頭木弘樹のレビュー一覧

  • ひきこもり図書館

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    「ひきこもり」という言葉から一般的に想像するのとは違う、入院や宇宙船内での生活を含めた「社会から遮断された生活」をしている人々の話。

    「部屋から出られない人のための12の物語」という副題がついていますが、病気や宇宙船内、そして自らの意志によるひきこもりであれば本も読めると思いますが、育児中に外に出られなかったときは、本を読む余裕なんてなかったなあ、と思います。
    病気も私の場合は目だったので、やはり本は読めませんでしたが。

    元教え子を訪ねて韓国(ソウル)に行ったとき、教え子家族が住んでいる高層マンション群に泊めてもらったので、韓国文学の「私の女の実」の妻の気持ちが一番理解できた気がします。

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    2022年12月30日
  • ひきこもり図書館

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    ひきこもりのアンソロジー。

    ひきこもりを否定することはない。
    なんらかの事情があるのだから…。
    出たくなければ出なくてもいいじゃないか、と思うほうである。
    自分もいつ、突然に引きこもるかもしれないわけで。
    それは、わからない。
    ひきこもらずに一生を終えるかもしれないし…。
    どうなるかはわからない。


    たとえば、萩原朔太郎の「死なない蛸」は、存在しないものと思われると悲しいが、魂はある。
    たしかにそこに居る、自分がわかってれば良いじゃないかと思わせる。

    想像以上のかなり上をいくのが、ハン・ガンの「私の実」である。植物で活きた心地になるならばそれを完成形というのだろうか。

    萩尾望都の「スロ

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    2022年12月06日
  • ひきこもり図書館

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    【収録作品】ひきこもっている間に忘れられる-散文詩 「死なない蛸」 萩原 朔太郎/ひきこもり願望-ドイツ文学「ひきこもり名言集」 フランツ・カフカ(Kafka,Franz)  選訳/頭木 弘樹 /鬼退治に行かない桃太郎- 昔話「桃太郎 岡山県新見市」 編著/立石 憲利/差別によるひきこもり-ショートショート「凍った時間」 星 新一/感染を避けるためのひきこもり-アメリカ文学「赤い死の仮面 The Masque of the Red Death」 エドガー・アラン・ポー(Poe,Edgar Allan) 新訳/品川 亮/ひきこもりによる物の見え方・感じ方の変化-エッセイ 「病床生活からの一

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    2022年02月25日
  • ひきこもり図書館

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    タイトルだけで買った本
    装幀もキリッとしてて好み

    アンソロジーって読んだことなかったかも
    どのお話もよかった
    ハンガンの話とシェクリィの話が特によい
    実はどっちも読んだことなかったので
    読めてよかった

    ドタバタしてるのもあれば
    シーンとしてるのもあるし
    バラエティーに富んでてうまく集めたなぁ
    己の本の読み方に足りなさを感じて
    ちょっとしょんぼりしたりもした

    よかったよーって
    人にオススメするほどではないので
    星は4つにギリギリ届かない3つ

    そっと隠しときたい本みたいな…
    そんな感じ

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    2021年08月02日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2

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    文豪たちが書いた「絶望の言葉」について語られた本。失恋したときに失恋ソングを聞くように、落ち込んだ時に落ち込んだ(絶望の)言葉を読むと、ぐっと来てしまう。共感してしまうもの。文豪たちが書いた絶望の言葉(愚痴?)に、「ああ成る程、わかるかも」と面白さを感じる一冊でした。

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    2021年05月18日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言

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    自分にはまだまだ出会うのが早い絶望名言の数々だったと思う。自分が共感しにくいこともあったけれど、辛い時には支えてくれる名言もあった。
    この本は読む際の私のコンディションによって星の数が変わってくるので3つ!
    そして、何よりカフカ、ゲーテ、シェイクスピアなどの著作に触れ、その人たちの生い立ちや考え方に触れることができてよかった。
    当人はどう考えているのかわかりませんが、納豆をやめられないおじさんの話が面白すぎた。逆にこういう人を尊敬してしまう。人間味溢れてて素敵な人だなと感じた。

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    2021年05月17日
  • ひきこもり図書館

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    「ひきこもる」をテーマにしたアンソロジー。小説、エッセイ、漫画。洋の東西、時代も様々。ひきこもらざるを得ない昨今、読んでみた。小説は、SFというかショートショート的なものが多かった。引きこもって一人で読むと、ちょっと怖いかも。

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    2021年05月17日
  • ひきこもり図書館

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    ひきこもりがテーマのアンソロ
    引きこもりって暗くて重いイメージだったけど、
    コロナ禍で引きこもってみて、意外と楽しいことに気づいた。
    このアンソロもいろんな引きこもりがあって、
    このコロナ禍でいろんな人がいろんな引きこもりをしているんだ、私のひきこもりはわたしの引きこもりでいいんだと思いました。

