【感想・ネタバレ】金四郎の妻ですが3のレビュー

あらすじ

「一月以内に女房と認められなければ、他の男との縁談を進める」と、けいは父親から宣告され……!?
大人気!夫婦(未満)の捕物帳。

大身旗本の娘けいが、遊び人遠山金四郎のもとに押しかけて早一年。
まるで進展がないことに業を煮やした父親から、けいは「一月以内に女房と認められなければ、他の男との縁談を進める」と言い渡されてしまう。
金四郎から王子の滝浴みに誘われ、心をつかむ好機とばかりに意気込むが、なぜかそこに火盗改めの姿が。
成り行き上、探索に協力することになった二人だが……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

はいはい、ね
遊び人の金さんと押しかけ女房おけいの物語は第3巻
今作では王子を根城に江戸の町を荒らしまくる強盗団を捕まえます

おけいの女中彩に続いて、今度は金さんの元世話役(?)の誠二郎が登場!こちらもクセ強でますます面白くなりそう!なんだけど…3巻で止まっちゃってるんだよね

金四郎とおけいの軽イチャ好きなんだけどな〜

それにしても神楽坂さん、な〜んか会話文にクセがあるんよな〜
これってキャラ的にわざとやってるのか、そういう筆致なのか気になるところ
人気シリーズの『うちの旦那が甘ちゃんで』も読んでみよ〜っと

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

気楽な事件もの時代小説というところ。
ライトノベルと言っても良いと思う軽さ。だけど、別に軽いから良くないということではなく、楽しく読めるものです。

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2025年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

毎回思うんだけど、けいが可愛いなあ。
親たちからの包囲網すごい。味方がいない金さんむごいけど、ちゃんと考えるのだよ。とにかく読みながらけいに癒されてた。

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2023年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

金四郎の妻第三弾。

押しかけ女房けいは、
父親と勝負をすることになる。
押しかけ「女房」と認めてもらえるかどうかの勝負。

またもや王子がらみの事件にでかける二人。
けいにとっての彩のような、
金四郎を坊っちゃんと呼んで世話をしたがる男が登場。
当然のことながら、彩と意気投合する。

遠山家でも、堀田家でも結婚を待ちわびている感じだし、
二人の仲もちょっと進んでいるようで良かった。
あと、泥棒達をだますために、
けいと買い物に行って、高い物をいろいろ買わされて場面が楽しかった。

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2022年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ3作目。ラブコメとして読むと良い。捕物は本当にあっさりで、物語の山と残りページ数の辻褄が合わない気がしてそわそわしながら読み進めた。無事に完結。待て次号でなくて良かった。
金さんは武士の姿は今日限りで忘れてほしいと言う割にはノリノリで旗本然とした振る舞いを繰り返すなとか、軽すぎるノリで堀田家の敷居をまたぐとか、気になる事は色々ある。しかしラブコメとしては面白い。いっそのこと、捕物のくだりは要らないのではないかとすら感じる。しかしなんでこの金四郎は中途半端な態度を取り続けるのかなあ。

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2023年01月21日

ネタバレ 購入済み

金四郎の得意な潜入捜査 始まる

おけいは、父、堀田一定に強制的に金四郎のもとに送られ、金四郎の側で暮らしている。おけいは押しかけ女房なのだ。
その一定が今度は、相手がその気でないのなら家に戻るようにと言い渡した。おけいは、身勝手な父に振り回されていると不満を感じる。おけいは金四郎のことが好きなんだ。今後一月の期限でどちらかに決めろと言われても、おけいには家に戻る気は無い。
祝言も挙げない男と女が、仲は好いが、長屋暮らしを一緒に送ること自体とても不自然である。
金四郎の実家におけいが訪れた時、金四郎は夫婦として固めの杯を交わすよう言われも、当てにならず及び腰だ。全くだらしない。優柔不断で決断力のない男である。
「遠山の金さん」は、お白州で悪人たちの嘘や言い逃れを見破り、裁きを下す名奉行ぶりが頭に浮かんでくる程の人だ。
この物語の舞台では、金四郎は未だ奉行所勤めではなくただの「遊び人」だが・・・それでも社会の常識は当然わきまえているはずである。祝言も挙げずに女と暮らすことなど許されない。
そして今回の捕り物でも、金四郎はおけいと一緒に取り仕切った。夫婦だったからこそ、今回の捕り物劇は成功したのである。盗賊・血煙一味が、江戸市中の呉服屋の大店を襲って、店の者全員殺害し大金を盗む極悪の大泥棒の事件をだ。
そして血煙一味の次なる標的である薬師問屋の被害を未然に防いだ。盗賊の頭領から気に入られた金さんが得意な潜入捜査で、事件は素早く片付けられた。

けれど最後に言いたいのは、物語を読み進めていると気になるところが多少あった。金四郎夫婦が滝浴みを済ませて王子から家に帰る際、夏の真っ只中、袷の着物を着て帰るというのは妙である。袷は冬の着物であるはずだ。もう一つは、金四郎が自分の弟を父と呼ぶのである。明らかに間違いでは無いか。物語をこの先読み進めるには、読者は普通の状態で読めない。だから私は一人の見物人になりきって読んでいくしかなかった。不甲斐ないが、私は野次馬の感想を書いたのかもしれない。

#カッコいい

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2022年11月24日

Posted by ブクログ

うちの旦那が甘ちゃんで、捕り物に姉が口を出してきます、うちの宿六が十手もちですみません、そしてこの金四郎の妻ですが。最近、神楽坂さんの作品を立て続けに読んでいることに気がついた。ちょっとポップな時代物でおもしろいのだけど、本作は更にマンガっぽくなったような。一途なけいがかわいい。

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2021年06月19日

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