麻生幾のレビュー一覧

  • リアル 日本有事

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    麻生氏の今そこにありそうな危機を描く小説は面白いのだが、如何せん登場人物の多さと武器や組織が緻密・複雑過ぎてついていくのが辛くなる時がある。私のような凡人にはここまで詳細を書いてもらっても理解が追い付かないので、細部を端折って文量半分ぐらいにしてほしいところだが、そうすると麻生氏らしい小説にはならないんだろうなあ。

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    2025年04月23日
  • リアル 日本有事

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    いやー、なかなか面白かったけど読み終わるのにえらく時間がかかってしまった(^_^;)
    筆者の本領が発揮された作品だけど発揮し過ぎです!
    専門用語がこれでもかと出てくるし、場面が目まぐるしく変わるのでハッキリ言って整理しきれない。
    もう少し簡潔にしてくれと言いたいけれど、作品の性質上それは難しいのかな。
    でも対中危機というリアルを緻密に描いているし、戦闘シーンも鬼気迫るものがあって良かった。
    ただ個人的には攻められても反撃できずにいる現実の日本が小説場とは言え、こんなに迅速に防衛に回れるのかなとか思ってしまう自分もいる
    次回作も期待したい。

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    2025年03月17日
  • ピースキーパー SST 海上保安庁特殊警備隊

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    フィクションとは言え、現実その様な組織はあるんだろうなと思う。にしても特殊任務に携わる方とその後家族の方の心境を考えるだけで、とても苦しくなる。日本の治安を守って頂ける方々に対して感謝しかない。

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    2024年12月10日
  • 銀色の霧 女性外交官ロシア特命担当・SARA

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    長い組織名や部署名、ウラジオストクやその周辺の地名など耳馴染みも自分の人生に関わりもない世界でのお話しなので少し読みづらさや頭に入ってこない部分もあったが楽しめた!

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    2024年10月08日
  • ZERO(中) 【電子版限定特典付き】

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    滅茶苦茶です。中国での陰謀の渦中に飛び込むように入っていった峰岸…勿論国家からのMissionあってだが、MIF(Mission Impossible)のあの言葉通りの扱い。ただ捨てる神あれば拾う神ありで、元警察庁長官とその意思を受けた海上自衛隊の面々には感動しかないです。読みやすくはないけど面白いです笑。絶対ありえない話ですが、そもそもフィクションなのでOKです。自衛隊が小説にでてくると、何故こんなに熱い話になるんでしょう?涙腺刺激されます。と、愛の行方も最終巻が気になるところです。

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    2024年09月29日
  • ZERO(上) 【電子版限定特典付き】

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    スパイアクションが好きですレベルの私でも終盤からの激動は目が離せないほどに楽しめました。怒りと恐怖と絶望…主人公峰岸の立場なら正気を保っていられる確率は限りなく0%です。ホントに恐ろしい国だ(この話の中国)

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    2024年09月13日
  • 秘録・公安調査庁 アンダーカバー

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    国際諜報戦の騙し合い。
    かっこいいねー。
    本当にあるのかないのかわからないけれど
    本当にありそうなのが怖いです。

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    2024年04月24日
  • 外事警察

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    ドラマを先に見て拝読。
    ドラマとは別物として思惑を巡らせつつ読みました。登場人物が多く、読んでは戻りを繰り返しました。
    様々な場面での緊迫感がひしひしと伝わり、手に汗握り読めました。

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    2024年04月07日
  • 警察庁国際テロリズム対策課 ケースオフィサー(下)

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    最後どうなったんだろう?死者数他知りたいな。上巻はゆっくり話が進み、下巻前半から動き出し中盤以降は私が分からなくなるくらい話が進展しました。只現在の日本が小説と同じ様でしたら、正直情け無い国ですね。最後にこの小説は評価は高いですが、次作を読みたいとは思いません!

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    2024年03月15日
  • 特命

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    主人公が特命により仕事を進めるにつれて、他の案件のストーリーテラーのような役割を果たす展開に没頭して読むことができました。一気読み推奨です。

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    2024年03月09日
  • 前へ!―東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録―

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     緊急事態の災害時に、専門性・職責を極限まで発揮し、「前へ!」と状況打破すべく、毅然と苦難に立ち向かった人々を記録したノンフィクションです。読後、重厚なドキュメンタリー映画を3本続けて観たような、充実感と疲労感に襲われました。

     <原発の冷却><被災地への幹線道路の啓開(瓦礫処理、段差修正により緊急車両の救援ルートづくり)><住人避難・救命支援>の章立て。災害時の後方支援ではなく、過酷な最前線で奮闘した"戦士"たちの姿に、心底頭が下がる思いです。
     それは仕事か、人道使命か‥。彼らの矜持と行動は大々的に報道されませんでしたが、本書の価値は大きく、賞賛されるべきだと声を大に

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    2024年02月29日
  • トツ!

