もう過去はいらない

もう過去はいらない

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通常価格 1,119円 (1,018円+税)
紙の本 [参考] 1,144円 (税込)
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作品内容

88歳のメンフィス署の元殺人課刑事バック・シャッツ。歩行器を手放せない日常にいらだちを募らせる彼のもとを、アウシュヴィッツの生き残りにして銀行強盗イライジャが訪ねてくる。何者かに命を狙われていて、助けてほしいという。彼とは、現役時代に浅からぬ因縁があった――犯罪計画へ誘われ、強烈に断ったことがあるのだ。イライジャは確実に何かをたくらんでいる。それはなんだ。88歳の伝説の名刑事vs.78歳の史上最強の大泥棒。大好評『もう年はとれない』を超える、最高に格好いいヒーローの活躍!/解説=川出正樹

もう過去はいらない のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年03月02日

    1作目の方が評価が高いようだが自分は断然本作の方に軍配を上げたい。本書は介護が必要な歩行器を使った老人のアクションものというよりユダヤ人問題の視点で読むとぐっとその内容に重みを感じる。米国のようなよそに比べユダヤ人が暮らしやすいと思われた地域でもこれほど差別と闘わなければならなかった。昨今米国でもユ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月22日

    バック格好ええ。
    やっぱりユダヤ人、黒人・・根が深いなー。
    頭に身体がついていかない、頭も少し?
    シリーズのこの先は?

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    Posted by ブクログ 2018年10月07日

    88歳の歩行器をつけたダーティーヒーローが主人公という点が、他の警察小説とは一線を画する。そして、クスッとする皮肉も小説のいたるところに散りばめられているので、読んでいて飽きない。前作はまだ読んでないので、ぜひ読みたい。

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    Posted by ブクログ 2016年12月07日

    元刑事バック・シャッツのシリーズ2作目。
    88歳になったバックをまだ事件はほうっておかない!?

    前作の事件でさらに身体は衰え、とうとう妻とともに介護つきのアパートに移ったバック。
    若い頃にはダーティ・ハリーばりの力づくで行動するタイプの刑事だった。

    前に取り逃がした因縁のある、銀行強盗イライジャ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月07日

    ダーティハリーvsゴーストマンか?シリーズもので主人公の死でラストを迎えるって、モース警部があったけど、このシリーズは何とか引き延ばして欲しいな。定年退職したリーバス警部も復帰したね。頑張れ、おじいちゃん。それにしてもバックってやり方自体は悪徳警官すれすれに思える。欲得ずくではないから、反感は抱かな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月24日

    大怪我をして歩行機が手放せないのにバックじいちゃんのやることはますます過激になっている。
    体が弱っていくことへの苛立ちとあきらめ、息子を失った悲しみは前作も描かれていたが、今回はユダヤ人への偏見に対するアメリカ社会の不条理が物語に奥行きを与えている。
    主人公のモデルである作者の祖父についてのあとがき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月24日

    88歳の元刑事に何ができるの?と思ったら‥‥若干の介護が必要な状態にもかかわらず「なんてタフな爺さんなんだ!!」と思う。認知症っぽい症状もあるのにねぇ。精神的なタフさはいつも持っていたいな。

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    Posted by ブクログ 2015年11月15日

    アメリカの作家ダニエル・フリードマン、2014年発表の小説。アメリカ南部、メンフィスを舞台にしたクライム・サスペンスのシリーズ第2作。主人公は88歳の元刑事、大けがのリハビリ中でしかも軽度の認知症という老人の自虐趣味満載の作品ですが、描いているテーマは非常に重くハード、意外に読み応えのある作品でした...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月06日

    『リンカーン・ライム』シリーズのリンカーンのように出来事を記録し検める主人公は88歳でアルツ気味
    忘れがちな能力なのでリンカーンとは違う動機だけど結果、再確認して暴力&解決を導くことができる暴君老人の元刑事
    シリーズ物とは知らず2作目から
    裏表紙に書かれた「88歳の伝説の名刑事vs.78歳の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月23日

    当たり前だけど、前作よりも歳をとって、前作で受けた傷のせいもあって、身の回りのことはあれこれ不自由で、だけど、やるったらやる!というか、誰も止められない感じが健在でうれしい。

    お話の面白さとは別に、人種にまつわる様々なことをもっと真剣に知ろうとしないとだめだな、と思わせてくれた本でした。

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