phaのレビュー一覧

  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    女性が書いた本を読むことが多いからか、男性目線の「老い」に対する飾らない言葉が新鮮だった。
    「昔はワルだった」みたいな自慢じゃなく、自虐するでもなく、淡々と自己分析をしているところがphaさんの人柄が現れていてすごく良い。
    縛られるものが無い身軽さを自分の長所であり魅力であると思っていたら、それは若さに依存するものだったと実感してアイデンティティが崩れかけているのかもしれないけど、
    自身の「衰退」を本に書き残すという第三者的な目線も、人生に現実感が無いまま練習のような気持ちで生きているphaさんらしくて味わい深い。
    phaさんらしい年の重ね方をこれからもぜひ追っていきたい。

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    2025年12月03日
  • できないことは、がんばらない

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    2025/11/22
    Phaさんの本は読んでいるととても気が楽になるエッセイで、まさにタイトルにある通りの話が多く収録されています。
    この本を読んでいたとき、自分も気張って色々なことをやっていたので、それぞれの文書を読んでとても気持ちが軽くなりました。
    いい意味で手を抜いたり、時にはやりたくないって思ったり、いっそのことやらなかったり…という選択もアリなんだなと背中を押してもらえる内容です。
    頑張り方を勉強するのも良いとは思いますが、それだけだと疲れてしまうので、こういう「頑張らない方法」が知れる本はとても貴重なんじゃないかと思っています。

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    2025年11月23日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

    QM

    購入済み

    こういうのめちゃくちゃ好き!有名なスポットに行って写真バシャバシャ撮るような旅も好きだけど、いつもしていることを場所を変えてするっていうゆる旅もしてみたいな~!憧れる~。あとこれ読んでサウナに行きたくなった。ゆったりした気持ちになれる本で、よきよき。

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    2025年10月14日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    年をとっていった先にある諦念・凪のような毎日を予感させる本だった。きっと将来自分もこうなっていくのだろうなあと思うと、翻って今を大事に生きよう、老いに備えようという気持ちになった。

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    2025年10月13日
  • 人生にゆとりを生み出す 知の整理術

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    ネタバレ

    現在の仕事や学習の進め方がしっくりこず、改善法が見つかればと思い購入。
    自分の生活スタイルにもすぐに活かすことができる知識が豊富に載っていて、すごくタメになりました。

    知識はが感覚的に縦よりも横に広がるから、アイデアを書き出すときは横長の紙を使うというライフハックなど、ハッとさせられる考え方が多くありました。

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    2025年10月06日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    45歳の著者が赤裸々に語る衰退のスケッチ。
    20代30代の頃は、怖いものは何もなくてただ変化だけが欲しくて、喪失感さえ娯楽のひとつとしか思っていなかった。

    この書籍を読んで、その年代でしか書けないものって確かにあるし、年を重ねていくと人生は全てが一度きりの本番であること、とズン、と気持ちが重くなりました。いつまで練習しているのか…?と、自分背を叩きたくなりました。

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    2025年09月16日
  • しないことリスト

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    「仕事をしていると生活がままならなくなる」という人が自分以外にもいると知って驚いた。

    そういう人たちは《多数派のためにできている社会システム》には適合できない。
    ではどう生きていけばいいか?ということが(そこそこ)具体的に書かれているので参考になった。

    「お金と時間には互換性がある」
    という項目にはハッとさせられた。
    「時間をお金で買う」ということはよくするが、
    その反対はまったく頭になかった。
    つまりどういうことか簡潔に言うと
    「時間があればお金を節約できる」ということだ。

    仕事をすればお金を稼ぐことができるが、その分心身ともにストレスがたまって、それを解消するためにお金がかかってしま

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    2025年09月01日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    同世代として共感しかない。仲間がいるんだと思えてちょっとほっとした。phaさんには老後まで書き続けて欲しい。共感し続けるから。

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    2025年08月29日
  • 人生にゆとりを生み出す 知の整理術

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    書いてある内容自体はどこかで読んだことのあることが多かった気がするけど、なぜか初めて自分事として腹に落ちた感触がある。かみ砕いてくれてありがとうという気持ちになる一冊。

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    2025年08月27日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    ネタバレ

    パーティーが終わっても、人生は続くっていう話。

    読んでいると漠然と色んなことが終わってしまった切なさに共感しそうになるけど、よくよく考えるとまだ終わってない色んなことは沢山あって、曲調が変わっただけでまだパーティーの音楽は鳴っていて、踊りながら日々は続いていく気がする。





    p. 15
    この歳になるとさすがに、失敗をしたときに「次に活かせる」と思うのは難しくなってきた。結局、自分はいつまでも自分のままで、自分が陥りがちな思考や行動のパターンからは逃れられない、ということがわかってしまった。
    若い頃は、試行錯誤を積み重ねれば、どこかに辿り着くのだと思っていた。いつか、完璧な自分になれるの

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    2025年08月17日
  • できないことは、がんばらない

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    持っているだけでちょっとホッとする。
    うまくできないことが多いな〜ということが書かれていて、特に解決策もなく、ダメだと思うけどこうなんだよなあという吐露するのを眺めている感覚。
    最近のphaさんはやる気もなく、反発もしないダウナーなエッセイ好きだなあ。
    パーティが終わって中年が始まるもよかった。
    若い頃から考え方が変わってるのを追いかけるのも好き。
    オードリー若林さんのエッセイも似てたなあ。
    新作もそのうち書いてほしいなあ。

