あらすじ
亡き祖父・万のアンティークショップを継ぐために神戸に移り住んで5カ月。寒さも厳しくなるころ、寛人はアンティーク堂で使い込まれたいくもの灰皿を見つけた。修理職人の茉莉に聞いても、万が煙草を吸っていた記憶はないという。数日後、その灰皿を買いたいという客が現れた…古いモノには込められた“想い”を解き明かす、人気キャラクター小説第二弾。
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
亡き祖父・万のアンティーク堂を継ぐために神戸に移り住んで5カ月。寒さも厳しくなるころ、寛人は店で使い込まれたいくつもの携帯灰皿を見つけた。店に間借りをしている修理職人の茉莉に聞いても、万が煙草を吸っていた記憶はないという。やがてその灰皿は売れたが、数日後、お客から「蓋が開かないものがある」と言われる―古いモノに込められた“想い”を解き明かす、大人気キャラクター小説、第二弾。
令和4年1月12日~14日
Posted by ブクログ
お互いがお互いを思いやる優しい気持ち。
伝え方も人それぞれ違う中、相手ならもっとうまく話をすることができただろう…自分はどうしてこんなに不器用なのだろう…。
自分らしさに気づき、真っ直ぐ気持ちを伝えることの難しさを考えさせられた。
Posted by ブクログ
この前読んだ本の続編です^^
前に読んで気に入ったので、続編を読みたくなりまた。
とはいうものの前のわくわく感ではなくて、この本はなんとなく休み時間にコーヒーを飲みながら時間がゆったりと流れるような感覚で読めるので気に入ってます(⌒▽⌒)
相変わらず茉莉のもとに想いのある修理の依頼があるのですが、今回はアンティーク堂の元の主人の万さんや茉莉さんの事が少し知れる話しになっていて、人はどうやって勇気を貰うんだろうとか、どうやって勇気を与えられるのかなー そしてどう乗り越えていくのかなぁて考える話しでした。
この本を読んでると悲しさや辛さをを知ることで、人に優しく時には厳しくなれるんだなって思わせてくれてます。
足湯に浸かっているような気分
たまたま 去年 10年ぶりに神戸に行った事もあり どんなお話かな?と興味を持って読みました。
大切な人を亡くして 心に穴が空いたような…って よく耳にしますが…そんな人たちが共通の故人を想う話。
去年 身内が亡くなったあと 中々現実を受け入れられず しばらくは泣く事が出来なかった事を思い出した。きっと皆 同じような経験をしているのかな?
じんわり と 温かい気持ちになり…ゆったりと心地好く足湯に浸かりながら読んでいるような気持ちになりました😊
亡くなられた方の深~い優しさに癒されて
穏やかな時間を過ごせた気がしました。
Posted by ブクログ
短話のミステリーもの。主人公とヒロインがアンティーク堂に持ち込まれる色々な物の謎を解き明かす内容。「主を失ったジャケット」という副題に惹かれて購入。
話によっては馴染みの無いもの(携帯灰皿とか)が題材に選ばれていることもあったが、説明が分かりやすく、頭にすっと入ってきた。全体的に丁寧なのは良いのだが、作品としての味が薄めなためか印象に残りづらい。もう少し何か特徴を出しても良かったのではと思った。