神楽坂淳のレビュー一覧

  • うちの旦那が甘ちゃんで3

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    ぼんくらだけど優しくて頼りがいのある同心・紅藤月也の妻・沙耶(さや)が主人公の時代小説。

    同心の助手?である小者に恵まれない月也だったけど、沙耶が男装をして小者としてサポートしてくれるようになった途端に、すっかりお手柄が増えて、上司からも期待される存在に(上司たちにも情報は筒抜けで、月也ではなく、沙耶の活躍に期待していたりする笑)。


    そんな、ぼんくら同心とその妻の時代ミステリーも3巻目。
    1・2巻は短編集だったのだけど、3巻は1つの話。


    面白いは面白いのだけど、なんとなく短編だったときのほうが面白かったような…。事件のからくりや、解決までの過程が、割とほんわかぼんやりしているので、尺

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    2020年08月12日
  • うちの旦那が甘ちゃんで7

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    甘ちゃん旦那七作目。

    月也と沙耶が駆け落ち?
    江戸で駆け落ちからの女敵討ちが流行っており、
    奉行の差し金で箱根へ湯治の旅に出た二人。
    当然のように駆け落ちの二人と知り合うが…。

    二人が江戸を離れてどうなるかと思えば、
    相変わらずのんきな月也と鋭い沙耶。
    駕籠にのったり、蓮台にのったり、
    美味しいものを食べたり、お土産買ったり。

    正直、宮部みゆきの後に読むのはどうかと思っていたが、
    なんだか相変わらずで、素直で、単純で、
    これはこれで良いのだと見直した。

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    2020年07月19日
  • うちの旦那が甘ちゃんで6

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    甘ちゃん旦那六作目。

    前作から持ち越した”色悪”は解決したけど、
    何だか肩透かしをくらった様。
    月也と沙耶がうだうだやっているうちに
    いつのまにか解決した感じというか、
    牡丹が凄みを利かせて、一巻の終わり。

    派手な立ち回りがなくても、誰かがお縄にならなくても良いんだけど、
    もうちょっと勧善懲悪をはっきりさせてほしいというか。
    月也の発言にお奉行がお茶を吹いたりと面白い場面もあるのだけれど。

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    2020年07月06日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

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    「金四郎の妻ですが」が面白かったので、こちらのシリーズも手に取ってみた。
    さらっと読める時代小説。ぼんくらの旦那さんとしっかり者の奥さんのコンビが良い感じ。続刊も楽しみ。
    この方の描く食事はいつも美味しそうで、作中の食事を実際に食べて見たいと思ってしまう。江戸時代の文化も知らないことばかりで、興味深い。

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    2020年06月22日
  • うちの旦那が甘ちゃんで4

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    ネタバレ

    甘ちゃん旦那四作目。

    前回からのつながりで、沙耶は絵姿になることに。
    といっても男装姿だし、牡丹と一緒なので、
    男装の美人と女装の美少年という取り合わせ。

    写生会がらみの強請りを捕まえるためでもあったが、
    ちょっとあっさりと捕まりすぎだし、
    あまりに偶然すぎ。
    後半は次の話の前振りと、とにかく話が短すぎる。

    ちなみに、湯船、というのは初めて知った。

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    2020年06月20日
  • 金四郎の妻ですが2

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    金四郎の妻ですがシリーズ第二弾。
    第一弾に引き続き、会話のテンポがよくてさくさく読める。
    新キャラクターの綾さんがなかなか強烈で、これから三人でどうお話が展開していくのか楽しみ。ストーリー中で大きな山が訪れなかったのがすこし残念。
    登場する料理がなんだかとても美味しそうで、お腹がすく。

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    2020年06月06日
  • うちの旦那が甘ちゃんで7

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    今回は、女敵打ちを瓦版が追いかけて、脅しているのでは?という事件が多発。
    何か大きな黒幕がいるのではないか?

