高野優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2018年30冊目。
小学生の頃、ヴェルヌの『海底二万里』を渡されて、ほとんど読まずに放棄していたことを思い出す。
これだけ想像力が刺激され、未知の世界にワクワクできるヴェルヌの作品を逃していたことを後悔。
『地底旅行』は、大人になって読んでも心踊る、素晴らしい本だった。
危険な地底への旅に邁進する鉱物学者の叔父リーデンブロック教授のキャラクターが強烈。
科学者でありながら、旅にとって不都合で、旅を差し止めるような危険性を示唆する理論には真っ向から反対。
自分が進むべき理由だけを盲信して突き進む。
なんだかドン・キホーテみたいだなと思いながら読んでいたら、役者あとがきにも同じことが書かれて -
Posted by ブクログ
この著者の本を読むのはこれで3冊目、読むごとにどんどん好きになって、魅力にはまっていく。絵も添えられている文字も、そしてもちろん文章もユーモアもあり、元気もくれ、そして共感しやすい本当に等身大の育児経験を書いてくれていて、しかもところどころに涙あり、本当に大好きになりました。
本人は謙遜しているけれど、とーっても立派な心優しいお母さんだと文章ににじみ出ている気がします。3人目か〜、私なんて1人でも余裕なくて困っているのに、すごいな〜!でも、やっぱりうらやましいと思うところがあるのは、兄弟を生んであげたい気持ちが強いからかな。ぜひ、全冊読破したいです!これからもどんどん頑張って書いてほしいな〜。 -
Posted by ブクログ
ママ友達から勧められて購入した育児エッセイ。すごーく簡単に読めて、幸せな気分になれる。
著者がいかに子供に恵まれて幸せか、明るいタッチで描きながら、理想のお母さん像なんてものにとらわれないで、力を抜いて、そのぶん子供に優しく接しようというメッセージが込められた本。脱力育児モード。
育児書なんてぶっとばせ!という感じ。お母さんは大抵がんばっている。だから、考えなしにもっとガンバレと言ったり、ケチをつけたりしないで、ガンバッテイルネとねぎらってあげて欲しい。母乳だ布オムツだ、ベビーカーは駄目だ、でも抱き癖はつけちゃ駄目だとごちゃごちゃ言わずに、母親が少しでも心安らかに子供と向き合えるよう、ま -
Posted by ブクログ
第二次世界大戦前のベルリン。ヒトラーが台頭しゲシュタポが街を仕切る時代に、上流階級の妻達が凄惨な状態で殺される事件が相次いだ。彼女らは精神科医ジーモンの顧客で大理石の男の夢を見ていた。親衛隊大尉のフランツは上官から秘密裡に犯人をあげる様命じられる。フランツの父が入院している精神病院の院長ミンナはある夜に大理石の仮面の男に襲われ親友が殺される。奇しくも同じ犯人を追う事になった3人は上官には内緒で事件を一から洗い始め、第一次対戦で顔を無くした人物にターゲットを絞る。
500ページの大作だが、場面転換の速さや3人のそれぞれの生立ちなど、飽きさせない。しかも、怖いのは殺人者でなくて、ゲシュタポの存在。