野口百合子のレビュー一覧
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猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ
第13作目
版元を変えて、シリーズ続刊!
(新シーズン開始と捉えてもいい内容なので、この本から楽しめます。)
いゃあ〜面白かった!!
※あらすじは省略
愚直な猟区管理官(現代版のカウボーイ)ジョーが、地域で起きた事件を追う。
多分、知らないだけで他にもこういうシリーズはあるのだろう。
自粛前の読書ペースが戻るほど夢中になって読んでしまったので
「何故読んでしまうのか?」
を考えました。
・主人公ジョーの魅力
銃は下手、支給された車の大破記録の保持者、ジョークによる失言が多い(増えて来てない?)
愚直で誠実な男、どの人物よりも「まともな正義」を持 -
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「ニューヨーク最初の警官」の第2弾。
「ゴッサムの神々」の続編です。
1作目の勢いと熱気は健在。
ティム・ワイルドは、小柄ながら頭の切れる元バーテンダー。
兄のヴァルは大柄で町の顔役的な男。創設されたばかりの警察の分署長となっています。
そのヴァルに強引に警察に入れられ、腕を証明したティムは、殺人事件捜査を期待される立場となっています。
1846年の真冬。
黒人奴隷問題で、アメリカは南北に意見が割れていました。
解放された黒人は北部では自由だが、逃亡奴隷は南部に引き渡すことになっています。
黒人の血を引く美しい女性ルーシーが訴えにやって来ます。悪辣な奴隷捕獲人に家族をさらわれたと‥
兄の家 -
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19世紀半ばのニューヨーク。
創設されたばかりの警察で働く新米警官の奮闘を描きます。
ティム・ワイルドは、殺人事件の捜査に当たりつつ、逃げてきた少女バードを下宿にかくまっている。
下宿の女主人もバードを可愛がっていたが、その身に危険が迫る‥?!
移民が殺到し、治安が悪化するニューヨーク。
移民排斥運動もおき、プロテスタントとカトリックは激しく対立し、流言も飛び交う。
プロテスタントの牧師の娘マーシーがカトリックの貧民の慰問に行くのは、当時としては常識はずれなことだった。
いきいきした女性マーシーの意外な側面も。
バードが逃げてきた売春宿の女主人シルキーは、兄のヴァルに恋していたことがあっ -
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ネタバレ2026年の25冊目は、C・J・ボックスの「黄昏の銃声」です。ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットが主人公のシリーズ20作目の作品となります。「沈黙の森」を挟んで、前作「群狼」以来となります。
ヒューイット判事が自宅で高性能の長距離ライフルで狙撃されます。たまたま屈んだヒューイット判事から弾は逸れますが、後ろにいた妻のスーに命中してしまいます。コマ切れで描写される、このオープニングの狙撃のシーンが、何よりもこのシリーズの本質を表現していると思います。
そして、ジョーの盟友ネイトは、「群狼」からの因縁により、シナロア・カルテルの殺し屋から狙われます。
この2つを軸としながら物語は、展開して行 -
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ネタバレ2026年の8冊目は、C・J・ボックスの「沈黙の森」です。嬉しい事に創元推理文庫から、ジョー・ピケットのシリーズ1作目が復刊されました。相変わらず、カバーデザインがイメージ通りで素晴らしいです。
そして内容はというと、新人賞4冠が示している通りだと思います。展開が読めてしまう所が有りますが、それを補って余り有ると思います。主人公ジョーの正義感と家族愛、家族の絆や自然、野性動物の描写といった所が高評価のポイントでしょう。それに反して不正義の限りを尽くす悪役の描き方、正義対悪の図式は、西部劇そのものです。そこが現代の西部劇と言われる所以だと思います。
☆4.6この調子で復刊をお願いしたい所です。 -
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ネタバレ2025年の47冊目、今年の最後を飾るのは、C・J・ボックスの「群狼」です。今年2回目のジョー・ピケットのシリーズです。
ストップモーションのように映像が浮かぶクライマックスの銃撃シーンの描写は、さながら現代の西部劇の決闘シーンを見ているようです。流石だと思います。シリーズのスクラップ&ビルドと仰っている方がいましたが、正にその通りです。シリーズに激風を吹き込んでいます。
いくつかの出来事が結び合いながら、1つの真実に辿り着く様子が、サスペンスフルに描かかれて行きます。
ここ数作品の中では、1番ではないでしょうか。
ドローンという最新の物も取り上げつつ、正義と人情で動く、ジョーとネイトの2人に -
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ネタバレ2025年の29冊目は、C.J.ボックスの「暴風雪」です。ジョー・ピケットのシリーズを読みのは、ほぼ1年振りとなります。酷暑の最中に読むには、ある意味ピッタリだったかもしれません。
前作で住まいを失くしてしまったピケット一家がどうなったのか気になる所です。今作では、更に、ジョーは猟区管理官の仕事も失う大ピンチに陥ります。
安定の面白さでは有りますが、事件が小粒で有るせいか
ハラハラドキドキ、スリリング感少なめです。
ジョーの長女シェリダンの男勝りの活躍が、最大の読み所ではないでしょうか。それにしても、世の中は、あらゆる意味で女性が動かしている事が良く分かります。
この先、知事コルター・アレンと