鉄雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「はこマリっ!」の3巻。
今回はループする殺人ゲーム【王降ろしの国】が舞台。
なんとなく雰囲気が「汝は人狼なりや?」的なものを感じるが、こっちは各々が個人戦で生き残ることが絶対必須。
互いの役職を知ろうとする心理戦に加え、なんと各々ナイフを持っていて直接殺害もかのうという超緊迫したゲーム。
一輝と麻理亜はこの箱に対抗するため、ゲームの勝利とは別に全員生き残る事が勝利の条件。
疑心暗鬼で簡単に殺し合いが起きてしまうゲームを果たして無事にクリアできるのか・・・4巻が楽しみだ。
それにしても、麻理亜のメイド姿が超絶可愛い・・・のに麻理亜のメイド姿<一輝のメイド姿という悲劇。 -
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Posted by ブクログ
読み終わってからだいぶ時間があいてしまった。そのためにちゃんとかけないかとおもうのでご了承。
さて、この本の内容は「繰り返しの日々の果てに、再び星野一輝の前に現れた音無麻理亜。しかし、ふたりで過ごす穏やかな時間は長くは続かない。一輝の周辺で不思議な事が起き始めたのだ。送った記憶のない告白メール、断絶する記憶、「自分ではない自分」が引き起こす事件、死体。そして、携帯電話に残された宣戦布告―『ボクはアンタを壊す。アンタが大切にしているものを全部壊す。“箱”を手にしたボクは、アンタから全てを奪える』“所有者”が一輝に向ける “悪意の理由”と“願い”とは…?緊迫の第二巻」です。
一巻を読み終わ -
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Posted by ブクログ
誰かに成り代わるという行為は矛盾を内包する
その「誰か」に成り切ってしまうと「自分」が消失する
しかし「自分」を維持したままでは「誰か」になれない
徐々に存在を乗っ取られていく中での一輝と音無の共闘は
今回は時間制限ありと言う事で緊迫したものでした
だからか、つい音無が本音を漏らしてしまうのがいいですね
「もう、見失うな」
最後のデレも、ごちそうさまって感じで
しかし願望機としての『箱』を巡るこの物語は、今回も重いです
人の弱さにつけ込みそれを浮き彫りにするという骨子はいささかもぶれず
シナリオは最後までどろどろと泥臭い
読んでいる最中はずっと苦虫をかみつぶしているよ -
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