支援BISのレビュー一覧

  • 辺境の老騎士 II 新生の森

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    ネタバレ

     引退した老騎士が主人公の異世界グルメ・エピック・ファンタジー第二弾!

     前回は「死に場所を探す旅」で、あてどもない旅路の先で土地土地のグルメを気ままに楽しむ旅でしたが、ここから「生きる旅」。旅の仲間も増え、目的地も定まり、グルメからエピックのほうへ比重が傾きます。なので、グルメ描写はちょっと少な目。
     その分、増えた登場人物が大いに活躍します。
     特にジュルチャガとヴェン・ウリル。最後の章では、ゴドンの領主としての手腕も見逃せません。

     目的のある旅で常にあちらこちらへ駆けまわる場面の多い中で、滝壺のそばで修業をしつつのんびり過ごす場面は、この巻では貴重ななごみの場面で、特に好きなところです。

    0
    2014年10月13日
  • 辺境の老騎士 II 新生の森

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     二巻は仲間が集い、思いを交わし、別れを告げる物語である。
     語るべきことはあまりない。一巻ですでに、ネット小説では頭一つ抜けた作品だと思っていたが、その評価を修正したい。これは隔絶していると言ってよい。

     文句なしの星五つ。おかしみあり、波乱あり、胸が熱くなる交情ありの名作であるが、惜しむらくは次が来年の冬まで飛ぶらしい件だろう。
     完結したと聞くネット版に手が伸びそうになる。困ったものだが、そこはグッと我慢することにして、楽しみに待つことにしよう。
     まあ、おっさんにとって、一年はさほど長くはないのだから、待てるだろう。が、若人には殺生な間であるとも思う。

    0
    2014年10月01日
  • 辺境の老騎士 I

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    「老騎士」って打とうとして予測変換に「労基署」を出してくる我がPCよ……。
     でも、もうすっかり「老騎士」を一発変換で出してくれるようになりました!
     読んでる途中から「これいいよ!」と宣伝したくなる、楽しいファンタジーでした。
     グルメ・エピック・ファンタジーの冠、伊達じゃないです。
     全部が全部美味しそうなのですが、わたしは敢えて「炊きプランの卵まぜ」をオススメしたいところ。日本人なら(笑)

     異世界ファンタジーでは、衣食住、その世界の持つ当たり前の文化をいかに説明するかっていうのは大事だな、と個人的に思っているわけですが、この小説はその辺すごいです。なんてったって、ファンタジー世界で「グルメ旅」をメインに据えているわけですから。

     しかも、ただ行き当りばったりに食べ歩きをさせているわけではない。
     老いた騎士の、当てもない半分道楽のような旅路が短編連絡で続くのを追ううちに、実はそれがより大きな物語の一部であることが分かってくる。
     骨太な本格ファンタジーであると同時に、エンタメ小説でもあるところが本当に面白いです!

     そして主人公の老騎士がまたかっこいい!
     老人ならではの達観した余裕のある雰囲気が、食道楽の旅ととてもマッチします。
     これが働き盛りの青年とかだったら、食をメインにするなんてまずできないだろうと思います。引退した老人だから良いんです。

     ただ、ファンタジーにありがちなのですが、人の名前がずらずらと出て来て、この人がどこの領主で、この人が誰の息子で~……(フリーズ)……と途中で分からなくなってしまいました^^;
     分からなくても分からないなりに読めてしまうのですが。

    1
    2014年09月28日
  • 辺境の老騎士 I

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     面白い本ほど、よく手が止まり積んでしまうことがある。自分が一番良い状態の時に、思う存分楽しみたいと思うからだ。
     この本もそうした類の一冊で、明日続巻が発売されるからと踏ん切りをつけて読み切った。
     やはり、面白い作品である。極上のひと時を味わわせていただいた。

     ネット小説出身の作品としては異色のハイファンタジーであり、乾いた世界観と、だからこそ映し出される人情味あるストーリーが、この上なく良い。
     主人公であるバルド自身が出来事に対して客観視しない、主観の物語であることも、物語により彩りを添える結果となっている。
     そのストーリーを支えるだけのディテールもまた素晴らしい。スペイン風の(なのだと思われる)名称が採用された世界観もさることながら、描写の細密さと、省き方のバランスは一級だろう。この世界観に即したイラストも素晴らしい。

     文句なしに星五つである。もしかすると、今年一番の一冊かもしれない。
     とはいえ、ひょっとしたら明日発売の新刊がこの巻を超えるかもしれないので、その評はとりあえず暫定として「かもしれない」で止めておく。

    2
    2014年08月29日
  • 辺境の老騎士 I

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    ここ最近の睡眠不足の要因。webで無料公開されてるのを読み切り、応援と、手元においておきたいという気持ちから書籍も購入しました。
    老騎士の視点を通して、生きるという問いにひとつの回答を与える作品です。