    またしても奉行に、事件の捜査を依頼された夫婦。
    初めて表向きには「湯治」という名目で東海道を箱根路へ。

    世間を観察して報告するようにと言われ、初めはルンルン気分であったが、ある時に駆け落ちの男女と遭遇し、事件に巻き込まれる。

    この夫婦自体がとてもいい性格で、夫婦という単位のあり方というものにも、独自の提言がある。
    物語も面白いのだが、人と人との繋がり方、相手への思いやり、言葉かけ、、、と、幾つもの考えさせられる部分が多く、面白い作品になっている。

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    2020年04月27日
  • うちの旦那が甘ちゃんで4

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    回を重ねてますます二人の息もあってきた。
    作者の筆もだいぶ乗っているようだ。

    今回は、火盗改の歌川広重の兼ねてからの絵のモデルとなって欲しいという申し出に答える。
    そんな折、若旦那たちが美人画を絵に描く写生会で、若旦那を強請るという事件が多発してるらしいと月也に事件の解明を奉行から依頼。

    二人は偽の写生会を作り、網を張る。
    男装の沙耶と女装の牡丹の美しさに息を飲む出席者。

    今回もボンクラに徹する月也が。。。


    物語にますます磨きがかかった4巻目。

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    2020年04月24日
  • うちの旦那が甘ちゃんで3

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    町人にも慕われる月也と沙耶。
    今回も街に流れる噂から、未然に犯罪を防ぐべく乗り出す。
    女房練も深川芸者の友達も協力!

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    2020年04月12日
  • うちの旦那が甘ちゃんで2

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    江戸の町民や同僚には「ボンクラ」で通っているような月也。と、それを支える沙耶。

    誰の話もよく聞く月也と沙耶に、深川芸者や掏摸から助けを乞う相談が。

    一歩間違えれば切腹しなければならない、容易ならぬ相手。
    どう解決に導くか?

    ほんわかと心温まる人物像が、仲間を次々と呼び、町人のホットなネットワークを作る。

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    2020年04月12日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

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    人柄も腕も立つが、風列廻り同心としてはいささか人が良すぎて、すぐに同情してしまい、捕物にならない月也。その妻、沙耶はよその男と違い、素直な月也が大好きだ。
    そんな夫だが、もう少しお手柄を立てて欲しい。
    上司の奉行内与力の伊藤が沙耶を小者として着かせることを承諾。

    こんな風に夫婦の同心と小者のコンビが生まれる。
    女性であることで、女の協力も得られ、入れない場所も立ち入れる。

    こんな新しい切り口のシリーズ時代小説は、読んでいてもほんわか気持ちが良い!

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    2020年04月11日
  • 金四郎の妻ですが2

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    金四郎の妻第二弾。

    押しかけ女房の次は押しかけ女中。
    おけいの女中をしていた彩が船宿を手伝いに来る。
    もともと豪商の呉服屋の娘のせいか、
    商売の才覚をばりばり発揮する彩。

    一方、金四郎は天婦羅屋の請人を調子良く引き受けてしまったが、
    長崎奉行の息子と知っての罠であり、
    最後には天婦羅勝負をすることに。

    相変わらず天然で金四郎に迫るおけいがかわいらしい。
    もうちょっと事件らしい事件が起こって欲しかったけど。

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    2020年04月07日
  • うちの旦那が甘ちゃんで3

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    甘ちゃん旦那三作目。

    高飛車になるほど仕事ができない、と自覚しているぼんくら同心。
    今回は料理屋から九両盗む「九尾」を捕まえるはず、だったのだが。
    月也をからかったりしつつ、働かせている上役たちが面白かった。

    江戸の食べ物や習俗の話を盛り込みながらも
    さくさくと話が進むのは良いのだが、
    もうちょっと話をふくらませても良いのでは。
    今回の主役、料亭の一人娘と板前の息子の恋話とか、
    隅田川沿いの高級料亭の花板父娘の話とか。
    次は歌川広重の話らしい。

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    2020年04月03日
  • うちの旦那が甘ちゃんで2

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    甘ちゃん旦那二作目。

    相変わらず奥方が大活躍。
    若衆姿になったり、曲芸を見せたり。
    旦那の方は釣りをしていて下手人をひっかけたが。

    そもそも、同心の奥方が小者を務めるというのは、
    身分制度が生活全般に及んでいた江戸ではありえないのだが、
    そこ以外はかなり身分差に考慮して描かれているので、
    うまく溶け込ませている感じ。

    江戸と上方との違いがいろいろ語られていたのが面白かった。

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    2020年03月10日
  • うちの旦那が甘ちゃんで6

