麻生幾のレビュー一覧

  • ZERO(下) 【電子版限定特典付き】

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    読みごたえありました。

    古本屋で上下巻を購入。帰宅後、実は上中下の三文冊であることに気づき、慌ててネットで注文したのは内緒だ。

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    2012年04月07日
  • 封印されていた文書―昭和・平成裏面史の光芒Part1―

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    事件の裏側物の第1弾。本作前半の事件の選び方、着目点はうまく、臨場感がすごい。しかし、意味のない図解、後半のだらけ、用語の間違いに加え、「ドシェ」という言葉を無理に使うため、ドシェッとこけてしまう。この作家はハードボイルドの人なんだろう。陰謀論の無い落合信彦。ミステリの創作としては良作。

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    2012年02月08日
  • 加筆完全版 宣戦布告 下

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    自衛隊の関連する小説を読んでいると、いつもぶち当たる問題を考えさせられます。
    夏見正隆のスクランブルシリーズ。黒崎視音の交戦規則など。
    その問題点というのは、有事の際に自衛隊が戦えないということ。戦うためのルール「R.O.E(交戦規則)」がないということ。
    よく「自衛隊は自分が攻撃を受けるまで反撃できない」と言われていますが、現代戦において敵から攻撃を受けるということは死を意味します。それだけ現代兵器の精度や威力は高く、反撃をする前に自衛隊が全滅あるいは甚大な被害を被っていることが考えられます。
    そういったことがこの類の小説にはよく書かれているのですが、それだけ自衛隊という組織が難しい問題の上

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    2011年09月11日
  • ZERO(上) 【電子版限定特典付き】

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    日本と中国におけるスパイ云々。
    ストーリー面白い。

    出来事には歯がゆいことがしばしば。
    どんどん読み進めた。
    上中下巻と続くけど、足りないくらい。

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    2011年08月10日
  • 情報、官邸に達せず

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    金正日の退去事件、JOC放射線事故、オウム真理教、阪神淡路大震災などの大事件を遡り、極秘の政治情報を駆使しながら、危機管理体制の舞台裏を生々しく再現、国家の情報機能の弱体ぶりを告発した傑作ドキュメント。

    本書を読んでいて、とても衝撃を受けました。あの事件の裏にはこんな事があったのかと。

    特に、JOCと阪神淡路大震災については、現在、日本が直面している問題と同類であり、これをみると、本当に想定外なのかと疑問に思ってしまう。

    本書は「出来る限り非公開情報に絞ってインタビューを重ねたため、名前を伏せなくてはいけなかった」とある。取材源の秘匿は当然ではあるが、参考文献が記載されていないのが

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    2011年08月07日
  • 情報、官邸に達せず

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    ネタバレ

    国内の重大事件に関して対応経緯を描くノンフィクション。
    事件の情報がどのように伝わり、いかに遮られていたのか。

    危機管理より欧米では重視され「被害管理」が機能している。
    危機管理が未然に事故や災害を防ぐ一方で被害管理は事件事故、災害が起きた後にいかに人命を救出するかに基本的概念を置いている。

    いかに日本が情報系統が未発達であったことが挙げられた例によって示され、内閣の対応への甘さや幼稚さに表されていた。だが、予想をはるか越えていく事件に誰もが目を覆いたくなるのはしょうがないことだと思う。だからこそ、平時おいてこそ準備を整えておく必要がある。

    前に日本がスパイ天国って聞いたことがあるけど、

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    2011年07月30日
  • 消されかけたファイル―昭和・平成裏面史の光芒Part2―

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    封印されていた文書の続編。

    本作では比較的新しい事件が扱われている。

    国松長官狙撃事件の目撃者の扱い、金大中拉致事件に関わった諜報部員の策略など、事件の裏を伝えている。

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    2011年07月28日
  • 情報、官邸に達せず

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    国内の重大事件に関して対応を迫られる内閣。しかし、その対応は粗末なものだった。
    JCO臨界事故、オウム真理教、阪神・淡路大震災、北朝鮮、ルワンダPKOを取り上げ、内閣の対応経緯を描くノンフィクション。

    事件への対応はあまりうまいものとはいえない。
    かといって、誰が悪いともいえない。誰もがまさかそんなことが起こるはずがないと半身に構えているのが重大事件というものだ。
    しかし、対応するための準備だけはしておかなければならないのではなかろうか? 内閣専属の情報・諜報部など、必要とされる危機管理体制があるという指摘は的確であると思う。

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    2011年07月28日
  • ZERO(下) 【電子版限定特典付き】

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    6月-26。4.0点。
    下巻は一気読み。面白かった。
    騙し、騙されの応酬。非常によくできたスパイ小説だと思う。

