高野優のレビュー一覧
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ネタバレ黄色い部屋の謎、人体消失の廊下の謎、銃で撃たれたはずなのに刺殺の死体。この作品の謎は大きく分けるとこの3つだった。特に1つ目と2つ目が難題で、これどういうトリックなんだろうな~と思いながら読んでいた。
窓も扉も締め切られている密室で、犯人はそこからどう脱出したのか!?という古典的な謎。しかも密室も隠し部屋などがない完全な密室。
この事件、最後に男が一人死んだけど、狙われていた科学者の娘は死ななかったのは驚いた。その娘が犯人に秘密を握られているから犯人のことを知っていても言えなかったという流れはよくあるやつだなと思った(1907年の作品なので当時ではかなり新鮮だったのかもしれない)
密室はガチ密 -
Posted by ブクログ
感想は1、2あわせてのものです。というか、なぜ上下ではないんだろうか?
ナチス政権下で女性の惨殺体が発見される連続殺人事件。極端な監視社会でなぜこんなことが起きたのか?そして被害者は妊娠しており、殺害後に胎児を取り出されていたことも明らかに・・・
前半は手掛かり探しとほぼほぼミスリードに費やされて・・・2巻半ばくらいからようやく真相に迫っていく感じ。そのあたりで初めて提示された手がかりなんかもあったりするのでミステリとしてというよりはサスペンス的な楽しみが主じゃないかな。
あとナチスドイツだしなあ・・まあ実際に行われた人体実験の話とかもりもりでてくる露悪趣味な展開は十分に予想できた。それで -
Posted by ブクログ
にんじん―。髪の毛が赤くてそばかすだけらけのルピック家の三番目の男の子はみんなからそう呼ばれている。あだなをつけたのはお母さんだ―。
原作は1894年の出版。村田沙耶香sanが小学生の時に読んで、「最後まで絶望的であることにすごく救われた」と紹介されていることを知り、手に取りました。
冒頭から母親による精神的な虐待につぐ虐待の連続。「にわとり小屋」から始まり、「うさぎ小屋」辺りでは、読むのがツラ過ぎて断念しそうでした。ただ、「ウマゴヤシ」で兄のフェリックスと野原で無邪気に遊んでいるシーンは、少し救われました。
訳者の高野優sanのあとがきにもありましたが、本作は、この辛い状況でもにんじん -
Posted by ブクログ
空想科学小説とは」…巻末にある解説が面白い。
現代の地球科学の定説から見ると、ヴェルヌのこの小説は荒唐無稽すぎてちょっと引いてしまうかもしれない。
でも冒険物語として読むと、「映画」ではインディ・ジョーンズシリーズもハムナプトラシリーズも、古くはロマンシングストーンシリーズだって「ありえない」が満載。
同じようなストーリーを持つSF映画「ザ・コア」(地球の核へ冒険する映画、2003年公開)だって、21世紀にないってからにもかかわらず、かなり怪しい。
でも、みんな楽しんでいる。
ディズニーシーのアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」は、この小説をもとにした映画からできているじゃない♪