頭木弘樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者である頭木弘樹さんの、弱い者に寄り添うような穏やかな語り口が好きで、コロナ禍ぐらいからX(旧Twitter)をフォローしている。東日本大震災の直後だった本書の刊行当時、ネガティヴな言葉は禁句とされていて、「絶望」という言葉を目にしたくない、そんな本は手に取りたくもないとまで言われたそうだが、その後ベストセラーになった。
人間って本当に辛いときは、ポジティブな励ましの言葉より、その心情に寄り添うようなネガティブな言葉や、力強い罵倒や悪口に救われることもある。私も断然そっち派だ。
実際、悲しみや落ち込みから回復していくプロセスでは、いきなり前向きな言葉をかけるより、まずはネガティブな感情に -
Posted by ブクログ
20歳で難病にかかった著者が、
自分に疲れることありませんか?と問いかけ、
数々の本の引用と共にその原因を探る本。
そもそも 自分 とは、体 なのか 心 なのか
から始まり、
体や心がコントロールできないのはどんな時なのか、
心と体はどうつながっているのか、など
細かく紐解き、
自分に疲れる原因は他者との関係も影響するという
別視点からのアプローチから、
最終的に分けて考えてきた 心 と 体 の
「あいだに」あるものを大事にすることの大切さを説いている。
5章が特に印象的で、
共に食べることを苦にする人がいること
漏らしてしまうことの罪悪感の話が心に残りました。
(多数派が優先され、少数派 -
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Posted by ブクログ
「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」のために(人はたいていこの2種類に分けられる)、「痛い人」の立場から、文学的アプローチをもとに書かれた本。
私は「痛い人」の方として読み進めた。そして「痛い人」になってみて初めて、「痛みというのは孤独なもので、誰にもホントの痛みはわかってもらえないのだなぁ」と思った経験がある。なので、この本に書いてあることは、非常によくわかった。痛みを言語化するのって、難しいのよね……。
そして、「痛い人」に対して、かけてはいけない言葉。気の持ちよう的なやつ……! ホントそれ。法律で使用禁止にしてほしい。たまに医師でも使う人がいるから、油断できない。
それはさておき、痛がる