あらすじ
霊能力の高さに悩む一華と、逆にその力を失った翠のコンビは、
投身自殺が相次ぐ雑居ビルの心霊調査をする。
どうやら生前はカウンセラーとして活躍した人物の悪霊が、
そのビルにとり憑いているらしい。
一華は手ごわい霊を無事に「回収」することができるのか。
ピンチの連続に一華と翠の関係にも変化が?
『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』著者による、書き下ろし新シリーズ第2弾!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お寺の娘で高い霊能力を持つ一華と、霊が視えなくなった翠の第二弾です。
前作の最後で、小さい頃に出会っていたことがわかって、今回は一華の翠に対する気持ちが一歩進んだ感じですね。翠と一華の掛け合いも面白いです。次が待ち遠しいですね。
怖いだけのシチュエーションに、ほのぼのと、温かさが、プラスされて、何と言って良いのか、ちょっと、あちらの世界から、こちらの世界寄りになってきた気がする。
Posted by ブクログ
2冊目のメインとなるのはきさらぎ駅をモチーフにしたお話。異界の生成原因とか背景なんかはよくできていると思うけど、このお話だと駅が入口になる理由がなくない?