神楽坂淳のレビュー一覧

  • うちの旦那が甘ちゃんで4

    Posted by ブクログ

    回を重ねてますます二人の息もあってきた。
    作者の筆もだいぶ乗っているようだ。

    今回は、火盗改の歌川広重の兼ねてからの絵のモデルとなって欲しいという申し出に答える。
    そんな折、若旦那たちが美人画を絵に描く写生会で、若旦那を強請るという事件が多発してるらしいと月也に事件の解明を奉行から依頼。

    二人は偽の写生会を作り、網を張る。
    男装の沙耶と女装の牡丹の美しさに息を飲む出席者。

    今回もボンクラに徹する月也が。。。


    物語にますます磨きがかかった4巻目。

    0
    2020年04月24日
  • うちの旦那が甘ちゃんで3

    Posted by ブクログ

    町人にも慕われる月也と沙耶。
    今回も街に流れる噂から、未然に犯罪を防ぐべく乗り出す。
    女房練も深川芸者の友達も協力!

    0
    2020年04月12日
  • うちの旦那が甘ちゃんで2

    Posted by ブクログ

    江戸の町民や同僚には「ボンクラ」で通っているような月也。と、それを支える沙耶。

    誰の話もよく聞く月也と沙耶に、深川芸者や掏摸から助けを乞う相談が。

    一歩間違えれば切腹しなければならない、容易ならぬ相手。
    どう解決に導くか?

    ほんわかと心温まる人物像が、仲間を次々と呼び、町人のホットなネットワークを作る。

    0
    2020年04月12日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

    Posted by ブクログ

    人柄も腕も立つが、風列廻り同心としてはいささか人が良すぎて、すぐに同情してしまい、捕物にならない月也。その妻、沙耶はよその男と違い、素直な月也が大好きだ。
    そんな夫だが、もう少しお手柄を立てて欲しい。
    上司の奉行内与力の伊藤が沙耶を小者として着かせることを承諾。

    こんな風に夫婦の同心と小者のコンビが生まれる。
    女性であることで、女の協力も得られ、入れない場所も立ち入れる。

    こんな新しい切り口のシリーズ時代小説は、読んでいてもほんわか気持ちが良い!

    0
    2020年04月11日
  • 金四郎の妻ですが2

    Posted by ブクログ

    金四郎の妻第二弾。

    押しかけ女房の次は押しかけ女中。
    おけいの女中をしていた彩が船宿を手伝いに来る。
    もともと豪商の呉服屋の娘のせいか、
    商売の才覚をばりばり発揮する彩。

    一方、金四郎は天婦羅屋の請人を調子良く引き受けてしまったが、
    長崎奉行の息子と知っての罠であり、
    最後には天婦羅勝負をすることに。

    相変わらず天然で金四郎に迫るおけいがかわいらしい。
    もうちょっと事件らしい事件が起こって欲しかったけど。

    1
    2020年04月07日
  • うちの旦那が甘ちゃんで3

    Posted by ブクログ


    甘ちゃん旦那三作目。

    高飛車になるほど仕事ができない、と自覚しているぼんくら同心。
    今回は料理屋から九両盗む「九尾」を捕まえるはず、だったのだが。
    月也をからかったりしつつ、働かせている上役たちが面白かった。

    江戸の食べ物や習俗の話を盛り込みながらも
    さくさくと話が進むのは良いのだが、
    もうちょっと話をふくらませても良いのでは。
    今回の主役、料亭の一人娘と板前の息子の恋話とか、
    隅田川沿いの高級料亭の花板父娘の話とか。
    次は歌川広重の話らしい。

    0
    2020年04月03日
  • うちの旦那が甘ちゃんで2

    Posted by ブクログ

    甘ちゃん旦那二作目。

    相変わらず奥方が大活躍。
    若衆姿になったり、曲芸を見せたり。
    旦那の方は釣りをしていて下手人をひっかけたが。

    そもそも、同心の奥方が小者を務めるというのは、
    身分制度が生活全般に及んでいた江戸ではありえないのだが、
    そこ以外はかなり身分差に考慮して描かれているので、
    うまく溶け込ませている感じ。

