信田さよ子のレビュー一覧

  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    以前読んでいたが2017年4月に再読。

    性的に選択されることがなくなった"おばさん"がいかに強かにこの国で生きているかがわかる一冊。
    石川遼やヨン様におばさんたちが熱狂するのは性的欲求の発露だというのはおぞましくも人間的だ。

    また、後半には筆者がカウンセリングで出会った女性たちの話からいかに日本的な家族像の中で女性たちが苦しい生き方を強いられてきたのかがわかった。特に公務員夫の妻の話は後半涙なしには読めなかった。

    何かについて明確にわかる!という本ではないが、じんわりと心にくる新書だ。

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    2017年05月10日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    3人の人となり思想がとりあえずは分かりやすい本なので作家達に興味がある人は手っ取り早いです。上野千鶴子の本だけ読んだことがなかったのですが想像通りの人でした。
    読書後ネットで、お顔を拝見しましたが、これまた想像通りの人でした。現在は悠々自適?世間一般以上に裕福な暮らしをされていると思いますが庶民、平等、フェミニズムなどのイデオロギーを振りかざす感じですね。
    あとがきで北原みのりが上野千鶴子に対して皮肉めいた事を書いていますが直接いっていただきたかったです。コワィのかな?言ったところで平行線になるだろうしね。
    ウーマンリブなど、さまざまな時代を経てきたことや勿論、正論なのだろうけど、思春期や女と

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    2017年02月28日
  • 逃げたい娘 諦めない母

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    ネタバレ

    君島瑠衣という女性の置かれた状況を物語仕立てして、エピソードごとに説明が付け加えてある。
    分かりやすいような、そうでないような。
    信田さよ子著の本の方が私には読みやすい。

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    2016年09月03日
  • 逃げたい娘 諦めない母

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    妻に勧められ読む。父と息子の関係も大変だが、母と娘の関係もまた違った種類の粘着質っぽい大変さが有るのだなあと思う。外から見ていると、なかなか分からないものだが、心配になってくる。また、娘たちとはこのような間にならないと良いなと思う。

    【学】
    母はどんな話をしても素直に喜ばない

    母が喜ぶからと柄にあわない優等生を演じていた事は葬り去りたい過去だ

    「母の存在が重い」「いつまでも支配されている」と感じる娘は珍しくアリマセン

    どこか虫の居心地が悪そうな母の声を聞いてると内蔵という内臓がギュッと小さく縮む気分になる。仕事以上のストレス

    だんだんと人間関係にまで口出しするようになった

    母は、私

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    2016年07月15日
  • 逃げたい娘 諦めない母

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    毒親育ちのため、関連書籍は何冊も読んでいて、なんとか自分の人生を生き直そうと努力中。

    それでも生きづらさは拭えない。
    老いていく母への罪悪感も増える一方。

    ここまで苦しんでいるのに、
    一瞬、
    この本の著者はなぜこんなに
    母親を疎むのか、
    なんて考えてしまった。

    根が深い問題…。
    実際には、瑠衣のように母娘関係を話のできる相手なんかいないからな…。

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    2016年06月26日
  • 逃げたい娘 諦めない母

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    ネタバレ

    発売日に朝倉さんご本人から購入!

    最近は「毒母」という言葉もあり、
    それぞれ家庭ごとの問題を抱えている母娘関係。

    辛く重くなりがちなテーマですが、
    朝倉さんの読みやすい文章、
    カウンセラーの信田先生のコラムが
    すんなりと心に響きます。

    我が家もご多分に漏れず、母は「微毒」を
    持っています。

    親による負の言葉の数々を受け流し、
    大人になった自分の人生を自信をもって
    生きていこうと思います。

    ・母親は、論を尽くせば通じる相手ではない。
     母親の介入から自分を守る壁を築くこと。

    ・できないことや無理であることを断言し、
     一線を引く。
     母親は何を言っても響かないと判断した
     人には潔く

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    2016年06月10日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    精神学てきには男性は身体を持っていないというのは驚き。女性の母と娘の関係は、女性は身体を持っているので、身体性を通じて支配・被支配が起こるという視点。

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    2015年10月18日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    女たちが語る(対談形式の)東電OLと木嶋佳苗。
    対談形式であるがゆえのもどかしさがあります。
    裁判を傍聴したことがないので、こんなところにも男女差というか、取扱いの違いがあるんだと改めて感じました。

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    2015年05月22日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    やはり、木嶋佳苗がとびぬけて異常性が高い。獄中結婚したしね。こやつ、別のことやってたら成功者に、なっていたんだろうね。
    三人のおばさま達がワーキャー対談してるのだけど、「やっぱり男って・・」、「いつまでたっても男は・・」とステレオタイプな発言を連発していることがこの本の論理的な主張を危うくしてると思いました。

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    2015年04月25日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    田房永子、角田光代、萩尾望都、信田さよ子、水無田気流との対談 田房永子のは、まあまあ。角田光代の「八日目の蝉」の親子関係の異常さが、この対談を読んで何となく納得。萩尾望都の母親とのこじれは、作品を読んでいたからなんとなく察しはついていたけど、公にするべきではないような気がする。作品を読めばすべてが書かれているから。「残酷の」を書いてから憑きものがおちたような気がして、作品を読んでもあまりおもしろく感じられない。最後の二人は、ほんのつけたし。