    まだまだ大変な世の中ですが、
    辛いのはわたしだけじゃない、って心強いことだと思うのでもう少しみんなでがんばろって思いました

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    2021年03月06日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    古典にはバッドエンドが多いというのは、確かにそうだと感じていたし、的を射ていると思った。
    水木しげるが戦地でお守りは捨てても「ゲーテとの会話」だけは捨てなかったことを知り、それだけ面白いなら読んでみたくなった。
    絶望した時には読書しよう、実際リラックス効果あるみたいだし。

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    2021年02月17日
  • ひきこもり図書館

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    梶尾真治作品が含まれるアンソロジーということで購入した。特に「ひきこもり」に興味がある訳ではない。ただ、昨今のコロナ禍に伴って外出自粛を余儀なくされる中、実際の現状には所謂ひきこもりに共通する面もあり、作品の幾つかには共感できるものもある。やはり、今の自分はひきこもりなのだろうか。まあ、現在のひきこもりレベルは人に迷惑をかけるものでは無いので良しとしよう。

    梶尾作品は有名な「フランケンシュタインの方程式」が収録、その他には星新一「凍った時間」、萩尾望都「スロー・ダウン」が収録されている。

    その他で気になったのは、韓国女流作家のハン・ガン「私の女の実」、立石憲利「桃太郎」、ポー「赤い死の仮面

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    2021年02月16日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネタバレ

    悲しい出来事から立ち直る方法
    最初は悲しい音楽に浸る=同質の原理
    その後で、楽しい音楽を聴く=異質への転導

    勝つか負けるかより、手にしているモノをどう生かすか、のほうが大事。
    人生は常にわき道にそれていく。むしろそれが本当の道。

    一人でいれば何事も起こらない。

    「見る前に飛べ」行動を起こすためにはそれが大事。見たら飛べなくなる。
    人生の多くが、費やされてもなお人は何かをなしうる。

    セルフハンディキャッピング=自分にハンデを与えることで自尊心が傷つかないようにする心理。才能があると信じて、延ばす努力をしない、など。中島敦山月記など。
    試験の前日に片づけなど勉強以外のことをしてしまう心理。

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    2020年11月12日
  • マンガで読む絶望名人カフカの人生論

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    近くにカフカがいたら面倒だなあ、と思いそうだけど
    面白い人!

    若い頃、面倒な人を放っておけなかった傾向があったので
    ちょっと魅力的にも感じてしまったよ。

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    2020年10月10日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    絶望する前の予習として なにかあった時に役立つかも、と思って手元に置いていた。だけど、実際に絶望したときに読んでみたが、内容が入ってこなかった。辛すぎた。時間がたち、まだ紐解いてみると、「絶望感」についての分析ぐなされ、推薦図書も腹におちる。ぜひ絶望する前の予習として読んでみることをすすめる。

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    2025年12月26日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    【感想】シンパシイを感じたので、滑稽でもあり痛くもある。
    かつてカフカ全集は持っていた。が、いまいち良さは感じられず、同時期に揃えたカミュ全集ほど熱心には読まなかった。
    年を経ていくらか感じかたがかわっているのかもしれない?

    【内容】カフカの日記や手記や手紙が異常なまでの弱さを浮き彫りにする。

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    2019年08月12日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言

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    特に落ち込んでるわけではない時でも、前向きな言葉はキラッキラすぎてちょっと結構です、ってなるしな
    絶望した他人の救いのない言葉に救われる

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    2019年07月01日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカの名前は聞いたことある程度で、初体験でしたがこの絶望っぷりは確かに何かを考えさせられる、不思議さがある。それでいて、人間であれば一度はよぎるような考えも多い、

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    2019年06月12日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    まだ「変身」しか読んでないし凄さも分からないカフカだけど、こんな人間だったのかぁ。セルフハンディキャッピング、自己破壊的予言、学習性無力感、と役満レベルのネガティプシンキングのプロフェッショナルだったとは知らなかった。良く自死せずにいられたな、と不思議なくらい。知れば知る程ブロート含め周りの人間はなぜこんなにもネガティブな彼との関係を維持していたのだろうか。確かにどこか憎めない愛らしさは、彼の作品からも、そしてこれらの言葉からも感じたのだけれども。不思議だ。

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    2016年12月25日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    ネタバレ

    絶望した時にはあまり前向きな本や言葉に触れると逆効果。そんな時にオススメの本が何冊か紹介されていたので、今度読んでみたい。

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    2016年11月29日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    確かにネガティブな一言だらけだが,読んでいると,言葉の持つおかしみのようなものがじわじわ広がってくる.

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    2016年10月28日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    絶望してる時には明るい本ではなく、絶望を語る本を読むほうがいいという見方、なかなか斬新でありつつ納得感も。全部真面目に読んでないけど、確かに読んでみたいと感じる本も紹介してくれた。

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    2016年09月20日