あらすじ
沙耶と月也は、湯治のためにひと月の休暇をもらい、箱根に旅立つことになる。といっても関所を越えることはなく、箱根で湯治をして戻ってくるという予定の旅だった。旅の途中、保土ヶ谷でひと組の若夫婦と知り合うが、二人はなんと駆け落ちの途中だった。旗本の「鈴村兵庫」の娘「八重」が、使用人であった「丹次郎」と駆け落ちしてしまったのである。追手に捕まれば斬られるかもしれない、とおびえるふたりを拾って、「四人連れならバレないかもしれない」と合流する月也。駆け落ちの事情を聞きつつも箱根湯本の旅館でゆったりとすごす四人。ところが箱根の神社で八重の兄「十兵衛」に追いつかれてしまう。武士の意地と女の幸せのはざまに立って、月也と沙耶は決死の仲裁にはいるが……。
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Posted by ブクログ
やっぱりあれですな
シリーズものは長くなってくると、登場人物たちに愛着が湧いてきますな
愛チャックと豆の木(いらないやつ)
月也と沙耶の夫婦がキャッキャウフフしながら事件を解決
もうそんないつものストーリーにも愛着が湧いてきますな
愛チャック・ウィルソン(いらないやつ)
あと愛・チャック物語とかも用意してたんだけど使いどころがなかったですな
Posted by ブクログ
甘ちゃん旦那七作目。
月也と沙耶が駆け落ち?
江戸で駆け落ちからの女敵討ちが流行っており、
奉行の差し金で箱根へ湯治の旅に出た二人。
当然のように駆け落ちの二人と知り合うが…。
二人が江戸を離れてどうなるかと思えば、
相変わらずのんきな月也と鋭い沙耶。
駕籠にのったり、蓮台にのったり、
美味しいものを食べたり、お土産買ったり。
正直、宮部みゆきの後に読むのはどうかと思っていたが、
なんだか相変わらずで、素直で、単純で、
これはこれで良いのだと見直した。
Posted by ブクログ
今回は、女敵打ちを瓦版が追いかけて、脅しているのでは?という事件が多発。
何か大きな黒幕がいるのではないか?
またしても奉行に、事件の捜査を依頼された夫婦。
初めて表向きには「湯治」という名目で東海道を箱根路へ。
世間を観察して報告するようにと言われ、初めはルンルン気分であったが、ある時に駆け落ちの男女と遭遇し、事件に巻き込まれる。
この夫婦自体がとてもいい性格で、夫婦という単位のあり方というものにも、独自の提言がある。
物語も面白いのだが、人と人との繋がり方、相手への思いやり、言葉かけ、、、と、幾つもの考えさせられる部分が多く、面白い作品になっている。
もやもやが……
次から次へと、事件のような事件で無いような、何かが起こるのだけれど、これって、解決したのかな?忍藩の偽駆け落ち騒ぎは、めでたしめでたしで解決したのだろうけれど、瓦版屋は、どうなった?その元締めは?何か、もやもやが、残る。