神楽坂淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もう、照れて照れて(*´ω`*)
夫婦同心の月也&沙耶の仲が良すぎて、読んでられない
咳払いしながら最後まで読みました
このシリーズはぼんくら同心の月也がすごく良いのよ
もう筋金入りのお人好し
とことんお人好しで、どんだけ事件を解決しても全く偉そうにせず。町人にも普通に頭を下げるので、沙耶ともども江戸の超人気者
みんなから声をかけられるので見廻りが進まないw
そして決め台詞は「お前いい奴だな」
もう、全員に言うからね
もれなくいい奴、江戸の町はいい奴しかいません
しかしシリーズ13冊目にして、遂に悪人側がキレます
「盗っ人がいい奴なわけないだろうが!」
だがしかーし!
そんなことで月也は怯みません
ねじ伏せます
「じゃあ、これからいい奴になればいいじゃないか」
「いや、死罪なんだけど」
「死罪になるまでの間に少しの時間でもいい奴になることはできる」
これを真顔で言う
もういい奴になるしかないものw
はい、というわけで『うちの旦那が甘ちゃんで』シリーズの既刊を本編10冊、スピンオフ3冊と読んできたわけなんですが、なんやかんやで全作★4以上のお気に入りシリーズとなりました
本編の方も、スピンオフの方もまだ続きそうなふわっとした終わり方
次回作が非常に楽しみだったんですが、残念なから神楽坂淳さんは昨年(2025年)11月にお亡くなりになってしまったんですね
しかも未完のシリーズが結構あるみたいなのよね
ちょっと調べてちゃんと完結してるシリーズがあれば手を出そうと思っております
だいぶ遅くなりましたが、神楽坂淳さんの御冥福をお祈り申し上げます -
Posted by ブクログ
ぼんくら同心紅藤月也と小者を務める妻の沙耶のライトな時代小説
サクッとお手軽でよい
主役はもちろん、男装で切れ者の美人妻沙耶なんでしょうが、月也のぼんくらっぷりもなかなか良い
もうただただ素直で人が良い、邪心もない
同心のくせにすぐ同情する
いやある意味文字通り同心なんだがw
そしてもう真っ直ぐに沙耶が好き過ぎて照れる
こっちが照れる
実はなかなかの剣士だったりする
沙耶ともどもみんなに好かれて協力者が後を絶たず、ぬるっと事件を解決しちゃう
自分の力ではないと思っているので、感謝感謝で驕ることもない
自分はたいしたこともしてないけど、またひとつ江戸の町が平和になって良かったな〜って感じ
それが良いのよ -
購入済み
色男と箱入り娘の大江戸食文化
世間知らずの箱入り娘で、読本の知識で頭が一杯な純粋無垢なおけいと、色男で博打打ちの遊び人金四郎の見習いの夫婦生活。
美男で男っぷりが良くて人気者、でもシャイな金四郎の色気にもうメロメロです。ちょっと抜けてて常識はずれで勝ち気なおけいも可愛いです。そんな2人の織りなす痛快爽快捕物帖‼ それらを通しておけいの気持がどんどん金四郎に傾いていきます。わかるわぁ~。おけいが読本の影響で“寒い”は添い寝の意味と思い、同じ布団に入り、“これが初夜”と思い込んだのはもう笑いが止まりませんでした‼‼
賭場で謎の料理人天一の請人になり、またもや面倒に巻き込まれた予感に、狐と天ぷらの謎の事件....これからどうなるのか目が離せません!
