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88歳のメンフィス署の元殺人課刑事バック・シャッツ。歩行器を手放せない日常にいらだちを募らせる彼のもとを、アウシュヴィッツの生き残りにして銀行強盗イライジャが訪ねてくる。何者かに命を狙われていて、助けてほしいという。彼とは、現役時代に浅からぬ因縁があった――犯罪計画へ誘われ、強烈に断ったことがあるのだ。イライジャは確実に何かをたくらんでいる。それはなんだ。88歳の伝説の名刑事vs.78歳の史上最強の大泥棒。大好評『もう年はとれない』を超える、最高に格好いいヒーローの活躍!/解説=川出正樹
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Posted by ブクログ
1作目の方が評価が高いようだが自分は断然本作の方に軍配を上げたい。本書は介護が必要な歩行器を使った老人のアクションものというよりユダヤ人問題の視点で読むとぐっとその内容に重みを感じる。米国のようなよそに比べユダヤ人が暮らしやすいと思われた地域でもこれほど差別と闘わなければならなかった。昨今米国でもユ...続きを読むダヤ人墓地が荒らされるなどの事件が続いており、まだまだ闇は深いのだと思わされる。
バック格好ええ。 やっぱりユダヤ人、黒人・・根が深いなー。 頭に身体がついていかない、頭も少し? シリーズのこの先は?
88歳の歩行器をつけたダーティーヒーローが主人公という点が、他の警察小説とは一線を画する。そして、クスッとする皮肉も小説のいたるところに散りばめられているので、読んでいて飽きない。前作はまだ読んでないので、ぜひ読みたい。
元刑事バック・シャッツのシリーズ2作目。 88歳になったバックをまだ事件はほうっておかない!? 前作の事件でさらに身体は衰え、とうとう妻とともに介護つきのアパートに移ったバック。 若い頃にはダーティ・ハリーばりの力づくで行動するタイプの刑事だった。 前に取り逃がした因縁のある、銀行強盗イライジャ...続きを読むが訪ねて来る。こちらももはや78歳だが、何者かに命を狙われているから、助けてほしいというのだ。 何かをたくらんでいると怪しむバックだが‥? 50年前(!)の事件と、現在が交錯。 プロの犯罪者との対決だけでなく、警察組織の闇も描かれます。 ユダヤ系を排斥するような層が、警察の上層部に多かったとは。 とても良い妻だったローズにも、知らないことがあったのですね。 バックもメンフィス署では伝説的だけど、冗談めいて語られるような存在。実際の身近な人間には迷惑がかかることもあっただろう。 幼かった息子に誤解されてしまうのは哀しい。 そのあたりのことが1作目より深みを増して語られ、老いてもまだまだ語りつくせそうにない勢い。 長く生きているのも伊達じゃない! バックならではの良さと味わいを発揮して欲しいです☆
ダーティハリーvsゴーストマンか?シリーズもので主人公の死でラストを迎えるって、モース警部があったけど、このシリーズは何とか引き延ばして欲しいな。定年退職したリーバス警部も復帰したね。頑張れ、おじいちゃん。それにしてもバックってやり方自体は悪徳警官すれすれに思える。欲得ずくではないから、反感は抱かな...続きを読むいけれど。
大怪我をして歩行機が手放せないのにバックじいちゃんのやることはますます過激になっている。 体が弱っていくことへの苛立ちとあきらめ、息子を失った悲しみは前作も描かれていたが、今回はユダヤ人への偏見に対するアメリカ社会の不条理が物語に奥行きを与えている。 主人公のモデルである作者の祖父についてのあとがき...続きを読むを読んで胸が熱くなった。 バックの息子が死んだ理由がとても気になる。続編の翻訳もぜひお願いしたい。
88歳の元刑事に何ができるの?と思ったら‥‥若干の介護が必要な状態にもかかわらず「なんてタフな爺さんなんだ!!」と思う。認知症っぽい症状もあるのにねぇ。精神的なタフさはいつも持っていたいな。
アメリカの作家ダニエル・フリードマン、2014年発表の小説。アメリカ南部、メンフィスを舞台にしたクライム・サスペンスのシリーズ第2作。主人公は88歳の元刑事、大けがのリハビリ中でしかも軽度の認知症という老人の自虐趣味満載の作品ですが、描いているテーマは非常に重くハード、意外に読み応えのある作品でした...続きを読む。 老人ホームに入居してリハビリ中の主人公バックのもとに50年前取り逃がした伝説的銀行強盗イライジャが助けを求めてやってきます。知り合いの刑事に自首して保護してもらうよう段取りを付けるのですが、刑事の車で警察へ向かう途中ギャングに襲われイライジャは拉致されてしまい・・・。 50年前の銀行強盗の話と現在の話が交互に語られ、更に合間合間にユダヤ系である主人公の家庭の問題や社会の問題が語られます。 人種差別や権力の犯罪等、非常に重いテーマにユダヤ系の立場を明確にした上で真っ向切り込んでいて、しかもユーモアたっぷりの上質のエンターテインメントに仕上げている、なかなか見事です。
(⌐■-■)一作目よりパワーダウン。ユダヤうんぬんのクダリがウザい。 ⊂|⊃ [ಠ_ಠ]孫との掛け合いもほぼ無しで、地味だな。
初ダニエル・フリードマンでした。私は本も録画した映画やドラマも毎日、少しずつ読んだり観たりしているのですが、この本を読んでいる同じ時期に映画「ガントレット」を観ていて、メンフィスの刑事の話だったので、本の主人公がクリント・イーストウッドに思えてきました。主人公は軽い認知症らしいのですが、本の内容が2...続きを読む009年と1965年を行ったり来たりするので、私も子供か孫か分からなくなってきて軽い認知症ってこんな感じかな?なんて思いました。また、ユダヤ人やユダヤ教の知識が増えた気がします。
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