野田サトルのレビュー一覧
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ネタバレ杉元一味と土方歳三一味が出会う、とりあえず共闘することに→ニセモノ刺青人皮を判別する手段を隠滅するために、第七師団が江渡貝の家を急襲、火を放つ→何とか脱出し、二手に分かれて贋物の人皮を判別できるかもしれない熊岸長庵に探しに樺戸監獄を目指す→熊岸長庵がきっかけで脱獄王と呼ばれるに至った経緯を白石が話す→杉元アシリパ牛山尾形チームは途中見つけたコタンに寄る→そこは樺戸監獄を集団脱獄した囚人たちがアイヌを装うコタンだった→偽札を作らされる熊岸発見→アシリパを連れ去られた杉元キレて大暴れ、皆殺し→ニセアイヌの中に刺青囚人を発見→杉元を偽って土方と内通していたことが発覚するのを恐れて白石逃亡しようとする
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ネタバレのっぺらぼうがアムール川周辺から来たロシア少数民族パルチザンである可能性が示唆される→のっぺらぼうがアイヌ金塊を樺太経由で持ち出そうとして失敗したことが今回の発端→他にもアイヌに成りすましたパルチザンがいる可能性→皮職人がいる夕張へ→人皮で剥製や衣装を作る変態 江渡貝弥作→鶴見が江渡貝にニセモノの刺青人皮の制作を依頼→谷垣の過去が語られる→谷垣、アシリパに会うため出発→江渡貝炭鉱へ逃げる→一行追う、ガス事故で江渡貝死亡、一行危機一髪→牛山が助ける→ニセモノ人皮が鶴見に渡る
という目まぐるしく展開する第八巻。
・剪…鞣しの工程で、皮に残っている肉片や脂を削ぎ落とす作業。これが甘いと皮が腐る
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ネタバレ大団円を迎える31巻である。
前巻同様のやたら分厚く、率直に言うともう一巻作れたんじゃないかな、と思わなくもない。(笑)
中だるみを防ぐべく、一巻に(または二巻に)まとめたのだろうが、尾形百之助周りだけで一巻描けた感は、なくもない。
それにしても、最終巻まで壮絶だった。
それに比べれば、結末は添え物のエピローグであり、やや呆気なく感じた方もいたかもしれない。
示現流を貫いた鯉登少尉。
貫かれた土方の死に花咲かす奮戦と、せん妄の末に行われた新たな英雄への継承。
死を前にしてすら、満足せず、悔しさを口にする老兵の姿はあまりにも、あまりだ。
死の間際までカッコ良かった牛山。 -
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ネタバレ最終決戦は五稜郭の地を抜け出し、第二陣を運ぶ汽車へと移行していく。
30巻では凄絶な戦争が描かれ、その悲哀と狂気、静と動がいかんなくコマを震わせている。
しかし、それにしても、多くの人々が死んでいった。
無名のキャラは言わずもがな、ここまで戦い続けた多くが、敵味方問わず命を落としている。
艦と共にあることを選んだ鯉登司令官。
音を失い、静かな世界に眠った都丹。
兄弟仲良く地獄に落ちた浩平・洋平。
死兵となって殿を務めながら、最後に過去を捨てきれなかったソフィア。
ここだけ静けさが支配し、読み合いの一歩先を行かれてしまったロシア人狙撃兵。
ワンシーンを切り出しただけでも -
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ネタバレ大の大人が揃いも揃って、あまりの結末に泡を吹いて倒れる29巻である。
函館は五稜郭、廃墟となった函館山のロシア領事館から運び込まれたはずの金塊が、実は……という美しくも腰砕けの一捻りは実にお見事な緩急だろう。
そして後半、強運な男がもたらしたヒントが、黄金の雨を導いた。
29巻を費やして追い続けた物語最大の謎が解ける、そんな29巻である。
先に述べておくと、私は2022年のGWの無料公開時に読んだ後追い読者である。
ご祝儀も兼ねて、終結間近の3巻を購読させていただいたが、一読ゆえの浅さはご容赦願いたい。
それにしても、本当にスケール感が大きい。
一大シリーズのクライマッ