    江戸と上方との違いがいろいろ語られていたのが面白かった。

    0
    2020年03月10日
  • うちの旦那が甘ちゃんで6

    Posted by ブクログ

    前巻から引き続きの「色悪」事件が解決しました。
    ふと思い返せば、そもそも月也は風烈廻り。派手な捕り物があるわけでもない閑職なので、今回の事件も、地味っちゃぁ地味ですよね。
    としても、巻を重ねるごとに、捜査についてのいろいろなものが端折られている印象が強くなってきました。
    どんどん力技で押し切ってくる感じが納得いかず、「色悪」事件だけであれば星2つです。

    次の短編「狐と赤猫」は、初期の月也と沙耶に戻ったみたいで、いい読後感。これでおしまい、と言われてもいい締め方でしたので、結果星4つに。

    0
    2020年03月04日
  • うちの旦那が甘ちゃんで5

    Posted by ブクログ

    女を騙して金を巻き上げる「色悪」というものが江戸の町を荒らしているらしい。
    ただ、騙されたはずの女たちが誰一人として奉行所へ訴え出ないため噂の域を出ず、奉行所も手のうちようがない……今までの奉行所であれば、という但し書きがつきます。

    巻を重ねるごとに沙耶が渡る橋も段々危なくなってきている気がします。
    色悪がからむ強盗事件は、沙耶と月也の活躍で今回は無事に未遂に終わりました。なんだか解決するシーンは強引というか、駆け足な雰囲気。
    捕り物のシーンが割愛されたかのように、描写がほとんどなく(月也が銅製のちろりで犯人たちの頭を次々に殴っていくだけ)申し訳程度だったのが、月也の哀愁を誘います。
    主人公

    0
    2020年03月02日
  • うちの旦那が甘ちゃんで4

    Posted by ブクログ

    ライトな時代小説。

    絵師の歌川広重が登場で、沙耶の美人画を描きたいと言ってきたことから、写生会から派生する強請り事件の噂へと繋がります。
    現代と違って、噂や評判は広がるものの、実際がどうなのかを直接見る人は少なくて、だから夫婦同心のことはみな知っていても、沙耶や月也本体を個別に見たところで結びつきにくいのかな、だから潜入捜査や囮捜査が成り立つんだろうな、と思いました。

    今巻も巻末にかけて、次の事件「色悪」というもののイントロダクションがあります。

    余談ですが、作中に出てくるサッパや鉄砲風呂などを、他の場所で目や耳にするということが重なり、「それ、知ってる!でも、どこでみたっけな……」と、

    0
    2020年03月01日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

    Posted by ブクログ

    Tさんのおすすめ。

    「金四郎の妻ですが」と同じ作者ということだが、
    こちらの方が江戸知識満載と言った感じ。
    それがゆえ、たまに見かける現代的な単語が気になるけど。
    「犯人」とか「寝室」とか。

    風烈廻りながら小者が逃げだすほどのぼんくら同心。
    手柄をあげることに固執しないし、
    犯人にもすぐ同情するし、
    ぼんくらと盗賊に言われても腹も立てない。
    つまりは同心に向いていない。

    しかし、
    町人から味方され、
    人の言うことには耳を傾け。
    妻からは愛されている。
    その妻が小者となって、聞き込みや男装して囮になり、
    ぼんくら同心と犯人を捕まえる。

    いわゆる人情物ではないところが、
    明るくて軽くて良か

    1
    2020年02月24日
  • うちの旦那が甘ちゃんで2

    Posted by ブクログ

    事件の解決が少し唐突に感じました。

    世間ではぼんくらと呼ばれる同心の月也ですが、
    本当は大物じゃないのかしら。

    0
    2020年01月19日
  • 金四郎の妻ですが

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文字が大きくテンポが良いので読みやすく、突然の「遊び人だが嫁に行け」からのやり取りが『けい』の箱入り娘らしい天真爛漫さを発揮していて好ましく嫌味なく可愛らしい

    相変わらずこの作者さんは主人公達に謎解きをさせない(笑)
    いつの間にか事件に首を突っ込んで他の人が終わらせているのだが、読ませたいのはそこでは無いのでこれで良いし、キャラも魅力的で終わる
    またこのキャラクターたちに会いたい、と思わせられる不思議な作品

    それにしても金さんがどうしても松方弘樹に思えて笑ってしまう
    (杉良だと美形すぎて愛嬌が足りない気がする・笑)

