頭木弘樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「変身」以来。「審判」は積読中。
『法の前に』は、カフカが感じた実際の法への失望なのかな?
絶望、混乱、孤独、喪失、迷い、息苦しさ、生き苦しさの中、訳者がつけてくれたタイトルのおかげでちょっとファニーな雰囲気もある。おかしな本でした。
〔失敗することさえできない〕 〔井戸〕
〔隣人までの距離〕 〔道に迷う〕
〔助けて!〕 〔何もわたしをとどめない〕
〔灌木かんぼく〕 〔問いかけ〕
〔道は無限〕 〔あいだの魚〕
『コメント』 〔すべて無駄だった〕
〔志願囚人〕 〔自分が生きていること〕
〔自由とは〕 「プロメテウス」 〔沈黙〕
ユーモア大賞は〔自分を建て直す〕かな。コサックダンスを踊るカフカを -
Posted by ブクログ
勇気づけられるというより、「普通」でいられることが確認できて、少しホッとしました。
頭木さんの解釈がほんとうに優しい。優しすぎる。ラジオでは聴いたことがありません。今も続いているみたいなので今度聴いてみたいと思っています。
ふさわしい人生を生きるということ自体が、なかなか難しいですよね。人はどこかで、ふさわしくない人生を生きているんだと思います。
根田さんのあとがきも良かったな。
私には小さな子どもがおり、日々、保育園や学童保育への送り迎えをしていますが、保育士さんやお母さん方、お父さん方と交わす会釈にずいぶん救われています。そして、「おはようございます」、「きょうは暑いですね」、「 -
Posted by ブクログ
なかなか心と体はやはり切っても切れないものだし、それぞれの経験は深いから一冊にまとめるのは難しい気がした。
横道さんの生い立ちも凄まじく、宗教二世の話もあり、心云々の前にそれに驚いてしまったし、性についての話は少し読んでて疲れた。
頭木弘樹さんの本としては「食べることと出すこと」の方がおすすめ。
横道さんの
「大衆文学は難しい
大衆文学は、定型発達者同士の情緒的な交流
大衆文学は共感を求めてくるから非常に読みにくい
純文学のほうがむしろ読みやすい
純文学は一種の抽象性
現代アート的、単純化
それがある意味わかりやすい」
という内容は、そういう見方もあるんだなと、印象に残った。
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分の本体は「体」なのか「心」なのかについて、考えてみようよ!という本。文学や科学やアニメやマンガなどを引用して、「自分とは何か」について考察を深める。著者は消化器系の病気をされていて、「自分の中にも大腸があること」や「食事をとって、排泄をコントロールできるのは当たり前のようでいて、実は凄いこと」などということを考える。
「なぜ大小便を漏らすと社会は冷たくなるのか」とかとか、そういうことも書いてある。
計画通りに動けない自分に苛立ち、私はこの本を手に取った。自分らしく生きられてないなとか考えたこともあったけれど、著者が言うには「本当の自分なんてものはなく、そのときどきの自分がいるだけだ」と -
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