麻生幾のレビュー一覧

  • 外事警察

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    麻生さん本当にすみません。ついていけなかったです。
     知り合いの読書家の方にに教えてもらっての、麻生さん初体験です。この人きっと面白いです。
     テロの危機や家族の危険が次第に迫ってくるのはひしひしと感じますが、如何せんワタシの記憶力と理解力がついていきません。あるいはシナリオのように替わるのについていけなかったのか…危機がひしひしと迫ってくるのを感じましたが、話の筋や詳細部分があまりわからないまま終わってしまいました。麻生さん本当にすみません。ちょっとついていけなかったです。

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    2015年03月18日
  • 外事警察

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    映像っぽい話の進め方で、シーンがバンバン変わって
    かなり読みにくい。
    ドラマ、映画の方が面白いと思う。

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    2014年11月01日
  • 情報、官邸に達せず

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    福島第一原発に関する本かなと思って購入したけど、1996年単行本化、文庫本は2001年発行だった。
    1994年から2001年に起きた”大事件”に際して、政府官邸への情報の齟齬、未達、遅れを取り上げて、危機管理体制さらに”被害管理体制”への”提言”へと話を広げた本。
    2011年3月の東北での地震でも官邸のテイタラクは取りざたされたが、一方で行政機関の問題点は話題に上らない。
    本書では、書名から官邸の問題かと思ってしまうが、実際の情報を握る「お役所」の問題を取り上げていて、言い古された縦割り行政や縄張り意識が、いかに緊急事態に対応出来なかったかを書き連ねる。
    出版後10年経っての大災害において、ど

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    2014年10月13日
  • 奪還

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    『宣戦布告』や『外事警察』など、軍事・公安関係に詳しい麻生幾さんの作品。詳しい取材を基にした実在の機関を基にしつつ、そこに「ありえない」フィクションを乗せ、リアリティと非リアリティの谷間を突いてくるのが上手な作家さんだと思う。

    本作の主人公は、元海上自衛隊特別警備隊の隊員。ある事件をきっかけに自衛隊を退職しフィリピンで暮らしているが…。

    これまでの麻生さんの作品に比べて、よりフィクション色が強い印象。個人的には、もっと政治の「負」の部分を描いても良かったのでは、と思う。(偉そうですみません…)

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    2014年09月23日
  • 外事警察

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    ネタバレ

    国際テロ捜査を専門とし、一般的な捜査では取れない捜査方法でテロリストと戦う警視庁公安部外事第3課の物語。

    この人の作品は「宣戦布告」以来で、同様にプロットは緻密でリアリティがあり、テーマ・題材はさすが。

    ただ全く違うのは、全体の締まりが悪い。

    登場人物の多さや急な場面転換も、途中までは伏線じゃないかと考えながら読んで行けるが、諸々の謎を解決することなく同じペースでそのまま最後まで行ってしまうので、そこがちょっと。

    他の方も言ってるが、TV・映画ありきなのだろう(まだ観ていない)。

    それでも、国際テログループを担当する実在の組織である外事第3課を題材にするのは非常に興味深く、流石だと思

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    2014年06月22日
  • 前へ!―東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録―

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    ネタバレ

    東日本大震災の発生後、福島第一原発の冷却に挑んだ自衛隊と消防、情報が錯綜する中で災害救援のための陸路を切り開いた国土交通省と地元民間の建設業者、被爆のリスクを覚悟しながら避難区域内の住民の避難誘導に携わった警察、救命医療に携わった医療関係者たち。これら様々な立場の方がいかに自らの職務に毅然と立ち向かったのかを伝えるノンフィクション。内部被爆を避けるためにヨウ素対応マスクとゴーグルを着用して原発の冷却に挑むも、より的確な放水のために放射性物質が浮遊している中でマスクとゴーグルを外して作業にあたった消防隊員。部下の自衛隊員の不安を払拭するために被爆のリスクを覚悟しながら最前線で指揮し続けた自衛隊の

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    2014年04月29日
  • 瀕死のライオン(上)

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    上巻は下巻に行くための下準備という印象。派手さは無く、一歩一歩着実に物語が進んでいく中で、普段知りえないような軍事関係の情報がてんこ盛りである。
    登場人物への感情移入を拒むような作りになっているので、共感はできない。その分、突き放して読めるので、作品のリアリティを存分に堪能できた。

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    2014年04月16日
  • 外事警察

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    ストーリーとして飛んでるところがあり、理解がおっつきにくいところがあるが、全体としては、面白い。渡部の演技が見たい

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    2014年01月25日
  • 奪還

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    仲間との友情、仲間の裏切り、何が真実か分からなってしまうが最後は己を信じて前にすすむ河合。複雑な展開で少し疲れた。

