phaのレビュー一覧

  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    あーいいなぁ
    こう言う生活したいなぁっていうのの
    一番ランクが(いい意味で)低い。
    もったいないと思えてしまうようなことを
    堂々とできてしまう著者の生き方は
    憧れすら覚える。

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    2025年10月08日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    こちらも朝井リョウさんの紹介本。
    『イン・ザ・メガチャーチ』のサブテーマである「中年クライシス」や「男性更年期」と相関があるとコメントされていたもの。

    中年に差し掛かった著者のPhaさんが、若い頃を振り返りつつ心境の変化を綴ったエッセイ。
    Phaさんを知らなかったので(まず読み方も謎で…ファさんで合ってるのか?)前半はいまいち掴みどころがなく、どんな人なのか予備知識があれば良かったかも。

    著者はずっと変化を求め続けてきた人で、人と関わることで自分自身を変化のある人生に落とし込む生き方をしてきたそう。
    その最たるものがシェアハウスの運営で、しかもそのシェアハウスも転々と場所を移しながら過ごし

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    2025年10月09日
  • しないことリスト

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    ネタバレ

    作品の中で共感できる所もあれば、そうでない所もありました。そうでない所の方が自分は多かったかな?けれど、それでいいんだという事が書かれています。人に認められなくてもいい、響く人に響けばいい。脱力して生きようという事でしょうか。私は目標到達のために生きるのではなく、その過程を楽しもう、その先に目標到達があるという所に共感しました。人生を豊かにするヒントかなと思いました。

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    2025年09月30日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    若い頃、自分の思考は変わっていた。だから自分は特別な存在だと思おうとしていた。その後、年齢に比例して凡庸さを痛感することになった。自分の考えることはとっくに誰かも考えていたと知ることになった。若い頃は常に新しい場所を求めていたのに、いつの間にかそれが億劫にもなってきた。この本を読んで改めて思う。若い頃に自分を特別だと思いがちなことも新しい場所を求めることも、歳を取るにつれてそれがなくなり丸くなってしまうことも変化に思いを馳せることも、やっぱり誰かが既にやっている。なーんだ。あぁ安心してパーティーを終えよう。

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    2025年09月19日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    ほとんどが私には興味のない内容で面白いとは思えず、途中から飛ばし読みでした。以前のタイトルだったら手にしていなかったと思います。

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    2025年09月05日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    ★冒頭にあるまさに衰退のスケッチそのもの。著者だけでなく中年が皆薄々感じることが書かれてあり、それは受け入れるしかないし、それはそれで悪くないという話が続く。それでどうこうするべきという方向にはいかない。
    ⚫︎年上のおっさんが俺すげーダメ人間だからとか言って、いい加減なことをするのは、ちょっとキツイ。痛々しい。
    ⚫︎自分が老いて弱っていくのと並行してこの国も老いて弱っていくのだと思うとそんなに悪い気分でもない
    ⚫︎平成デフレの名残りがぎりぎり残っているうちに、チェーン店文化を楽しんでおくべきなのかもしれない
    ⚫︎ここではないどこかなんてどこにもなかった。今まで見ないふりをしてやり過ごしてきた自

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    2025年09月02日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    中年になって自分が変わってきたという様子を書いた自伝小説。

    - 落ち着いてきた
    - 著者は、シェアハウスとかやってわちゃわちゃやっていたが、一人暮らしになっていった

    みたいなことが書いてあった。

    すげえ学びがあったわけではないのであれだが、
    中年になるとまた色々価値観が変わってくのは自身も感じた

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    2025年08月20日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    phaさんと同年代。
    みんな今の世の中のちゃんとやらなきゃ的な空気感に疲れてるのでは?等ちょっとした共感が多かった。とはいえ、phaさんほどの虚無感はないけど。これまで自由に生きてきたから反動が大きいのか。

    お酒を特別美味しいと思わないphaさんが、気分的にどうしようもない時にはいつものファーストフードのハンバーガーにポテトを追加するというのがちょっと可愛らしかった

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    2025年08月10日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    欲しいものは、ここではないどこか、ではなく、自分のなかにあったのかもしれない……。
    一処に縛られるのを嫌い、自由な青春時代をリアルに過ごしてきた著者のたどり着いた境地。説得力がある。
    やらなかった(出来なかった)人は、そういう自由な人生を送れば良かった……と強く後悔する場合もあるだろうけど、中年になって行き着く先は、結局そんなに変わらないのかも。
    著者はたぶん考えることがすごく好きすぎて、思考をこねくりまわしてアウトプットしている印象を受けるのだけど、自分もどちらかといえばそっち側の人間なので、なんとなくわかる。
    変わらないと思っていたことが、年をとって変わることの悲哀と、みんな同じかもと思う

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    2025年08月03日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    私は比較的好奇心旺盛で、旅行(特に非日常が味わえる海外旅行)が大好きだ。その土地でしか味わえないことを十二分にやりたくて綿密に予定を立ててしまうタイプ。食事もご当地のものを味わいたいので、チェーン店にはよっぽどのことが無い限りは行かない。

