竹村優希のレビュー一覧
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古事記での表記である建御雷神(たけみかづち)は名の通り雷神で、天照大神の声かけで芽衣に試練を与える。その試練とは諏訪神社の建御名方神(たけみなかたのかみ)の悩みを解消する事。戌神を助けた芽衣、後々思わぬところで・・・
なぜか、黒塚がいた。黒塚の狙いは何だろう?芽衣の味方なのか、それとも陥れそうとしているのか、ハラハラする。
神様の草の縁での落とし物を渡すために、シロと橿原神宮に向かう芽衣。途中シロが蜘窟を調子に乗って触った。
これがとんでもないことになる。シロといい因幡といい、何かやらかすのが面白いが、今度ばかりは・・・。鬼滅の刃の那田蜘蛛山の善逸と被った。シロはどうなるのか、そして意外な神が登場した。
猛毒の蜘蛛に噛まれた天ははたしてどうなるのか?読みながらどんどん気になってくる。
今回はあやかしの蝦蟇と毒蜘蛛によって様々なピンチをむかえた。そして芽衣はどうなるのか、天は、シロはどうなるのか?神々でもできないことがある。
神社にお参りする時に感謝する気持ちが大切でお願いをするべきではない。その理由も見え隠れした。 -
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シリーズのこれまでは、なんとなく「千と千尋」のような感じがしていたが、今回は「もののけ姫」に近いような気がする。燦も居るし・・・
下宮の豊受大御神と燦の関係も明らかになった。豊受大御神が嫌な予感を抱き、燦をやおよろずから連れ帰ろうとする。嫌な予感は、元はヒトでキツネを乗っ取り更にあやかしになってしまった黒塚の封印が解けていることだった。芽衣は燦と離れたくない一心で燦を守ると豊受大御神に言う、その決心が揺るぎないことを証明するため、約束を司る速玉之男命(はやたまのおのかみ)と芽衣は燦を助けることを約束した。約束が守れない時は・・・。
黒塚はなぜ封印が解けたのか?その過去には大きな悲しみがあった。
三貴神のひとりツクヨミさまが出てきたので、タイムワープの要素も入ってくる。芽衣は黒塚をどうするのか?そして燦は・・・。
芽衣はこのシリーズで最大のピンチを迎える。ほんわかした中でスリリングさも入り、楽しめた。 -
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蝶々の導きという副題で想像がついてしまうが、ミステリーではないので、これでいいのだ。
前作以上に芽衣の身の変化が顕著になる。ヒトの時の記憶と身体が消えかける。天や燦、因幡やシロと過ごした日々や神々との思い出は鮮明に覚えている。
芽衣はヒトの世に戻るのか?天はどうするのか?が今作のメインテーマである。
プロローグで天が忘れることができないヒト、葉月のことが描かれている。これが大きな布石となっている。芽衣の前に天はヒトとの悲しい別れを経験している。天は芽衣をヒトの世に誘う。最後の鳥居の前で芽衣が気づいてしまったが・・・同じ道を辿って。
ヒトと神の世界の門番、麻多智はヒトが神の世界にいることを例外なく認めない。
1年もの間、黄泉の世にいてヒトの世に戻り芽衣は同じような旅館で働く。しかし黄泉の国の事は全て忘れている。蝶々の箸置きが導いてくれる。黄泉の国で神々との関係を築いたことが大きな財産になった。
黄泉の国に戻ってもすぐにヒトの世に戻らないといけないが、どうすれば良いのか模索が始まる。
今作はこれまで以上にドキドキハラハラする場面が多かった。シリーズも半ばになるが、この先も気になってきた。 -
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神様にはいろんな特徴があり、旅館のやおよろずにはやおよろずの神様たちがやってくる。その特性や何処にいるかが理解できるのも面白い。
今回登場する主な神様たちは、
カマドの神様・奥津比売命(おきつひめのみこと)(外宮・豊受大御神)、オムライスで芽衣と仲良くなる。
天狗でもある猿田彦大神(さるたひこおおかみ)(猿田彦神社)、道案内もしてくれる。
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)(島根・出雲大社)、八十神から逃げる因幡の白兎を連れているが・・・
宇治橋鎮守神(うじばしのまもりのかみ)内宮の入り口の橋にいる守護神。
二つに分かれて小さくなった竜神・和御魂(にぎみたま)と荒御魂(あらみたま)。
初っ端からオムライスが出てきて、お腹が空いてくる。牡蠣も美味しそうだ。そして天が病に・・・。そそっかしい芽衣、神様たちと本音でぶつかる純粋さは好感が持てる。しかし、ドキドキハラハラする場面は二巻も健在だ。特に竜神の章は。モフモフ白兎の因幡が活躍する場面もあり、良いコンビの誕生かも。続きが読みたくなってくる。 -
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初詣で伊勢神宮に行く計画を立ててホテルを予約した。そんな折、この本を見つけた。
物語としても面白い。文章は稚拙さを感じるが、読み取れる。どこか「千と千尋の神隠し」の構成に似ているところもある。芽衣の異世界物語だ。
谷原芽衣は仕事も彼氏も失い途方に暮れ、神頼みでお伊勢参りをすることにした。そこでなけなしの7,500円の入った財布をスリにあい、追いかけていくと不思議な世界に入っていく。神様専用のやおよろず旅館で天と言う宿主に出会う。
挿絵が綺麗で天はカッコいい。芽衣や燦も可愛い。ひょんな事からやおよろずで働くことになる芽衣。そこに訪れる神々は、厳島神社の弁財天である市杵島姫(いちきしまひめ)、栃木の高崎神社の日本料理の祖・磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)、鹿児島の霧島神社の長い繁栄を司り縁結びの岩の神・石長姫(いわながひめ)、岡山の足高神社の石長姫の父・大山津見神(おおやまつみのみこと)、他にも・・・
様々な神と出会い芽衣は様々な体験をする。そこに物語があり、その内容が割と面白かった。ドキドキハラハラする場面もあったり、ホッコリする場面もあったり、芽衣の性格が神々との繋がりを築いていく。そして天の正体は・・・
シリーズなので次も読みたくなった。 -
購入済み
足湯に浸かっているような気分
たまたま 去年 10年ぶりに神戸に行った事もあり どんなお話かな?と興味を持って読みました。
大切な人を亡くして 心に穴が空いたような…って よく耳にしますが…そんな人たちが共通の故人を想う話。
去年 身内が亡くなったあと 中々現実を受け入れられず しばらくは泣く事が出来なかった事を思い出した。きっと皆 同じような経験をしているのかな?
じんわり と 温かい気持ちになり…ゆったりと心地好く足湯に浸かりながら読んでいるような気持ちになりました😊
亡くなられた方の深~い優しさに癒されて
穏やかな時間を過ごせた気がしました。