あらすじ
定廻り同心の小者の情報によると、どうも江戸の掏摸(すり)の数が減っているらしい。犯罪が減って悪いことではないのだが、半分もいないというのだから尋常ではない。掏摸といえば江戸では浅草、両国、そして市谷。月也は男装した沙耶を連れて市谷に向かった。地元の掏摸の話によると、どうやら本当に「掏摸のかどわかし」が起きているらしい。月也が釣り堀で注目を集めている間に、沙耶が捜査を進めることになった……。
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同心紅藤月也は宮部みゆきさんの『ぼんくら』の平四郎と違って、正真正銘紛うことなきぼんくら
それはもう一部の隙もなくぼんくらです
ぼんくらも三周くらいすると大人物に見えてくるw
そしてもう2作目にしてだいぶ好き
とにかくお人好しで、妻の沙耶が大好き
夫婦同心として名が知られ、いつしか月也は「沙耶の夫」と呼ばれるようになる
奉行に不満はないかと聞かれると、ぽかんと自分は確かに「沙耶の夫」ですが?と答える
いいね〜w
夫はぼんくらぐらいが良いってことですよ!
って誰がぼんくらやねん!( ゚д゚ )クワッ!!
(誰も言ってない)
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江戸の町民や同僚には「ボンクラ」で通っているような月也。と、それを支える沙耶。
誰の話もよく聞く月也と沙耶に、深川芸者や掏摸から助けを乞う相談が。
一歩間違えれば切腹しなければならない、容易ならぬ相手。
どう解決に導くか?
ほんわかと心温まる人物像が、仲間を次々と呼び、町人のホットなネットワークを作る。
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甘ちゃん旦那二作目。
相変わらず奥方が大活躍。
若衆姿になったり、曲芸を見せたり。
旦那の方は釣りをしていて下手人をひっかけたが。
そもそも、同心の奥方が小者を務めるというのは、
身分制度が生活全般に及んでいた江戸ではありえないのだが、
そこ以外はかなり身分差に考慮して描かれているので、
うまく溶け込ませている感じ。
江戸と上方との違いがいろいろ語られていたのが面白かった。
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うちの旦那が甘ちゃんで、第2巻、読み終わりました。
江戸時代ぼんくら同心と有能な嫁さん小説(どんな分類だw)。
ストーリーや推理はそれほど込み入っていないけれど、江戸時代の人々の暮らしや商売やお役目を知ることが出来て面白い。時代劇を見ていても、例えば「岡っ引き」が実際にはどんな立場にある人なのか、なんて気にしてなかったですからね。
そして、有能な妻・沙耶の潜入捜査が可愛くて面白い。すべての変装(コスプレ?)シーンをイラストに起こしていただきたい!って感じです。
今回のお話。
第1話 掏摸(すり)と佃煮
第2話 流行神長屋
3巻も楽しみ。
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面白すぎ!!続編が待ちきれない。
あらすじ(背表紙より)
江戸の掏摸の数が半分に減っているという情報が入る。犯罪が減っていいことだが、事件ではある。江戸では浅草、両国、そして市谷に掏摸が多い。同心の月也は、妻の沙耶とともに早速市谷へ。「掏摸のかどわかし」が実際に起きていることがわかり、二人は手分けして捜査をすることに。―大好評書下ろし時代小説。
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「うちの旦那が甘ちゃんで」シリーズ2作目。
表紙イラストが可愛い。
沙耶の夫・紅藤月也は同心だが、おっとりし過ぎていて犯人を取り逃がしたりする。
夫としては好もしい性格だが?
「同心」の付き人として必要な「小者」に逃げられ、妻の沙耶が小者として付き従うことに。
若衆風に男装して歩くことにしたのです。
1話目の「掏摸と佃煮」は、町の掏摸がなぜか減っているという現象。
実は、さらわれているらしいとわかってきて、これは放っとけない。人手不足の藩が関係しているらしいのだ。
町奉行所の同心は、大名家には手を出せないのだが‥
2話目の「流行神長屋」
はやりがみとは、古来からある神ではなく、自分で思いついた神様を拝み、効果があると知られれば広まっていくというもの。
迷信のようなものでもあり、玉石混交なわけですね。
占い師と一緒に盗賊を捕らえることに。
男装が似合うので、本当に若衆であるというふりで捜査に臨んだり。
剣を振り回しての余興に挑んだり。
妻が男の恰好をして歩いてる二人連れとして、すぐ有名になってしまったり。
一方、家では美味しい料理を作っているのね~つつましいが実際あったような料理で、いい感じ。
沙耶は思いっきり活躍するが、ちょっと上手く行き過ぎ‥?な所、旦那が活躍しなさ過ぎな所がちょっと。
犯罪はあるにもかかわらず。
楽天的な世界観で、明るい気分で読み終われます☆
微妙……
面白いか、面白くないかと問われると、面白いと答えるのだが、謎解きもキテレツで、そんなバカなという感じだし、まぁ、登場人物が、皆各々一癖も二癖も有る者ばかりだし、自分の中では、ちょっと消化不良という感じ。もう少し読み進めれば、スッキリするかも。
Posted by ブクログ
少女漫画の原作なのか?
まったくもって還暦間際のkitanoが読むには
(大好物だあああああ)小声で
ラスボス的な強大な敵を設定しておいて、拍子抜けするところが難点ですが、1巻目から罠を仕掛ける嫁は頼もしい