    そんな私の「旅」に求めるものと、phaさんが第1章で語る「旅」に求めるものが違い過ぎてびっくりした。が、物理的に日常生活から距離を置くことを目的としており、緩くて気軽なphaさんの旅スタイルも良いなと思った。力みがちな私の旅とは全然違う。

    距離を取るだけで考えることも変わるんだな〜そんな気軽な旅をしてみるのも良いなぁと思えた。

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    2025年08月01日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    著者と同世代なので、タイトルだけでもぶっ刺さるものがある。
    わたしはphaさんとは全くちがうフレームの生活を送っているけれど、ちがう世界線ではphaさんになっている姿を容易に想像できる。でも、根本は全然ちがうので、こうは絶対にならないだろうなとも同時に思う、不思議な感触の作品だった。諦観はあるけれど悲愴感はないのがいい。
    ただ、わたしはphaさんの作品をはじめて読んだので、パーティー時代を知っていたらもっと味わい深かったのかもしれない。

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    2025年07月24日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    「旅」と構えると消耗するが、バックパックひとつに文庫本とスマホと水とお菓子を入れて、バスにふらりと乗れば十分に旅なんだ。という気安さがそこにある。自分は笑っちゃうほどに旅がへたくそだ。だけど、phaさんのエッセイを読んでいると無駄に力入りすぎてただけなんだなって思ったし、旅先でその土地の食べ物食べればいいのに結局日高屋いっちゃうんだよなっていうのが自分だけじゃない安心感というかなんというか。年も年だから、そんなにガツガツせんでもいいんとちゃう?と慰められた気がした。

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    2025年07月21日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    もともとパーティができない人間だから、中年になってもあまり変わらないのかも、と少し希望を持てたかもしれない。不安を感じる感受性とかも、みんな衰えていけばいいのに。

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    2025年07月19日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    氷河期世代のミッドクライシスを非凡な文章力で表現
    今、読まないと忘れてしまいそうな変化を分かりやすく書いてくれている
    取り立てて特別なことは書いてないけど、アフターコロナのリアルがある

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    2025年07月16日
  • 持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない

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    一昔前の日本に住む人だったら、「持っていた」モノを持たないという生き方を提案する本。「社会に出て、会社で働いて、結婚して、子供を持つ」というのが、「持つ」生き方なのだが。phaさんによると、会社や家族が個人の経済や老後などの面倒を見てくれる状態ではなくなったので、今の時代には合わない、そうだ。本編では、①働かない②家族を作らない③お金に縛られない生き方が次々と提案されていく。phaさんのやっているような、シェアハウスを作って、緩いつながりを多数持ちながら一人で身軽に生きるのも、肩が凝らなくて良い、と思う。

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    2025年07月15日
  • 人生にゆとりを生み出す 知の整理術

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    実践的な部分はわりと他の本でも読んだことあるような内容だったけれど、さくさくと読みやすい文章は手に取りやすくオススメ。勉強してみようの気持ちをあげるのに良さそう。

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    2025年07月09日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    題名に惹かれて読み出した。
    何か終わったことの物悲しさを引きずりながら、
    生活を続ける中年のエッセイ。
    ただ、人生はパーティーみたいに終わりを明確にしてくれない。パーティーはどんなにグズグズ残っても会場はいつか閉まる。人生だと気が付かぬ間に会場が閉まる。死ぬことが会場が閉まることではない。その前にお開きはある。

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    2025年06月30日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    いわゆるミッドライフクライシスになりやすい年齢に差し掛かった著者が日々何を考えて暮らしているか。中年の危機はこうやって乗り越えよう!みたいな暑苦しい押し付けもなくテンション低めで淡々としているのが好印象。本書にも書かれているが、同年代の男性同士で集まってもあまり深い会話はしないので、他人が中年に差し掛かってどのように感じているかを垣間見れるのは貴重。

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    2025年06月29日
  • できないことは、がんばらない

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    phaさんの言葉にすごく共感できた。
    特に人と会うのは楽しいけど、すぐ疲れちゃうところ。その後は1人で2時間くらい寝ないと回復しないところ。自分の出来ないところとphaさんの出来ないところがすごく似ていて、出来ないままの自分でも大丈夫なんだ、こんなところに仲間がいたんだと救われた。
    出来ない部分こそ自分らしさだといい意味で開き直れて、元気がなくなった時には寄り添ってくれるような1冊。

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    2025年06月24日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    日常と、日常の延長線上にある”旅”について書いたエッセイ。

    「旅に出たいのに、行きたいところがない」と思って手に取った本。

    ”旅”というと、「せっかくだから」と観光やご当地グルメ、未経験の体験などを入れようとするけれど、「日常と物理的な距離を取るだけ(旅先でもいつもと同じ行動をする)」というphaさんの旅のスタイルを読んで、肩の力が抜けた。

    phaさんの過ごす日々は、一見何もないように見えて、味わいに満ちている。

    何事も死ぬまでの暇つぶしとして、気負わずに試してみる。
    そんなphaさんのスタンスは読んでいて感情が波立たない。

    疲れている時に読みたい1冊。

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    2025年06月11日