ちなみに屋台の天ぷら、天一の天ぷらとまかない等、どれもこれも美味しそうでヨダレが出ます!! -
ネタバレ 無料版購入済み
妻が見た若き日の金さん
時代劇で有名な遠山の金さんを意外な視点で描いてるのは興味深い。まあ、この人は若い頃からやんちゃしてて後に大成したからある意味では庶民の味方ではあるが。それにしても嫁さんもただ硬いタイプでなく、妙な部分で天然と中々愉快なお嬢さんなのも良し。
と思いきや、中々不穏な空気になりつつあるが……果たして? -
Posted by ブクログ
幼い頃から暗殺者として育てられた柳生の娘が新妻に ⁉
表では同心の妻として、裏では凄腕の暗殺者として、新しい人生をスタートさせた月。町方の父や夫には裁けぬ悪を人知れず始末する人妻アサシンを描く、エンタメ痛快時代小説。シリーズ2作目。
◇
柳生一族が持つ表裏2つの顔。表柳生は将軍家御流儀である活人剣・新陰流。そして裏柳生は闇の仕事を請け負う暗殺剣。
裏柳生の優れた遣い手である月だが、新婚生活は勝手が違う。特に料理の腕は付け焼き刃程度の花嫁修業ではいかんともしがたい。
何せ火加減が難しく、焼き魚は黒焦げか生焼けに、味噌汁は煮立たせてしまって風味を壊してしまう。だから食卓はいつも散々だ。
今のところ夫には愛されていると思うだけに、いつ愛想を尽かされるかと考えると気が気でない。それくらい夫の要は月にとって愛しい存在になっている。
だからこそ自分が殺し屋であることを夫に気づかれないよう、月は細心の注意を払って毎日を送っていた。そんなある日のこと……。
深更に暗殺仕事を終え本所に向かって歩いていた月は、微かに漂う血の匂いに気がついた。辿ってみると、夜道に男が1人倒れている。正面からいきなり一太刀浴びたらしく、男の目は驚いたように見開かれたままだ。殺ったのは相当に腕の立つ武士であることがわかる。
それだけ見て取ると、月はそっと場を離れた。下手人が武士ならば奉行所は表立って動けない。ならばこの始末は裏仕事として自分に回って来るかもしれない。そんなことを考えつつ、月はくろもじ屋への道を急いだのだった。 ( 第1話「辻斬り」) ※全2話。
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前作よりも、おもしろさがかなりパワーアップしています。その理由はいくつかあります。
1つ目の理由は、月の心情描写が細やかになされていることでした。
特に頻繁に描かれる要に対する気持ち。なんと健気でいじらしいことか。そして、その気持ちを態度やことばに出せるようになっているところに、前作よりも進歩が見られて微笑ましかった。
2つ目の理由は、月が麦湯売りの仕事を始めたことでした。
その仕事はもちろん商売目的でなく、要の仕事を手伝って情報収集をするためなのですが、初めて ( 表の世界で ) 勤めを持った月の初々しさが好もしくて笑えます。 ( 人呼んで「人妻小町」傑作です )
ただ、1日中立ちっぱなしの仕事に音を上げた月が、殺し屋ほど楽な仕事はないとしみじみ思うところには、別の笑いがこみ上げました。
3つ目の理由は、要も月に対して照れつつも愛情を表現できるようになってきていることです。
人出で賑わう街を、要が月の手を取って歩くシーンなどは、読んでいるこちらが照れくさくなるほどでした。
そして4つ目の理由は、月の本業たる暗殺仕事です。
あいも変わらず瞬殺で、今回も簪で急所をひと突きして男たちを屠っていきます。顔色を変えず呼吸も乱さぬ達人業は見事のひとこと。相手の命乞いもまったく意に介さない非情さは、気持ちいいほどです。
要とのラブラブぶりと対を成すこの冷徹な月も魅力的でステキでした。
その他では、月の作る料理で美味しそうな献立が美味しそうに描かれていたこともあります。
その献立とは、鯵と筍の味噌煮、バカ貝と筍のすまし汁。焼き物は苦手、味噌汁の火加減も苦手な月にしてはベストメニューでしょう。味噌煮には梅干しを入れて酸味づけするなど、工夫も見られます。グッジョブ月!のワンシーンでした。
ともあれ夫に愛され、父に愛されして成長する月の姿がシリーズ最大の魅力です。
ご近所のおかみさんたちのほか、第2話では夫の友人にまで親しまれだした月。次作の月が楽しみです。 -
購入済み
「黄金バット」について・・・もともとは昭和初期ごろに作られた紙芝居作品で、当時はかなりの人気を博した紙芝居シリーズだったらしい。ストーリーは、大正の激動の時代を舞台に、ダークヒーローの黄金バットが秘密結社やら何やらを相手にいろいろ活躍するというもの。ちなみに「黄金バット」は、あのアメリカ最初のスーパーヒーロー「スーパーマン」よりも数年先に作られていたらしく、世界最古のスーパーヒーローなのではと言われているそうな。
そして本作、漫画版「黄金バット」はその黄金バットの世界観を元に、いろいろリニューアルされた作品。絵は現代受けする感じで、ストーリーもテンポ良く、総じて読みやすい作品になっている。敵も味方も全体的にダークで、和風ダークヒーロー漫画といった感じ。
一言でまとめると、ツリ目黒髪ポニテ革ブーツ巫女たんがかわいいのでおすすめ。