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    SATとテロリストの戦い。

    いったん戦闘が始まると、冷静に立ち振る舞う隊員と客観的に淡々とシーンが描写されているのに、読み手はどんどん引き込まれて、手に汗を握ってしまう不思議な感覚だった。

    バトルの緊張感は秀逸。

    展開については、テロの動機は最後の最後で無理くり納得するとして
    凛子がチートキャラになってしまっていたのは不自然さが残った。

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    2022年10月05日
  • QUEEN スカイマーシャル 兼清涼真

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    完璧な密室という場面設定なのでアクションと謎解きは緊迫感があった。ラスト犯人の一人語りであっさり動機解明されたのは拍子抜け。背景に迫るような謎解きがあればなお良かった。

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    2022年01月23日
  • QUEEN スカイマーシャル 兼清涼真

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    航行する航空機で繰り広げられるアクション&サスペンス!機内で起こる連続殺人、仕掛けられるテロ、孤軍奮闘するスカイマーシャル兼清だがチーフパーサーと共闘。深い悩みや怒りを抱えて人たちの姿も描かれて…。素直に楽しめる作品。

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    2021年09月21日
  • トツ!

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    いや~、久々に麻生幾作品に痺れた!
    初期の頃の作品が凄い好きだったけど、最近は単調な感じで、最後まで読むのが辛くて、しばらく離れてたけど、今作は珍しくSATがメインと言うことで、久しぶりに読むことに。
    いきなり代々木公園でのSAT突入事案から始まり、最初から緊迫感満載。
    無事に制圧をしたトツ班こと制圧班の南條たちだったが、その場で南條の知り合いでもある女性警官が犠牲になったことで、南條は自責の念を抱える。
    その後、代々木公園での乱射事件の犯人グループが他にいることが分かり、また別のテロを計画しているとの情報を得て、警戒に当たる南條たち。
    実際に次から次へとSAT突入事案が起こり、最後まで息つく

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    2021年01月22日
  • トツ!

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    原宿駅周辺で銃乱射事案が発生。SAT制圧班(通称トツ)が出動し制圧する。しかし、トツの班長・南條はその事件の被害者女性が残した言葉が残る。独自で真相を追求してゆくが影には大きな事件が待ち受けていた。
    麻生さんというと諜報ものというイメージ、だけど今回はそうではなく、バリバリのアクションもの。テロリストたちと命がけで戦い国を守る。緊張緊張の連続。予想される犯行、撃つ撃たれる、SATたちの絆、読みどころはいっぱいで、一気に読んでしまった。あまり目立った行動がない方がいいのだけれど、SATの世界は知らない世界、知らない世界の職業を見ていると新しい世界が広がりますね。

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    2020年09月20日
  • トツ!

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    警視庁SAT隊員たちの活躍を描く秀作。麻生氏の小説は、小説としての完成度はそれほどでもないが、その取材力と場面場面での戦闘シーンの圧倒的な迫力ある描写が、まるで映画を観ているよう。これからも日本で起こりうるテロを確りと提示した作品を上梓してほしい。

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    2020年09月06日
  • ZERO(下) 【電子版限定特典付き】

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    北京を脱出しランデブーポイントへ急ぐ峰岸を阻止するために朱は大量動員をかけ、ついには新鋭フリゲート艦まで現場海域に送り込んだ。一方、峰岸救出の密命を受けた潜水艦わかしおは、中国大陸棚の浅海を懐深く侵入しランデブーポイントに到達。しかしながら、フリゲート艦と対潜ヘリを避けるべく対象海域からの離脱を余儀なくされた。諜報✖️公安または外事警察という暗いトーンの物語の中で手に汗握る潜水艦戦を余す所なく描いた作者の執念は見事に結晶化した。

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    2018年10月04日
  • 加筆完全版 宣戦布告 下

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    北朝鮮兵士の容赦なき殺意の前に犠牲者が続出。首相はついに自衛隊の出動を決断する。北朝鮮からは新たな潜水艦が領海に侵入。米国、中国、韓国、台湾をも巻き込んで、極東の危機は一触即発の臨界点へと達する。有事に際し、日本は本当に国民を、国土を、守れるのか。

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    2018年06月16日
  • 加筆完全版 宣戦布告 上

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    原子力発電所が並ぶ敦賀半島沖に北朝鮮の潜水艦が漂着した。対戦車ロケット砲で武装した特殊部隊十一名が密かに上陸、逃走する。彼らの目的は何か?未曾有の事態に政府はなす術を失い、責任のなすり合いに終始する。

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    2018年06月16日