頭木弘樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
梶尾真治作品が含まれるアンソロジーということで購入した。特に「ひきこもり」に興味がある訳ではない。ただ、昨今のコロナ禍に伴って外出自粛を余儀なくされる中、実際の現状には所謂ひきこもりに共通する面もあり、作品の幾つかには共感できるものもある。やはり、今の自分はひきこもりなのだろうか。まあ、現在のひきこもりレベルは人に迷惑をかけるものでは無いので良しとしよう。
梶尾作品は有名な「フランケンシュタインの方程式」が収録、その他には星新一「凍った時間」、萩尾望都「スロー・ダウン」が収録されている。
その他で気になったのは、韓国女流作家のハン・ガン「私の女の実」、立石憲利「桃太郎」、ポー「赤い死の仮面 -
Posted by ブクログ
ネタバレ悲しい出来事から立ち直る方法
最初は悲しい音楽に浸る=同質の原理
その後で、楽しい音楽を聴く=異質への転導
勝つか負けるかより、手にしているモノをどう生かすか、のほうが大事。
人生は常にわき道にそれていく。むしろそれが本当の道。
一人でいれば何事も起こらない。
「見る前に飛べ」行動を起こすためにはそれが大事。見たら飛べなくなる。
人生の多くが、費やされてもなお人は何かをなしうる。
セルフハンディキャッピング=自分にハンデを与えることで自尊心が傷つかないようにする心理。才能があると信じて、延ばす努力をしない、など。中島敦山月記など。
試験の前日に片づけなど勉強以外のことをしてしまう心理。 -
-
Posted by ブクログ
”君は君の不幸の中で幸福なのだ。”
前からとても気になっていた一冊です。
期待を裏切らないこの絶望っぷり。ネガティブ思考万歳!
どんなことにでも絶望を見出せるネガティブのパワーはすごいですよ。
私も同族なのでめちゃくちゃ共感できました。
以下、印象に残ったのを備忘までに。
将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
将来にむかってつまずくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。 p24
人間の根本的な弱さは、
勝利を手にできないことではなく、
せっかく手にした勝利を、活用しきれないことである。 p36
孤独さが足りない。 p11
ぼくの人生は、 -
Posted by ブクログ
読書録「マンガで読む絶望名人カフカの人生論」3
著者 平松昭子
監修 頭木弘樹
出版 飛鳥新社
p75より引用
“世間で評価されている人気作家のブロート
が、世間から評価されていない無名のカフカ
を尊敬し、もっと作品を書くよう、いつも励
ましていたのです。”
目次から抜粋引用
“いちばんうまくできるのは
まるで孤児のようだ
文学では食べていけない
たいていは希望のない助走
どうしても必要な武器”
20世紀最高の小説家との評価を受ける、
フランツ・カフカの人生をマンガにした一冊。
子供時代の学校への馴染めなさから結核に
罹ってからの日々まで、味わいのある絵柄で
書かれています