    0
    2019年12月17日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

    Posted by ブクログ

    フォロワーさんお薦めの1冊です。
    新感覚時代小説。

    南町奉行所で風烈廻方同心を拝命している紅藤月也とその妻沙耶。
    月也は「のほほん」としている性格で、夫としてみると「じつに好もしい」のですが、はっきり言って月也は「ぼんくら」。夫としては最高、同心としては問題あり。

    第一話は、初夏の頃。
    一軒一軒「奉行所に届けを出したくない」程度に盗んでいく盗っ人が、何軒か入ります。
    月也に小者(付き人)がいませんが、沙耶が自分が小者になると申し出て…。
    沙耶の作る質素だけど薬味のきいた納豆や豆腐などの料理がとても美味しそうでした。
    紅藤家の朝食の基本は覚弥(かくや)で、拍子木に切った大根にたっぷりの葱、鰹

    0
    2019年12月06日
  • うちの旦那が甘ちゃんで2

    Posted by ブクログ

    うちの旦那が甘ちゃんで、第2巻、読み終わりました。
    江戸時代ぼんくら同心と有能な嫁さん小説(どんな分類だw)。

    ストーリーや推理はそれほど込み入っていないけれど、江戸時代の人々の暮らしや商売やお役目を知ることが出来て面白い。時代劇を見ていても、例えば「岡っ引き」が実際にはどんな立場にある人なのか、なんて気にしてなかったですからね。

    そして、有能な妻・沙耶の潜入捜査が可愛くて面白い。すべての変装(コスプレ?)シーンをイラストに起こしていただきたい!って感じです。

    今回のお話。
    第1話 掏摸(すり)と佃煮
    第2話 流行神長屋

    3巻も楽しみ。

    0
    2019年11月11日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

    Posted by ブクログ

    ‪漫画原作者さんが書いてるっぽい話だな~と。時代小説というより、若者向けにドラマ化とか念頭に置いたような話だよなとは思う。結構好きなので続刊も読みたい。‬

    0
    2019年11月06日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

    Posted by ブクログ

    時代物ほんわかミステリー。

    優しくていい旦那さまだけど、「ぼんくら」と言われている同心の妻・沙耶が、旦那さまにかわって推理する、という1話完結短編集。

    犯罪者も出てくるわけだけど、なんとなくほんわかした雰囲気で、江戸の町の様子も楽しめる小説でした。うん、これはドラマにしたら楽しそう。すぐにでもドラマ化されるんじゃないだろうか。ドラマ化するなら配役は?なんて考えながら読んじゃいました。

    すでに、何冊も出ているんですね。でも、最初の本が出たのが去年の夏。凄いハイペースで出版されているんですね〜。


    1つ要望があるとすれば、1冊に2話収録だとちょっと分量が少ないかなー。せめて3話収録してほし

    0
    2019年10月24日
  • うちの旦那が甘ちゃんで2

    Posted by ブクログ

    面白すぎ!!続編が待ちきれない。
    あらすじ(背表紙より)
    江戸の掏摸の数が半分に減っているという情報が入る。犯罪が減っていいことだが、事件ではある。江戸では浅草、両国、そして市谷に掏摸が多い。同心の月也は、妻の沙耶とともに早速市谷へ。「掏摸のかどわかし」が実際に起きていることがわかり、二人は手分けして捜査をすることに。―大好評書下ろし時代小説。

    0
    2019年01月09日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

    Posted by ブクログ

    読みやすく良かった!
    ちょっと沙耶が出来すぎな気もするけど、わかりやすく、知らない事を話の流れを消す事なく、小出しにしてるのが良い。
    今までの時代小説とはちょっと違っていて良い。

    0
    2018年12月03日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎の功名が辻を思い出す。ぼんくら夫を良妻が支える。とても面白く早く続編を読みたくなる。仲睦まじい夫婦で心が晴れるが,慢心した夫がすべてを壊す功名が辻のような結末にならないことを願う。
    あらすじ(背表紙より)
    はっきり言って月也は「ぼんくら」である。月也とは沙耶の旦那で、風烈廻方同心を拝命している。のほほんとした性格から盗人を取り逃がすことが多く、小者(付き人)たちは愛想を尽かして次々と辞めていった。次の小者を誰にするか。考えあぐねていた沙耶が思いついたのは、なんと「自分」だった。―新感覚時代小説。

    0
    2018年11月28日