竹村優希のレビュー一覧
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お、おもしろかった…!
最初は主人公のテンションの高さに、どうしたもんか…と躊躇するところもあったが、話が進むにつれて主人公も落ち着いてくるし、どんどん盛り上がっていくしで、頁を捲るのが楽しくなった。
オカルトお仕事ちょいミステリー物語…
といったところだろうか。
超一流企業・吉原不動産の第六物件管理部は、いわゆる事故物件を調査する部署。霊感のある新入社員・澪と、謎多きドS部長・次郎で、その案件を解決していく。
ちょっとミステリー要素はあるものの、謎解きをテーマとしてないからか幕引きがあっさりしてるので、物足りなさを感じる人も多いだろう。
でも、そうゆうお仕事だと割り切ればこれはこれで -
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やはり、カンジ様って、田中さんの探し求める恩人だった。途中から、そんな気がしてたけど、まさか、そんなに都合良くいかないでしょって、否定していたのに、そのまさかだった(笑)一華の父親、蓮月寺の当主が、禁忌の術を使い、式神や人をも、操っていたとは……蓮月寺の崩壊(建物だけではなく、それ自体の)は、次期当主の兄、嶺人が、守り、立て直していくのだろうが……未来は、明るいような気がする。
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ネタバレ 購入済み
翠の式神の、田中さんの壮絶な過去。彼が探す父親のような僧を見つけてあげられるのか?翠が使っている大きな力を持つ黒い物、カンジ様?は、何者?一華の忘れた?封印された?過去とは?謎が謎を呼び、混沌とした様相を呈して来た。これが、どう収拾されるのか?
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ネタバレ 購入済み
縁を切りたい実家の寺から、兄が、出て来た事で、話が、ますます、ややこしくなってきて、一華自身の過去にも、何か秘密が、有るっぽい。話が、どうなって行くのか、とても気になる。
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怖いだけのシチュエーションに、ほのぼのと、温かさが、プラスされて、何と言って良いのか、ちょっと、あちらの世界から、こちらの世界寄りになってきた気がする。
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今回も芽衣がおかしな神を招き入れる。
竜神らしい竜が渇き、芽衣に助けを求めるところから始まる。この竜は何者なのか?八郎潟の主である八郎太郎は元は人、芽衣と同じだ。
三湖伝説ってなんだ?その時の罪を背負い渇き続けるようだ。芽衣は八郎太郎を救えるのか?そして人でなくなりつつある芽衣は究極の選択を求められる。
八郎と芽衣の違いは、自分の命を投げ打つのかどうかだ。芽衣は全てを救おうとするところが気持ち良い。
次は怪しい老爺と出会う。この老爺は自分を翁と呼べばいいと言うが、神なのか?占い師なのか?
穢れと純粋な気持ちは表裏一体なのだろうか?他者のためにとった純粋な心には穢れが入り込むのは、少しだけ理解 -
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古事記での表記である建御雷神(たけみかづち)は名の通り雷神で、天照大神の声かけで芽衣に試練を与える。その試練とは諏訪神社の建御名方神(たけみなかたのかみ)の悩みを解消する事。戌神を助けた芽衣、後々思わぬところで・・・
なぜか、黒塚がいた。黒塚の狙いは何だろう?芽衣の味方なのか、それとも陥れそうとしているのか、ハラハラする。
神様の草の縁での落とし物を渡すために、シロと橿原神宮に向かう芽衣。途中シロが蜘窟を調子に乗って触った。
これがとんでもないことになる。シロといい因幡といい、何かやらかすのが面白いが、今度ばかりは・・・。鬼滅の刃の那田蜘蛛山の善逸と被った。シロはどうなるのか、そして意外な -
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シリーズのこれまでは、なんとなく「千と千尋」のような感じがしていたが、今回は「もののけ姫」に近いような気がする。燦も居るし・・・
下宮の豊受大御神と燦の関係も明らかになった。豊受大御神が嫌な予感を抱き、燦をやおよろずから連れ帰ろうとする。嫌な予感は、元はヒトでキツネを乗っ取り更にあやかしになってしまった黒塚の封印が解けていることだった。芽衣は燦と離れたくない一心で燦を守ると豊受大御神に言う、その決心が揺るぎないことを証明するため、約束を司る速玉之男命(はやたまのおのかみ)と芽衣は燦を助けることを約束した。約束が守れない時は・・・。
黒塚はなぜ封印が解けたのか?その過去には大きな悲しみがあっ