信田さよ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ発売日に朝倉さんご本人から購入!
最近は「毒母」という言葉もあり、
それぞれ家庭ごとの問題を抱えている母娘関係。
辛く重くなりがちなテーマですが、
朝倉さんの読みやすい文章、
カウンセラーの信田先生のコラムが
すんなりと心に響きます。
我が家もご多分に漏れず、母は「微毒」を
持っています。
親による負の言葉の数々を受け流し、
大人になった自分の人生を自信をもって
生きていこうと思います。
・母親は、論を尽くせば通じる相手ではない。
母親の介入から自分を守る壁を築くこと。
・できないことや無理であることを断言し、
一線を引く。
母親は何を言っても響かないと判断した
人には潔く撤退する。
・母親の人生を研究して、「心理的な距離」
を作る。
「乱されない範囲でつきあう」
・母親研究は自分研究にもつながる。
文章化することでどのように母親から
コントロールされていたかが明らかになる。
・「やさしい娘」を脱して「幸せな娘」になる。 -
Posted by ブクログ
うわー。という感じ。
男は死ぬまで現役感が有るなぁと思っていたけれど、女性も死ぬまで現役なんですよ! 男女は人として対等であるという、実は当たり前のことが認知されていない社会なのだなぁとしみじみ感じる。
性差で社会的役割が異なる時代は終わりを告げつつあるんだけれども、政権を奪われてはイカンというね。そうだろうねぇ。私が男ならそう思うだろう。
しかし誰向けの本だろうか、弱者であることを強いられている女性向け?そうであるとしたら、夢や幻想と言い切られると……いやそれでいいのかとなる。
さらに言えば、この本に書かれている「選ばれない男性たち」は、職場で暴力にさらされていると私は感じている。私ですら仕事において、パワハラ、アルハラ、セクハラなどの受けることは多い。
結婚、妊娠、出産などので女性に比べ会社から逃げにくい男性にとって、非常にストレスフルな社会なんじゃなかろうか。上司は部下へ、部下は家族へ、親は子へ、子はイジメを行う。負のスパイラルだ。
女性がDVだと言えるようになったように、男性もパワハラだと言えるようになることが大事であると考える。
職場でのパワハラは権力構造から引き離せばよいとも言い切れず、難しいのだろうけれども……………それでも、やはり、パワハラはおかしい。自分の人権を自分が護らないことが、自分を傷つけることになっているのかもしれない。
自分を護れ、戦わずとも逃げろ。そんなことを考えた。 -
Posted by ブクログ
精神科医の斎藤環氏と5人の女性達による対談集。
テーマは母と娘。
対談相手の中に角田光代さんがいたので読んでみたくなった。
いやー、色々あるんだなと言うのが正直なところ。
私自身母との関係性は取り立てて問題もないと思うし、自分の子供も息子だけだからこれからも悩むこともない。
それでも母と娘が特別な関係だというのはよく分かる。
良くも悪くもその結びつきの強さだとか。
そうそう、母に対して罪悪感を抱くって感覚は私にもあるなぁ。
自分が母より幸せになってしまったら後ろめたい気分になったり。
いわゆる毒親だったり、母から抑圧や過干渉を受けている人にはこの本、絶対お勧めですね。
あー、私だけじゃないんだって思うんじゃないかな。
ここまでひどくなくても周りには一卵性親子って呼ばれるような人達は結構いるし。
過干渉がいやだいやだといいながら離れられないのが不思議でならなかったけれど、この本を読むとその気持ちが分からなくもない。
欲を言えば、シンプルだとされる母と息子の関係に嫁が登場した時にどう変化していくのか知りたかったな。
私にとってはこっちの方が気になる!(笑) -
Posted by ブクログ
毒母、毒親という概念が紹介されるようになってだいぶたつ。
自分とその母親の関係はどうだったのかなぁ、こどものを育てる母親として自分はどうなんだろう・・・と振り返りたくて、本書を読んでみた。
まぁびっくりする。世の中にはいろんなお母さんがいるんだな、と。うちの母親も結構強烈な人だが、毒でもなんでもないかも。
毒母に苦しんだマンガ家の田房永子さん、家族とか母子関係を描いた作品の多い角田光代さん、萩尾望都さん、母娘問題などに詳しい臨床家の信田さよ子さん、女性問題や家族関係、子育て論の社会学者で詩人の水無田気流さんと引きこもりを専門にしている精神科医の斎藤環先生との対談集。
それぞれの体験談も交えているが、実際に母親との関係で困って、克服した人の話ではなく、それぞれの専門分野から、この問題へアプローチしているものなので、興味深くはあるが、ピンとこないところも多かった。
斎藤先生の『母は娘の人生を支配する』か信田さよ子氏の『母が重くてたまらない』を読んでおけばよかったかも。
あらためて・・・
萩尾望都さんの作品は、トーマの心臓とかイグアナの娘とか、もう何十年も前の作品なのに、現代の母娘問題にも引き合いに出され、いまだに古びず普遍的なテーマを表現しててすごいわーと驚きます。 -
Posted by ブクログ
フェミニズムというものは、一定程度の問題提起には非常に意味があるし、分かるとおもう部分もあるんだけれども、どうしても平行線的な、結局男性の受け入れがたいところをあげつらって悪口を言う的な。そういう風に若干見えてしまった。なんか、右を見ても救われないし、左を見ても救われないし、出口がない気がしてとても苦しくなる。フェミニズムを受け入れても救われないし、男性を受け入れても救われないしというそういうことです。とはいえ、結婚というものは一体なんなんだろうとよくよく考えてみると、考えれば考えるほどになんでもなくて不思議です。そういえばわたしは高校生の頃は家族破壊論を信奉していたなあとかそんな。制度としての結婚になんの意味があるのだろうか。上野先生は「結婚というものは相手の性的自由を自分のみに束縛する契約のこと」とおっしゃっていましたが、それはうーーん、そういうものじゃない気がすると思いつつも、明確な反論が思いつかないので、じゃあやっぱりそういうことなのか、みたいな。とりあえず制度としての結婚はなんだかそろそろ限界を迎えているのかもしれない。なんかもっといい方法はないのか。