野口百合子のレビュー一覧
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19世紀半ばのニューヨーク。
創設されたばかりの警察で働く新米警官の奮闘を描きます。
ティム・ワイルドは、殺人事件の捜査に当たりつつ、逃げてきた少女バードを下宿にかくまっている。
下宿の女主人もバードを可愛がっていたが、その身に危険が迫る‥?!
移民が殺到し、治安が悪化するニューヨーク。
移民排斥運動もおき、プロテスタントとカトリックは激しく対立し、流言も飛び交う。
プロテスタントの牧師の娘マーシーがカトリックの貧民の慰問に行くのは、当時としては常識はずれなことだった。
いきいきした女性マーシーの意外な側面も。
バードが逃げてきた売春宿の女主人シルキーは、兄のヴァルに恋していたことがあっ -
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ネタバレ2025年の47冊目、今年の最後を飾るのは、C・J・ボックスの「群狼」です。今年2回目のジョー・ピケットのシリーズです。
ストップモーションのように映像が浮かぶクライマックスの銃撃シーンの描写は、さながら現代の西部劇の決闘シーンを見ているようで有ります。流石だと思います。シリーズのスクラップ&ビルドと仰っている方がいましたが、正にその通りです。シリーズに激風を吹き込んでいます。
いくつかの出来事が結び合いながら、1つの真実に辿り着く様子が、サスペンスフルに描かかれて行きます。
ここ数作品の中では、1番ではないでしょうか。
ドローンという最新の物も取り上げつつ、正義と人情で動く、ジョーとネイトの -
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ネタバレ2025年の29冊目は、C.J.ボックスの「暴風雪」です。ジョー・ピケットのシリーズを読みのは、ほぼ1年振りとなります。酷暑の最中に読むには、ある意味ピッタリだったかもしれません。
前作で住まいを失くしてしまったピケット一家がどうなったのか気になる所です。今作では、更に、ジョーは猟区管理官の仕事も失う大ピンチに陥ります。
安定の面白さでは有りますが、事件が小粒で有るせいか
ハラハラドキドキ、スリリング感少なめです。
ジョーの長女シェリダンの男勝りの活躍が、最大の読み所ではないでしょうか。それにしても、世の中は、あらゆる意味で女性が動かしている事が良く分かります。
この先、知事コルター・アレンと -
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本作品がジョー•ピケットシリーズのうちの一作ということを恥ずかしながら知らずに読んでしまいましたが、私にはハマるおもしろさでした。
巨大製薬会社の跡取りである男の失踪から始まる本作。猟区管理官を辞していたジョーは知事からの依頼で、以前から暗殺業を営んでいると噂されるテンプルトンがこの件に関わっているのか調査に乗り出します。しかもそこに盟友ネイトも暗躍しているのではという疑念も絡み……。テンプルトン「王国」という完全アウェーでの困難な調査にジョーは果たして正義を貫き、真相に辿り着けるのかというお話です。
テンプルトン王国という書き方は本作ではありませんが、ジョーの動きは住民によって常に監視さ -
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ネタバレジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十七弾。
前作で焼失してしまった官舎も再建されていないと言うのに、
新しい州知事に呼び出されたジョーは、
英国女性の失踪事件を調べるように「命令」される。
(ただし、焼死したと思われていた犬は助かっていた)
女性が滞在していた高級リゾート牧場ではシェリダンが働いていていて、
また担当エリアの猟区管理官が行方不明なこともあり、
調査に向かうジョー。
今では鷹狩りの仕事を(合法的に)しているネイトも、
ワシ狩りを許可するよう知事に圧力をかけてほしいという鷹匠を連れてやってくる。
失踪女性は生きているのか。
シェリダンの恋人は関係しているのか。
町に住む老婦人