野口百合子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゴッサムとはニューヨークのことで、19世紀に始まったあだ名。
迫力ある歴史ミステリで、面白かったです。
1845年、ニューヨークでバーテンダーをしていたティム・ワイルドは27歳。
中背だがすばしこく、観察力に富んでいた。
地道に金をためていたが、大火事で仕事も財産も失い、兄のヴァルに創設されたばかりの警察に押し込まれ、巡査になることに。
アイルランドで飢饉が起きて、大量の移民が流れ込んでいる時代。
大柄な兄のヴァルは町の暴れん坊だったが、消防団のリーダーでカリスマ性があり、それなりの勢力もあって、警察の別な分署の署長になっていた。
兄弟には深い確執があり、その理由は次第に明らかに。
血に -
Posted by ブクログ
アメリカの作家「ダニエル・フリードマン」の長篇ミステリ作品『もう年はとれない(原題:Don't Ever Get Old)』を読みました。
ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。
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最高に格好いい87歳、伝説の元刑事。
●「ネルソン・デミル」推薦――「自分が87歳になったときには、「バック・シャッツ」のようでありたい。」
捕虜収容所でユダヤ人のあんたに親切とはいえなかったナチスの将校が生きているかもしれない──臨終の床にある戦友からそう告白された、87歳の元殺人課刑事「バック・シャッツ」。
その将校が金の延べ棒を山ほど持 -
Posted by ブクログ
第二次大戦中の大西洋において、孤立した英国に食料や物資を運ぶ輸送船団とドイツ海軍Uボートの戦い。圧倒的に優勢なUボートに対して、英国海軍はロバート退役中佐のゲームを用いた対潜水艦海上戦闘戦術に将来を託し、中佐は海軍婦人部隊という女性スタッフたちとともにゲームを用いた戦術を進化させ、それを護衛艦の士官たちを訓練していく。その結果、大西洋の戦いで遂にUボートの脅威を退けたという実話に基づくストーリーが語られる。
なるほどと思って読んだが、重力堂信光氏の解説によると、大西洋の戦いの帰趨は必ずしもこの戦術によるものではなく、輸送船団に配置された護衛空母やセンチ波レーダーという新兵器・新技術によるのだと -
Posted by ブクログ
ボケてるのかどうかはさておき、頭の回転は鈍ってない洞察力は残ってる元刑事のおじいちゃんが主人公の話。
主人公が若い時に出会ったナチス絡みの復讐劇かと思いきや…そうはいかず…
なんか派手さはないわりに
先に先に解決したり、謎が明かされて進んでいくのでハラハラしながら進むでもなく半分以上読んでしまったので「大丈夫かな」と心配になった。
主人公の元刑事としての洞察力とか、皮肉を吐く感じは好きだけども、ややスローペース
終盤はたたみかけるように進むのだけど「痛快!」って感じでもなかったな…期待しすぎたのかもしれない。
孫と一緒に行動、主人公の子供(孫の父親)は「殺された」とあるので今後の話に出