支援BISのレビュー一覧
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購入済み
完結
この物語がまさかもう終わってしまうとは思わず、終わりを感じ始めて、寂しさから読むペースを落としました。
情緒に溢れ、キャラクターひとりひとりに深みのある設定も好ましく感じました。
多くの伏線も繋がりあたたかみのある最後にジーンとしました。素敵な作品をありがとうございました。 -
購入済み
圧巻の読みごたえ
ようやく手を出した作品。前から気にはなっていたが、手が届かず今回の出会いがあった。
圧巻の読みごたえは格別の喜びでした。通常のライトノベル3冊くらいの深みと読み易さがある作品。
おすすめです。 -
購入済み
深みがある面白さ
それなりの数のライトノベルや文芸をここ数年読んでいるが、この作品の面白さは深みだと思った。
情景が豊かでテンポや展開に気が散らないのはすごい次も楽しみ -
Posted by ブクログ
「エダ、お前……」
「気配りを習得したんだな」
「レカン。何かのスキルを身につけたみたいな言い方はおやめ」(本文P307より引用)
ストーリーだけに収まらないこの物語の面白さを端的に表している1シーン。
冒険者の生き方が身にしみているレカンの判断基準は一般常識とは少し違くて、そこを丁寧かつさらりとツッコむシーラさんとのやりとりが一番好きです。
一巻同様、Web小説ですでに読んでいますが、加筆修正されているところに少しの違和感を感じるわたしは、もう立派なオタク……もとい、マニアですね。
今巻は、レカンの冒険は少し控えめに、今後のキーとなる人物たちとの出会いと、エダの成長物語でした。
回復魔 -
購入済み
イイものはイイ。
面白い。興味深い。人々が生き生きしている。
読みながら思わず、ニヤリとしたり、あはは、と笑ったり、なるほどなるほど、と唸ってみたり。
空想上の物語であるからこその面白みと、そんなの関係なく普遍的な考え方が物語として面白く興味深い。
プロローグ読んで「?」
エピローグ読んで「!」 -
購入済み
とても面白く楽しく読みました
星五です。読むのが止まらず、寝不足ぎみで一気に読みました。やはり面白くて、主人公も登場人物も全員大好きです。文章の書き方も良くて、飽きるところが全くないという本はまれなんじゃないでしょうか。続きを楽しみにして待っています。
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Posted by ブクログ
『辺境の老騎士』から、支援BISさんのファンです。
Webで原作は追いかけていますが(そしてそれは、当然のごとく大変面白く容易にのめりこめてしまいます。小説もそのうち買います。)
エダがレカンを追いかけ見送ったシーンが、まざまざと脳内で画として浮かび上がった瞬間、こちらのコミックを注文していました。
さて一巻は、主人公レカンが異世界に降り立ち、冒険者として歩き出すまでが描かれています。
重厚な世界が広がるハイファンタジー。
世に氾濫する転生ものは、生まれたときからとにかくハイスペックで無敵で女の子にもモテモテ(モテる理由はわからない)で……と、すべてとは言いませんが、そんな印象です。
翻っ -
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ネタバレ 購入済み
大傑作
遂に読み終わってしまった。
冒頭少々を読んだところで漂い出した終わりの匂い。
大事にじっくり噛み締めて読んだ。
バルドは幸せだったんだろうか?
みんな先にいってしまった。
作品としてはとてもきれいにおわっている。
大傑作。 -
ネタバレ 購入済み
最高級のファンタジー
断言する。支援BIS先生は天才である。 「辺境の老騎士」で氏の作品と出会い魅了されたが、本作「迷宮の王」も大傑作なのだ。 「辺境の…」といい、この「迷宮の王」といい、完全にファンタジーなのだが、池波正太郎バリの「時代劇」のようなテイストを感じさせる。 世界に胸を張って打ち出せるコンテンツはここにあるぞ! 前にも書いたが、「支援BIS」という名前だけでもファンタジーTRPG好きはニヤニヤしてしまうのだ。 手に汗握ってニヤニヤしながら次巻へ! ちなみに、「迷宮の王」本編はこの巻で完結。
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ありゃ!?「完結」になってたから、↑の感想だったのに、三巻出たぞ!?
急いで読んで改訂したいが急ぐと勿 -
購入済み
大人向けファンタジー
40代になって、ラノベのノリが少し疲れるようになってきたが、本作は主人公が引退を決意した騎士な事も有り、あまりガチャガチャした雰囲気ではなく重厚で奥深い作品に好感が持てる。
大人がじっくりと読めるファンタジー小説であると言える。
料理の描写かかなり詳しく、「これは〇〇のことだ」という感じで想像しながら楽しく読めるのも非常に面白い。ただしお腹が減る。
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購入済み
剣客商売を彷彿とさせる、小気味良く鮮やかな人と食の描写。世に溢れるなろう系ラノベとは一線を画す、確かなバックボーンを感じる文章力(なろう系はなろう系で軽く読めるんだけど)。
値段の価値は十分にあり。