    2
    2014年06月14日
  • 辺境の老騎士 I

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    老騎士の目的のない旅とグルメ。しかしそこに様々な国の思惑やキャラのドラマが重なって予想外の読み応え。いい物語見つけた。

    1
    2014年03月24日
  • 辺境の老騎士 I

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    読み終えて溜息が出るような、涙腺のゆるむような「物語」。表見返しから裏見返しへと老騎士の旅が続いていく感がいい。ウェブ版で何度となく読み返している、現在も「小説家になろう」さんで連載中の物語の、最初の部分の書籍化。連載は7章が終わったところだけど、この本には序章と1章部分が収められている。

    冒頭、山から下りてきた姿で登場する主人公と宿屋の娘の会話で、ここが家畜が角をもつ異世界であることが示され、やがて奥深くへ入り込んでいくこの異世界の紹介であり見聞録である導入パートだけれど、この一冊だけでも十分に楽しめる。
    主家から離れた流れ騎士バルド・ローエンが旅の途中で様々な人と出会い、野菜売りの少年の将来から一国の今後に関わる大きな問題までを少しずつ変えていく。善と悪の二元論ではない道を選べるのは齢を重ねた主人公ならではの安心感。

    各章に登場する食べ物がまたどれも美味しそうなのだけど、なにせ異世界のことだから名前も違うし形もはっきりとしない食材が多い。口に入れた時の味わいや喉ごしの表現から「これはおそらくあれのようなものかな」と想像して楽しむのに、自分の味わった食べ物の記憶をひっぱりだしてひきくらべることになる。読み手の知識と想像力に挑むようなお話。続巻も楽しみ。

    1
    2014年03月16日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

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    小説から入ったので、漫画版はだいぶ端折られているなって印象があります。
    ただ、おちゃめなバルドが食べ歩きしながら人助けもしてるあの感じはでてます。
    なので、読みたいか読みたくないかは好みが分かれると思う。
    個人的には、早く歌合戦の話まで進まないかな?(てか、どう描くんだろう)

    0
    2026年03月14日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(11)

    購入済み

    これは叙事詩だ!

    辺境の老騎士 バルド・ローエン
    この作品は全編を通じ主人公の老騎士バルド・ローエンが感じる気持ちを叙事詩で綴られている。
    この愛すべき食いしん坊の老騎士がなんとも言えない共感を呼ぶ。
    この食いしん坊さんは、大変なグルメでありその食レポにもうな去られる。
    ”食徳”を持つ御仁なのだそうだ。
    激しい冒険譚では無いが、奥深いストーリーと確かな画力の秀作だ!
    皆さんにご一読をお奨めする。

    #共感する #タメになる #癒やされる

    0
    2024年04月29日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(11)

    000

    購入済み

    表紙のローエンさん、可愛いい

    食い気も大切、そこんところも本作品の魅力。
    鳥唐揚げ食べてます。
    チューリップじゃあないんだけど、
    美味しそうですよね。
    お好みで。

    0
    2024年04月20日
  • 狼は眠らない (3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったのにこの巻で打ち切りのようです。
    なんとヤングエースUPで待ち時間ゼロで、全巻無料で読めます。
    原作が小説家になろうのウェブ小説ですが、そちらは180万文字ぐらいの大ボリュームで、思った以上に長編で驚いた。
    漫画の最後のコマでコミック版完となってて、続きは小説でってあるので、漫画が3巻しか続かなかったので、世界観を気に入った人への小説版の販促ツールとして割り切って無料公開って感じでしょうか。まぁまんまとその作戦でウェブ版だけど小説読んでるので、いい作戦なのかもしれない。
    この人の作品は読んだことがあまりなかったけど、なかなか世界観とか人間社会とかが常識的でいいですね。よくあるなろう系と違って、ちゃんと魔法のある世界として社会が構築されてて興味深い。

    2
    2024年02月16日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(3)

    無料版購入済み

    一つの旅の終わり

    今巻でバルドの旅に一つの区切りが付きました。
    旅の物語としてもこれまでに立ち寄った町でのグルメリポートが特徴的な今作ですが、シリアスな展開が続くからかコミカルな要素は鳴りを潜めます。
    バルドはいわゆる無双系ではないのでヒヤヒヤする場面も多かったですね。話の展開も無理がないし、憎まれキャラがしっかりと仕事をしているし、回りのキャラも良い味を出しているしでとても面白い巻でした。
    新しい展開を迎えて、ますます続きが気になりますね。

    #感動する #ドキドキハラハラ #アツい

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    2023年09月24日
  • 辺境の老騎士 III バルド・ローエンと王国の太子

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    主人公バルドの魅力再発見の巻でした。
    新しいものを受け入れる柔軟さ、そして、歌で皆を魅了するなんて、もう反則技です。

    0
    2023年05月20日
  • 辺境の老騎士 II 新生の森

    Posted by ブクログ

    第二巻は主人公バルドだけでなく、彼を取り巻く人々の魅力もたくさん伝わってくる内容でした。(バルドのそばにいるから魅力的になれる感もありますが。)食レポも最高です‼️未知の食材を使った未知の料理なのに、食べたくなるのは、文章のすごさと、私の食いしん坊のすごさとの合わせ技?

