頭木弘樹のレビュー一覧

  • 絶望名人カフカの人生論

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    まだ「変身」しか読んでないし凄さも分からないカフカだけど、こんな人間だったのかぁ。セルフハンディキャッピング、自己破壊的予言、学習性無力感、と役満レベルのネガティプシンキングのプロフェッショナルだったとは知らなかった。良く自死せずにいられたな、と不思議なくらい。知れば知る程ブロート含め周りの人間はなぜこんなにもネガティブな彼との関係を維持していたのだろうか。確かにどこか憎めない愛らしさは、彼の作品からも、そしてこれらの言葉からも感じたのだけれども。不思議だ。

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    2016年12月25日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    ネタバレ

    絶望した時にはあまり前向きな本や言葉に触れると逆効果。そんな時にオススメの本が何冊か紹介されていたので、今度読んでみたい。

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    2016年11月29日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    確かにネガティブな一言だらけだが,読んでいると,言葉の持つおかしみのようなものがじわじわ広がってくる.

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    2016年10月28日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    絶望してる時には明るい本ではなく、絶望を語る本を読むほうがいいという見方、なかなか斬新でありつつ納得感も。全部真面目に読んでないけど、確かに読んでみたいと感じる本も紹介してくれた。

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    2016年09月20日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ”君は君の不幸の中で幸福なのだ。”
    前からとても気になっていた一冊です。
    期待を裏切らないこの絶望っぷり。ネガティブ思考万歳!
    どんなことにでも絶望を見出せるネガティブのパワーはすごいですよ。
    私も同族なのでめちゃくちゃ共感できました。

    以下、印象に残ったのを備忘までに。

    将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
    将来にむかってつまずくこと、これはできます。
    いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。 p24

    人間の根本的な弱さは、
    勝利を手にできないことではなく、
    せっかく手にした勝利を、活用しきれないことである。 p36

    孤独さが足りない。 p11

    ぼくの人生は、

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    2016年07月02日
  • マンガで読む絶望名人カフカの人生論

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    読書録「マンガで読む絶望名人カフカの人生論」3

    著者 平松昭子
    監修 頭木弘樹
    出版 飛鳥新社

    p75より引用
    “世間で評価されている人気作家のブロート
    が、世間から評価されていない無名のカフカ
    を尊敬し、もっと作品を書くよう、いつも励
    ましていたのです。”

    目次から抜粋引用
    “いちばんうまくできるのは
     まるで孤児のようだ
     文学では食べていけない
     たいていは希望のない助走
     どうしても必要な武器”

     20世紀最高の小説家との評価を受ける、
    フランツ・カフカの人生をマンガにした一冊。
     子供時代の学校への馴染めなさから結核に
    罹ってからの日々まで、味わいのある絵柄で
    書かれています

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    2015年11月24日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネガティブな発言ばかり受け止めると、ほとほと疲れてくるが
    ふしぎなもので、読み進めるほどに複雑な思いにとらわれた。
    それは、これほどウザい軟弱男カフカなのに
    彼を肯定したり理解したりする思い。

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    2024年09月28日