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    2014年11月04日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    水無田気流との対談が面白い。母子密着を助長する様々な要因が挙げられるが、最終的に父親の不在・疎外に行き着いてしまう。日本の父性は明治30年頃に捏造されたもので、一貫してそんなものは無いと。かといって日本で父性の代替を発明するのは至難だろう。

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    2014年10月29日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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     うわー。という感じ。
     男は死ぬまで現役感が有るなぁと思っていたけれど、女性も死ぬまで現役なんですよ! 男女は人として対等であるという、実は当たり前のことが認知されていない社会なのだなぁとしみじみ感じる。
     性差で社会的役割が異なる時代は終わりを告げつつあるんだけれども、政権を奪われてはイカンというね。そうだろうねぇ。私が男ならそう思うだろう。

     しかし誰向けの本だろうか、弱者であることを強いられている女性向け?そうであるとしたら、夢や幻想と言い切られると……いやそれでいいのかとなる。

     さらに言えば、この本に書かれている「選ばれない男性たち」は、職場で暴力にさらされていると私は感じてい

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    2014年10月26日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    お受験の本にも書いてありましたが、ブランドバックやシューズや服や装飾品を持つことの先には、子どもが有名小学校に通っているということが何よりのステータスになる…ことに近い、親子のゆがみを感じます。が、それにしても登場する親子のケースが極端でびっくり。

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    2014年07月27日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    精神科医の斎藤環氏と5人の女性達による対談集。
    テーマは母と娘。
    対談相手の中に角田光代さんがいたので読んでみたくなった。

    いやー、色々あるんだなと言うのが正直なところ。
    私自身母との関係性は取り立てて問題もないと思うし、自分の子供も息子だけだからこれからも悩むこともない。
    それでも母と娘が特別な関係だというのはよく分かる。
    良くも悪くもその結びつきの強さだとか。
    そうそう、母に対して罪悪感を抱くって感覚は私にもあるなぁ。
    自分が母より幸せになってしまったら後ろめたい気分になったり。

    いわゆる毒親だったり、母から抑圧や過干渉を受けている人にはこの本、絶対お勧めですね。
    あー、私だけじゃない

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    2014年07月07日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    精神分析的な視点から見て、極論すれば男性は身体というものを持っていません
    健康な男性の身体はいわば"透明な存在"で、それゆえ彼らは、日常的に自らの身体性を意識することはほとんどありません

    序文にあった言葉が、とても驚きで
    でも、続く対談を読むと、本当に納得する
    それは、インタビュアーが男性だから

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    2014年06月07日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    母と娘の関係についての、対談集。
    やっぱり、いろんなひとがその関係について、違和感を抱いてるのね、と思った。
    親子はこじれたとき、育てられてきたからこそ、つらくなる。残酷ではあるけど、そんなときに親を突き放して考えることができたら、楽になるやろうなあ。
    田房さんのところに出てきた、「呪詛」の考え方がしっくり来すぎて、感動した。

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    2014年04月10日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    ネタバレ

    母と娘の確執ってのはものすごく奥が深いだね。
    ひいてはそのまた母親の母親との問題でもあるわけだから。
    ここに出てくる母親たちは、あまりにもひどい。
    娘を自分の所有物と勘違いしてるのではないか。

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    2014年04月03日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    毒母、毒親という概念が紹介されるようになってだいぶたつ。
    自分とその母親の関係はどうだったのかなぁ、こどものを育てる母親として自分はどうなんだろう・・・と振り返りたくて、本書を読んでみた。

    まぁびっくりする。世の中にはいろんなお母さんがいるんだな、と。うちの母親も結構強烈な人だが、毒でもなんでもないかも。

    毒母に苦しんだマンガ家の田房永子さん、家族とか母子関係を描いた作品の多い角田光代さん、萩尾望都さん、母娘問題などに詳しい臨床家の信田さよ子さん、女性問題や家族関係、子育て論の社会学者で詩人の水無田気流さんと引きこもりを専門にしている精神科医の斎藤環先生との対談集。

    それぞれの体験談も交

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    2014年03月13日
  • 結婚帝国

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    フェミニズムというものは、一定程度の問題提起には非常に意味があるし、分かるとおもう部分もあるんだけれども、どうしても平行線的な、結局男性の受け入れがたいところをあげつらって悪口を言う的な。そういう風に若干見えてしまった。なんか、右を見ても救われないし、左を見ても救われないし、出口がない気がしてとても苦しくなる。フェミニズムを受け入れても救われないし、男性を受け入れても救われないしというそういうことです。とはいえ、結婚というものは一体なんなんだろうとよくよく考えてみると、考えれば考えるほどになんでもなくて不思議です。そういえばわたしは高校生の頃は家族破壊論を信奉していたなあとかそんな。制度として

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    2013年12月09日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    冒頭、上野千鶴子が北原みのりに言う。
    「私の本を愛読した女が幸福だったはずがない」(引用不正確)
    愛読してたよ、悪かったね。
    と私は読み進む。

    女は事件の当事者と自分の共通点のを語るけど、男は「俺は違う。おれならそんなことはしない」と言いたがる。って、私の周りでは当たってるかも。

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    2013年12月09日