    0
    2023年05月07日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

    47

    ネタバレ 購入済み

    頑固なじいさん

    世界観が丁寧に描かれているので好感が持てる。
    バルド、物腰は柔らかいけど結構頑固者で時々説教くさい。
    ・・・たまに印籠が見えそう・・・
    食べ物の表現が良くて、とてもそそられる。
    アクションがあるけど心が落ち着く感じと爽快な感じがある不思議な物語。

    #癒やされる #カッコいい

    0
    2023年04月30日
  • 【完全無料】ヤンマガ異世界大集結! 試し読みパック

    購入済み

    ヤンマガの魅力たっぷり

    実に多彩なテーマを軸としたお話が集められた、ヤンマガの魅力を存分に発揮した作品集だといえます。おそらく読者の大半を占める青年たちにウケがあるちょい色物展開のものから、冒険者がコツコツと努力して日常を送るといった定番異世界描写モノまで、幅広く揃っています。新たなお気に入り作品が見つかると思います。

    #ほのぼの #ドキドキハラハラ #カッコいい

    0
    2022年07月01日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

    購入済み

    年寄りが主人公

    ファンタジー系ラノベのコミカライズ。舞台や設定はありふれたファンタジー系なのだが主人公が引退した騎士 という点が異色。魔女と呼ばれている女性も普通の姿は老婆。これも異色である。
    絵柄は丁寧に書き込まれていて好感が持てる。

    0
    2022年01月12日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(8)

    ネタバレ 購入済み

    赤鴉!

    早い巻数に出ていたけど忘れかけてたヴェン・ウリルの登場!彼が参戦して奇襲を制す!その後バルドのお腹が空き、お約束なグルメイベント!ベン草の形が可愛く、煮え方が踊ってるようで食べるのにコツが入りそう。そしてドリアテッサと共にバルド達は魔獣狩りに出掛け、その道程で豊かな食材がジュルチャガの手で美味しい料理に!彼とバルドの言い合いが面白い(´∀`=)/ 魔獣狩は見事に成功!南北の村の事件の影にゴリオラ皇国の侯爵が関与しているようだ。

    #ほのぼの #笑える #カッコいい

    0
    2021年12月26日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

    購入済み

    好み

    久々にとっても面白い作品に出会えました!なぜ今まで知らなかったのかと後悔したくらい。
    今後に期待したいです。

    #アツい

    0
    2021年12月21日
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

    購入済み

    好きな雰囲気

    舞台はファンタジーな中世世界。
    引退した老騎士が、以前深い関係にあった人たちとの思い出を踏まえながら旅をするロードムービー的作品。
    一言で言えばこんな感じでしょうか?

    これって、何かに似てるんですよね。
    そう、今話題の「葬送のフリーレン」と似た感じです。
    もちろん、フリーレンの方は1000年を生きるエルフであり、本作よりずっと時を隔てた物語ではありますが、在りし日の思い出を拾い集めるという意味では同じ。
    (ちなみに、この作品の原作は2012年から連載開始、フリーレンは2020年からですので、本作の方がずっと先であったと付け加えておきます)

    という事で、フリーレン好きの私にはドンピシャでした。
    過ぎ去った思い出の人たちとはもう会えない…、そういうそこはかとない寂しさが何とも言えない感じ。


    一方、本作にはもう1つ、「異世界グルメマンガ」との側面もあります。
    今となってはよくあるパターンであり、正直この作品にそこまで盛り込む必要はないんじゃないかとも思えます。

    が、本作の連載開始時(2012年)と言えば、「ダンジョン飯」(2014年~)、「空挺ドラゴンズ」(2016年~)より前。
    同じく2012年に原作小説の連載が始まった「異世界居酒屋「のぶ」」と並んで、異世界グルメ系ではかなり古い部類に入るでしょう。
    そう言う意味では、かなり先見の明があった作品と言えるかも。

    今ではあまり知名度は無いようですが、もっと評価されてよい作品だと思います。
    (あ、マンガの連載はまだ続いてますね)





    #切ない #エモい #カッコいい

    1
    2021年10月11日