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    前巻から引き続きの「色悪」事件が解決しました。
    ふと思い返せば、そもそも月也は風烈廻り。派手な捕り物があるわけでもない閑職なので、今回の事件も、地味っちゃぁ地味ですよね。
    としても、巻を重ねるごとに、捜査についてのいろいろなものが端折られている印象が強くなってきました。
    どんどん力技で押し切ってくる感じが納得いかず、「色悪」事件だけであれば星2つです。

    次の短編「狐と赤猫」は、初期の月也と沙耶に戻ったみたいで、いい読後感。これでおしまい、と言われてもいい締め方でしたので、結果星4つに。

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    2020年03月04日
  • うちの旦那が甘ちゃんで5

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    女を騙して金を巻き上げる「色悪」というものが江戸の町を荒らしているらしい。
    ただ、騙されたはずの女たちが誰一人として奉行所へ訴え出ないため噂の域を出ず、奉行所も手のうちようがない……今までの奉行所であれば、という但し書きがつきます。

    巻を重ねるごとに沙耶が渡る橋も段々危なくなってきている気がします。
    色悪がからむ強盗事件は、沙耶と月也の活躍で今回は無事に未遂に終わりました。なんだか解決するシーンは強引というか、駆け足な雰囲気。
    捕り物のシーンが割愛されたかのように、描写がほとんどなく(月也が銅製のちろりで犯人たちの頭を次々に殴っていくだけ)申し訳程度だったのが、月也の哀愁を誘います。
    主人公

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    2020年03月02日
  • うちの旦那が甘ちゃんで4

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    ライトな時代小説。

    絵師の歌川広重が登場で、沙耶の美人画を描きたいと言ってきたことから、写生会から派生する強請り事件の噂へと繋がります。
    現代と違って、噂や評判は広がるものの、実際がどうなのかを直接見る人は少なくて、だから夫婦同心のことはみな知っていても、沙耶や月也本体を個別に見たところで結びつきにくいのかな、だから潜入捜査や囮捜査が成り立つんだろうな、と思いました。

    今巻も巻末にかけて、次の事件「色悪」というもののイントロダクションがあります。

    余談ですが、作中に出てくるサッパや鉄砲風呂などを、他の場所で目や耳にするということが重なり、「それ、知ってる!でも、どこでみたっけな……」と、

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    2020年03月01日
  • うちの旦那が甘ちゃんで 1

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    Tさんのおすすめ。

    「金四郎の妻ですが」と同じ作者ということだが、
    こちらの方が江戸知識満載と言った感じ。
    それがゆえ、たまに見かける現代的な単語が気になるけど。
    「犯人」とか「寝室」とか。

    風烈廻りながら小者が逃げだすほどのぼんくら同心。
    手柄をあげることに固執しないし、
    犯人にもすぐ同情するし、
    ぼんくらと盗賊に言われても腹も立てない。
    つまりは同心に向いていない。

    しかし、
    町人から味方され、
    人の言うことには耳を傾け。
    妻からは愛されている。
    その妻が小者となって、聞き込みや男装して囮になり、
    ぼんくら同心と犯人を捕まえる。

    いわゆる人情物ではないところが、
    明るくて軽くて良か

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    2020年02月24日
  • うちの旦那が甘ちゃんで2

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    事件の解決が少し唐突に感じました。

    世間ではぼんくらと呼ばれる同心の月也ですが、
    本当は大物じゃないのかしら。

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    2020年01月19日
  • 金四郎の妻ですが

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    ネタバレ

    文字が大きくテンポが良いので読みやすく、突然の「遊び人だが嫁に行け」からのやり取りが『けい』の箱入り娘らしい天真爛漫さを発揮していて好ましく嫌味なく可愛らしい

    相変わらずこの作者さんは主人公達に謎解きをさせない(笑)
    いつの間にか事件に首を突っ込んで他の人が終わらせているのだが、読ませたいのはそこでは無いのでこれで良いし、キャラも魅力的で終わる
    またこのキャラクターたちに会いたい、と思わせられる不思議な作品

    それにしても金さんがどうしても松方弘樹に思えて笑ってしまう
    (杉良だと美形すぎて愛嬌が足りない気がする・笑)

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    2019年12月17日