phaのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「自分はこのままでいいのだろうか」
「もっと楽に生きたい」
新しい生活が始まって、常々これらを感じる日々が続く中、ちょうどいいタイミングに出会えてよかったと思える一冊だった。
仕事は人生の「手段」でいい。
自分のペースで。
落ち込んだら、逃げてもいい。
などなど、日頃から自分を追い詰める癖があったので、あまり深く考える必要はない、逃げたければ逃げてもいいのだと気づくことができた。
特に「人間は何もしないでいると、自然と前向きになれる」ことを知ったときは、焦らずに、自分の気持ちに素直になればいいのだと納得することができた。
これからも「ラク」に生きることを考えよう。 -
Posted by ブクログ
私は、全ての人が明るく陽気でアツい必要は無いと思っている。
それぞれに落ち着く(魅力的にみえる)温度が誰しもあるのではないだろうか。
タイトルから感じとれるように、
この本、そして著者には「ガツガツ感」が無い(と私は思う)。
だからと言って、この本には絶望感や卑屈さ、暗さは無い(と私は思う)。
なんだか上品ですらあり、満ち足りた印象を受けた。
それは著者が自分の適温、自分らしい生き方を確立しているからだと思う。
本の内容よりもそちらの方が私には印象的で新たな気づきだった。
また、本の中で著者が影響を受けた本がいくつか紹介されていて、
読書を習慣化したい私にとってありがたかった。
読みやすい -
Posted by ブクログ
社会人になってからの「勉強」ってなんだろう。
受験勉強がテストに正解するための勉強だとしたら、社会人になってからの勉強は知をインプットしたうえで、その知を何か(多くは仕事)に生かすことなのだろう。
受験勉強は、知を詰め込み、答案用紙にアウトプットするが、釈迦人の勉強は知を自らの血肉とし、自分なりにアウトプットして初めて意味がある。
この本では、学校では教わらなかった知の整理術を紹介している。
とは言っても、著者の経歴をみると、大学卒業後わずか3年の社会時経験をしただけで会社を辞め「毎日ふらふらしながら暮らしている(引用)」
知を活かす力を身につければ、会社員として毎日定時に決まった仕事をしな -
Posted by ブクログ
ネタバレ筆者は頭がいい人なんだろう。わかりやすい言葉でゆるく書きながらも、所々に本や漫画の引用が新鮮だったので飽きることなく、一気に読めた。
知識の整理術に関して、①インプット、②アウトプット、③モチベーションの3章に分けてメソッドが説明されている。
「脳内を拡張する」というワードが個人的には気に入った。今後に活用していきたい。
そして付録のマンガガイドが特にお気に入り。美術好きの自分はさっそく「ギャラリーフェイク」を読み始めた。面白い。
マンガを読む習慣はなかったけれど、本とマンガをバランスよく読めるといいなと思う。
参考になったポイントをまとめる。
①インプット
・言語化する=書く。書いたも -
Posted by ブクログ
東京の ひとものことのスピードに感じる違和感。
人生に余裕は必要だ やはりと思う
空の青さを感じ、雲の動くのを見れる余裕
生産性とか業務効率化とかスキルを身につけるとか
それはそれでとっても大切なことなんだけど
まぁでも孔子とかイエスキリストの時代から人間はさほど変わっていないのであって
悩んだり喜んだり戦争したり隠遁したりしながら生きているのだ
そこのベースは変わってないから
同じくあと数千年も人間は変わらないだろう
たまたま今の時代に生まれたから
仕事というゲームがとりあえず用意されたけど
どうしてもそのフィールドで戦わなきゃいけないわけでもない
昔とはゲームのバージョンも違うのだし