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    2025年07月27日
  • 人生にゆとりを生み出す 知の整理術

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    ネタバレ

    この本は、京大現役合格やブログのヒット、本の出版などをやってのけた日本一有名な元ニートであるphaさんが公開する勉強ハウツー本。
    勉強を努力や耐えるものとしてではなく、らくに楽しむ趣味として紹介している。
    本を読みながら考えたことや参考になったことについて、メモに残しておくことにする。

    ■なぜ勉強するのか?
    僕がこの本を手に取ったのは、何かによってもっと人生を楽しめるようになりたいと思ったからだ。
    そして、その何かは「勉強」だと思った。

    子供の頃から人より不器用だから、何事もできるようになるまで時間がかかるタイプの人間だった。
    ちょうちょ結びを何度も練習して靴紐の結び方を覚えたときのよろこ

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    2025年07月19日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    ネタバレ

    わたしもこんな旅がしたかったんだ、と思った。
    誰にも干渉されず、特別なことは何もせず、とにかく日常から逃れて、ただ自分の内側を見つめたり、見つめなかったりする旅。

    ゆるーく読んでいたら、唐突に深い洞察が書かれたり、家族システムのこと、国の歴史的背景、異文化について書かれていたり。だけど、それを難しくは感じない。
    最後の渡辺ペコさんの解説で、phaさんの文章について「脅かされない、急かされない、押し付けられない」と書かれていて、そうそうそう!と深く頷いた。

    とりあえず、どこかに行きたいなぁ。

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    2025年07月05日
  • 持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない

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    自分の価値観と近しい部分が多くて、共感と感銘の嵐だった。

    特に「時間」に対しての解釈がとても納得でした。
    ↓以外本文中から要約↓
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    時間はお金と似たような性質を持っており、共通の基準を定める上で時計や暦というものが生まれた。
    しかし、本来時間というのは人がそれぞれ待っているペースのこと。
    「時間を忘れるようだ」という幸せや充実感に没頭しているときには、完全に自分自身の固有の時間で動いている。
    幸せな時間、充実した時間というのは、「効率的に時間を使おう!」なんて概念とは全く別次元にあるもの。
    「自分は何によって時間を忘れるような経験をできるか?」という自

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    2025年06月25日
  • しないことリスト

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    かなりよい!

    昭和平成時代の人はがんばれ、がんばれ!頑張れば報われる、と言われてきたけど、違うかったんだね。今の時代は、どんだけ人の助けを使ってゆるく生きるか。それが大事。疲れすぎないようにゆるく好きなことを極めて、情報はオープンにして軽く外とつながっておく。

    自分的に気をつけたい事は、
    ・白黒決めつけない、グレーもあり!
    ・何のためとか考えず、ただやってる行程を楽しむ
    ・独占しない(褒美とか知識とか)

    力を抜いていこう。
    ファさんありがとう!

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    2025年06月10日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    ネタバレ

    初めて読む phaさん。
    読み始めて数ページでだいすきな本だと確信。そして定期的に読み返したくなるだろうこと(読み返して、remind myself that I should better go somewhere far no matter what, for the better) も確信。買う。

    ・そうなんだよ、離れたところに行ったからといって、無理やりなにかその土地っぽいことをしなきゃいけないことなんてない。
    ・私が高速バスが好きなのは移動時間好きだからだと書いてもらってやっとわかった。
    ・鈍行電車2時間で住む街と離れた千葉まで行けたとき、私どこにでも行ける気がする!って思ったのも

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    2025年05月25日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    ネタバレ

    著者の言葉がグサグサ、グサグサ刺さるほどには自分も年をとったということなんだろうなぁ、と思いながら読みました(^^;)

    必ず向き合わなければならない『老い』『衰え』ですが、体力や気力もですが、『感情』の衰えについてハッとさせられました。

    以前は楽しめていたことが楽しめなくなった
    若い頃はキラキラして見えてた景色が平凡に感じるようになった
    あらゆることへのときめきが薄くなった、と言った感じ

    目に見える『若さ』ではなく、内側からくる『若々しさ』のことを言ってらっしゃるのかなぁとも思ったり、、、

    ときめきも、老いとともに薄れていくのかと思うとさみしいです。でもそういう『老い』のありのままを受

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    2025年05月09日
  • 人生にゆとりを生み出す 知の整理術

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    楽しんで学ぶ(漫画などの活用)
    本を金を出せば、読むわけではない
    金を出した痛みは慣れる

    言葉にして覚える(声に出す、書くなど)

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    2025年03月30日
  • 持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない

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    2025/03/10
    この人の本は内容が全体的に緩く書かれていて、そんな感じで書かれている社会学みたいな内容がとても好きで他にも何冊か読んでいます。
    著者自身がいわゆる「ニート」みたいな感じの生活を送りながら、その生き方も案外悪くないんじゃないの?と提案してくれています。
    何かと便利なことや高速にかつ正確に何かをこなすことが求められて、とても疲弊しやすい世の中を生きているとこうしたいい意味でのゆるい考え方でみんな生きたらいいのになって本当に思います。
    とても窮屈な世の中だからこそ、世間一般が「普通」だと考えるものは案外そうでもなくて、自分なりに満足できる基準とかそういうのがあれば良いんじゃない

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    2025年03月11日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    ゲストハウスに宿泊して、本を読むのが好きです。
    同じ考えでとても嬉しかったです。いつもの場所を変えるだけで、新しい発見があり、楽しくなります。

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    2025年02月15日