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    2011年07月01日
  • ZERO(中) 【電子版限定特典付き】

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    6月-25。
    中巻。上巻はなかなか進まず、途中で止めようかと思ったが、
    中巻になって、スピード上がる。
    中国での単独行。本当に死なないのが不思議。
    主人公を可愛がっていた、元警察長官が、良い味そして壮絶。

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    2011年06月30日
  • ZERO(上) 【電子版限定特典付き】

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    6月-24。
    公安刑事の物語。最初は訳がわからず、読むのに時間がかかったが、
    だんだんペースアップ。専門用語が多い。
    中国のすごいのが、敵に。どうなるのか楽しみ。

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    2011年06月28日
  • 加筆完全版 宣戦布告 下

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    簡潔にいうと、某国の特殊部隊が日本に侵入するも、政治が決断できない間に民間人含め数十人の犠牲が出てしまうという話。
    もちろんフィクションだが、一歩間違えたらノンフィクションになると思う。
    てか、憲法9条の戦争放棄は集団的自衛権を否定しているのであって、一方的に攻めれらた場合に応戦する権利(個別的自衛権)は有しているはず。にもかかわらず、一つの行動を起こすのに時間がかかる日本はおかしいね。本作が書かれた10数年前に比べ、有事法制が整ったとは言え、いざというとき、日本国民の生命が本当に守られるかは心配になりました。特に現政権は。。。おっと、これ以上はやめとます。

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    2011年01月13日
  • 瀕死のライオン(下)

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    陸自の特殊部隊と内調の情報官たちが、北朝鮮からのテロ対応する話。麻生作品に多いけど、主人公が場面、場面でかわる。どのキャラクターにも感情移入しちゃうね。麻生作品は読後モヤモヤするのが多いけど、これはちょっとジーンときたな。

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    2010年11月30日
  • 警察庁国際テロリズム対策課 ケースオフィサー(上)

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    9.11後。日本へのテロが予測され、かつてテロ対策組織にいた名村が呼び戻される。上巻は、名村がかつて行った協力者の獲得の話がメイン。

    ノンフィクション?と思ってしまうくらいに情報機関の話が描きこまれている。スピード感もあって楽しめた。

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    2010年01月16日
  • ZERO(下) 【電子版限定特典付き】

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    メインストーリーは峰岸を中心。
    サブストーリーも多々あり何が何につながるか、ちょっと時間かかって読むとわからなくなりそうでメモする。
    日本の諜報と中国との欺瞞工作。
    潜水艦は言葉がわからないのと、様子がわからないのとで描写はかなりすっとばしてしまった。
    それでも緊迫感は伝わった。
    自分を信じて、それすら信じるものを失いながら進む峰岸は強い。
    比喩的なほのめかしたことが多くて難しかった。
    壮大でダイナミック、色んなストーリが次々に出てきて整理が大変。
    読み応えあった。
    下巻は早く知りたくて一気読みに近い。

    2008/10/26

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    2009年10月04日
  • 加筆完全版 宣戦布告 下

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    桜林洞ギャラリーの東山、李成沢(リ・ソンチョク)を追うコスモス班(公安)
    原子力発電所のある敦賀半島沖に北朝鮮の潜水艦が漂着した。
    警察、自衛隊の組織・機関の理解が難しかった。
    艦や機の名前もすんなり入ってこない。
    官僚たちの利己顕示欲、うんざりする利権争い、法律に阻まれガチガチの対応に情報が右往左往錯綜する。
    危機管理の甘さと個人のちょっとした抜けが重なり重大なことへつながっていく。
    難しかったけど、おもしろかった。
    公安の行動確認や追跡など。

    2008/10/1

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    2009年10月04日
  • QUEEN スカイマーシャル 兼清涼真

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    謀略ものの第一人者のハイジャック対応を描くとこうなるのか。全体のスケールに比較し犯人たちの動機がよくわからないんだけど。しかもいつ筋ものストーリーがあって分かりにくい。まあ最後はほぼ良かったね、という感じ。

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    2025年11月01日
  • 救急患者X

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    ネタバレ

    なかなかのどんでん返し。レイプ殺人の末に遺体を検体にしてしまう。救いのない話。ただ、最後にはきっちり逮捕されてよかった。

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    2025年08月16日
  • 加筆完全版 宣戦布告 上

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    話しが壮大で色んなシーンや関係者が複雑に入れ込んでいてとても難しい。

    日本の危機管理ってなんだろうか。

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    2025年01月20日
  • ピースキーパー SST 海上保安庁特殊警備隊

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    海に囲まれてるから安全かと思ってたけど海に囲まれてるから守るのが難しかったりするのかな。
    政治部分は少し眠くなる。

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    2024年11月21日