にも「ぼんくらの旦那」と言われてしまう月也。
そういえば、「華屋与兵衛」というのが、
ただのファミリーレストランの名前ではなく、
江戸時代の実在の人物で、
江戸前の握り寿司の考案者とされているのは、
結構、最近知った。
その握りずしではないが、今回は「夫婦寿司」として屋台を出すことに、
ただし、夫は沙耶で、妻は牡丹。
寿司に合うまずいお茶を売ろうと、茶問屋がからんでくる。
なんだか誰が悪いんだか悪くないんだが、
みたいなぼんやりしたお話だった。