野梨原花南のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今までにも読んでました野梨原先生の、少年レーベルからのシリーズ。
と、言っても結構受けた印象は「ヘブンリー」の焼き直しに近い
印象だったんですが。
今回のほうが断然好きですが。
この先生の作品は他のファンタジー系ラノベに多い「作品OR作者依存用語(勝手に命名)」が
あまり無い代わりに、極端に説明不足。
なのに納得は妙に出来る。
今回だと、もう1人の主人公・フジシロユイカが何者かは
名前からもある程度想像がつきますが、
彼女が(色々な意味で)何でああなのかは
全く解らないし、この巻の時点では説明もされません。
とりあえず、現実世界と逆軸からリンクしてるという設定は
凄くツボですが、次巻以降を -
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Posted by ブクログ
マルタがマルタなんだけど成長してて凄い。♯ あらすじらしきもの
異世界オスタスで名探偵をしていたサギーが
日本に強制送還されてから7年がたっていた。
興信所で働きながら情報を集めていた彼は、
ある人探しにオスタスが関わっていることを知り…。
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サギーが私より歳上になっていて、背とか伸びてて眼鏡もかけていたりして、でもサギーはサギーのままで、変わっていなくて変わっていて、なんか凄くサギーな感じでした。
野梨原さんの筆運びは、言葉と言葉の狭間にあるものをひとつひとつなぞっていく感じで、こわくてきれいでやさしくてかなしくて愛しいです。 -
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Posted by ブクログ
「ちょー」人気作品で、「ちょー」沢山のキャラが登場で「ちょー」盛りだくさんなお話。
あたしは「ちょー新世界より」以降のお話+番外編の「ちょー葬送行進曲」しか読んでないのですが、面白かったです。
このお話は、キャラがが「男だから」「女だから」なんて扱いでなく、「貴方だから」という感じで動いてくれるのが気持ちよかったです。
「世界が君を歓迎している」。いい言葉ですね。
これは「当然の事」だという事に気が付かせてくれます。
絵はそんなイメージで。
キャラも皆魅力的ですが、お気に入りはスマートさんです。
名前の通りスマートだったりヘタレだったり(笑)。