あらすじ
原宿駅で発生した銃乱射事案。多くの死傷者が出たが、特殊部隊SAT制圧班(通称トツ)が緊急出動し、無事鎮圧した。しかし、ある被害女性の「最期の言葉」が頭から離れない南條は、ひそかに独自調査をスタートする。そして四日後に来日する中国首脳に危機が迫っていることが分かり――。SAT隊員の熱き闘いと絆を描いた衝撃的クライムサスペンス。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
麻生幾さんの緻密な取材からSAT隊員たちの内情を垣間見ることができる1作。キントツ時の緊迫感やスピード感に引き込まれ、分厚目ではありましたがサラッと読んでました。
Posted by ブクログ
SATとテロリストの戦い。
いったん戦闘が始まると、冷静に立ち振る舞う隊員と客観的に淡々とシーンが描写されているのに、読み手はどんどん引き込まれて、手に汗を握ってしまう不思議な感覚だった。
バトルの緊張感は秀逸。
展開については、テロの動機は最後の最後で無理くり納得するとして
凛子がチートキャラになってしまっていたのは不自然さが残った。
Posted by ブクログ
原宿駅で発生した銃乱射事案。多くの死傷者が出たが、特殊部隊SAT制圧班(通称トツ)が緊急出動し、無事鎮圧した。しかし、ある被害女性の「最期の言葉」が頭から離れない南條は、ひそかに独自調査をスタートする。そして四日後に来日する中国首脳に危機が迫っていることが分かり――。SAT隊員の熱き闘いと絆を描いた衝撃的クライムサスペンス。
Posted by ブクログ
★3.5
世界のどこにいてもテロの脅威が、現代、日本においてテロ対処にあたる警察特殊部隊SATの活動を描いた作品。
どこまでSATの活動に肉薄しているかはわかりませんが、それでも、話半分としてもSATの活動は苛烈だなという印象です。
こういう活動が実際には行われていない日本は幸せなのかもしれませんね。