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    2013年12月06日
  • 加筆完全版 宣戦布告 下

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    読めば読むほど怖い。日本の危機管理ってどうなっているの?個人的には、組織とか機関とかいろいろな所属とかよくわからなくて飛ばし読みしてしまった部分もあり。

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    2013年10月01日
  • ZERO(上) 【電子版限定特典付き】

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    日本の秘密警察ZEROと中国のスパイ?の東京での攻防戦。ホントかなと思いながら、ついついその迫力に引き込まれました。友好国中国をこのように描いて良いのか?と思うほど、共産国・中国の裏を描きます。主人公・警視庁・峰岸の周りに起こる事件は現実性がないといえばないのですが、最近の犯罪の状況から考えれば決して不思議なことでもないようにも思えます。

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    2013年08月26日
  • 奪還

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    著者の作品を読むのは「外事警察」に次いで二冊目。
    国際謀略小説よりはストレートな冒険小説だが、この手の翻訳ものに比べるとあっさり風味。シノプシスを読んでいるような感じもする。

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    2013年07月28日
  • 外事警察

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    2009年にNHKでTVドラマ化され、
    2012年に映画化された物語の“原案”。
    “原案”と言うのは、TVドラマの内容と、
    この本の内容が、結構違っているから。

    まぁ、どこまでが外事警察の実態を表し、
    どこからが脚色なのかは皆目見当がつきませんが、
    世界からスパイ天国といわれる日本にも、
    諜報活動を行なっている人々がいるのは
    このご時世、心強い感じがします。

    TVドラマ時に、気にはなっていたんですが、
    時間がなくて、見れなかったんですよねぇ。
    見ればよかったな。

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    2013年04月13日
  • 瀕死のライオン(下)

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    事態対処方針の決定から、事態への対処まで。

    シャドウユニット。
    日本の陸上自衛隊特殊作戦群が、
    どこまでの能力を有しているのかは、
    皆目見当がつかないが、願わくは、
    自力で事態に対処する能力を
    持っていることだけを願う。
    そして、その能力が、全く無駄になることも、
    同時に願う。

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    2013年03月31日
  • 瀕死のライオン(上)

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    純国産エスピオナージと言って良いのでしょうか?

    東アジアの隣接国との事態が緊迫している今、
    この物語の設定(本書と同じ言葉を用いれば、
    コンディションでしょうか?)は、中々真に迫った
    内容になっている。

    上巻では、物語の発生から、事態対処に向けて、
    動き出すまで。

    平和ぼけしている日本人にとっては、
    荒唐無稽に思えるかもしれませんが、
    そうでは無いんでしょうね?

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    2013年03月31日
  • 外事警察

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    国際テロに対抗する警察の秘密組織の活躍を描くサスペンス小説。テロリストとの神経戦、警視庁、警察庁、内閣調査庁、各組織の対立、そして政治家の策謀、騙し騙され、入り乱れる人事相関に消化不良のまま読み終えた。登場人物の詳細な関係図をつくらないと、理解が難しいか。

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    2012年09月20日
  • 外事警察

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    日本国内で暗躍する国際テロリストと水面下での攻防を繰り広げる外事警察にスポットライトを当てた小説。登場人物が多く、場面もめまぐるしく展開し、ストーリーが把握しづらい。また伏線の張り方や人物の心理描写にくせがあることもその一因だと思われます。普通の警察小説が多い中で「外事警察」というあまり扱われない題材であるため非常に興味深い内容であり、新鮮な気持ちで読むことはできました。

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    2012年08月13日
  • 外事警察

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    ちょっと難しかったというか、何か腑に落ちないところがいくつかあったりして、すっきりしなかった。
    最後の方は、どうなるんだろうってワクワクしながら読んでたけど、そこに行き着くまでは、読み直しを繰り返している感じだった。

    以前読んだジョーカーゲーム(続編のダブルジョーカー)といったスパイ系の話とか、公安の話とかやっぱり夢中になってしまう点はある気がする。

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    2012年07月20日
  • 外事警察

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    かなりのハードボイルド。感情をおさえた文体で主人公たちの厳しい任務が伝わってくる。テロリストの容赦なさもハード。

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    2012年07月12日
  • 外事警察

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    テロリスト、そしてその対策に取り組む人達の“戦い”。
    目まぐるしく変わる場面設定についていけないものを感じるが、手に汗握る、といった感じだった。
    でも、結局は沢山の犠牲者がでるのね、とちょっと冷めた気持ちになる。
    本や映像の中の世界の事と思えば、そんな事もあるかと思うが、そんな事に関わらなくてもよい自分の立場に感謝。

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    2012年06月29日