phaのレビュー一覧
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購入済み
自己啓発やビジネス書というよりエッセイに近い印象。いつも何かに追い立てられるように生きている人に
とっては、違う見方から人生を捉えなおすきっかけになるかと思う。
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Posted by ブクログ
Phaさんの著書を何冊か読んだことがあったので、似たような内容が記載されているなと感じる部分が何か所かあった。
一方で、新鮮に感じたこともあったので、残しておく。
①マザーテレサの言葉
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
②よくわからないながらも聴き続けていると、
だんだん耳が慣れてきて、
楽しみ方がわかってくる。
楽しくなるまでに時間がかかるジャンルほど、いったんハマると奥が深くて面白かったりする
③本をかじる
臭いをかいだり舐めたりするまで、ずっと一つのことに向き合って考え続けると、ようやく自分に馴染んできて身についてくる
④人間はすぐに刺激に慣れる。
常に変化を加えないと、知らないうちに脳が無視するようになる
⑤問題に名前を付けることが、問題に対処する第一歩だ -
Posted by ブクログ
ネタバレ将来の不安のために保険の加入や貯蓄に励む?35年ローンで都会に小さな家を買う?どれも現実的に捉えられなかった。世の中の「常識」を猜疑的な目でしか見られなかった。家を買う人は、35年後の未来を見据えてるのかな…と思うと単純に「すごい」と思ってしまう(でも6千万で23区内に家買って、2年で離婚した友人♂もいるわけで…)。
そんなわたしにとって、「フルサト」をつくろうという提案は、世の中の常識より数倍「常識的」に思える。住むところと、食べるものに困らなければ、収入は少なくとも35年の住宅ローンを抱えて欲にまみれるよりずっと満足度の高い生活をできそうだ。本を閉じた後、早くもわたしのフルサトを見つけに行きたくてうずうずしている。
著者のおふたりは和歌山県の熊野にフルサトをつくり、都会と行き来しながら生活しているそう。そこには廃校になった小学校を利用してパン屋をやる人、ブックカフェをつくった若者も周囲にいるという。過疎地だから、田舎特有のしがらみもなく、若者が文化を1からつくる基盤がある。これは、国や自治体がやる町おこし、地域おこしのようなものより遥かに柔軟性もあるし可能性のある話だと思う。
本屋を開きたい、40代でスナックのママになりたい、なんていつも思ってるのだけど、フルサトをつくれば夢物語ではない。本もいいけど、足を使っていろいろ調べてみよう。 -
Posted by ブクログ
フルサト=生まれ故郷ではなく、また都会か田舎かで二者択一を迫るのでもなく、もっとゆるく、肩の力を抜いた姿勢で人生に臨みましょうよ、という著者たちの提案には共感できる。
単なるコンセプトや机上の理屈ではなく、実際に自身が経験した具体的な事例を挙げて説明しているので、イメージを重ねやすい。
ただ対象年齢的にはおそらく20代がド真ん中で、私のように40代以上になるとこのモデルケースをそのままなぞるのは難しいだろう。
発想そのものはとても参考になる。
あとは、著者の2人がところどころで田舎における生活をゲームに例えていたりするのが気になった。
これも世代間のギャップか…? -
Posted by ブクログ
若いくて、自分には何もないと勘違いしている人はぜひ田舎に住むといい。
若いだけで、強みになる。
ただ、田舎には、骨を埋める覚悟を求める思考はまだ残っている。
自分自身がその目線を克服するのに一年を要した。
その覚悟をこえる何か。
僕自身は今出来ることを精一杯やる。という割り切りと開き直りで軽やかに越えていけた。過疎化する地域には、理由があるのである。
フルサトをつくりたい人より
故郷を残したい人が読むべきだと思った。
昔の人からしたら甘ったるい現代なのかもしれないが、故郷をフルサトとしてアップデートするために読んでおいてもいいのかと思った。 -
Posted by ブクログ
都会に住んでいる人がたまに遊びにいくだけとはちょっと違う、もうちょっと田舎に関わりたいという思い。田舎に骨を埋める覚悟はない、と言うか多分そんなものは持ちたくもない。東京はにぎやかで面白いが、何をするにも金がかかり家賃だけでもガンガン金が減っていく、無職のニートにとってはRPGの毒の沼地にいるようなものだ。でも閉鎖的で息苦しい田舎の人間関係に取り込まれるのはいやだ。
ここだけ読むと何を自分勝手なとか、そんな考えで上手くいくわけがないとかいろいろ思う人もいるだろう。本を読んでいてもちょっと頭でっかちと感じてしまうところは確かにある。しかしこんな生活が出来たらいいなと共感する人は多いだろうし、受け入れ側がOKならおそらく需要はある。例えば徳島の神山町がクリエイターや起業家を集めようとしているのも似たような話だ。
やろうとしているのは田舎でのシェアハウスを核とした「フルサト」づくり。別荘を持った時の失敗パターンはだんだん行くのがめんどくさくなって放置されること。家はすみ人がいなくなると湿気がこもったりして傷みが早くなる。なぜシェアハウスかと言うと一人だと使い切れないからだ。しかもいざとなれば逃げ込める場所を作っておくことが出来る。前提となっているのは過疎地だと人手不足なのでちょっとした仕事はたくさんあって、生活コストが安いので生活は何とかなると言うところだ。ただこのまま人口減が続き税収減でインフラが維持できないところが出てくるとしたらどこでも出来ると言うことではないだろう。
シェアハウスもおんぼろのまま安く借りたり譲り受けたりして、出来るだけ自分たちで修理していく。これも一人だと大変だが合宿みたいにしてイベント化している。この件は楽しそう。三食と温泉とおやつが床張りワークショップの醍醐味とあまり突き詰めず軽いノリでやってる様だ。50mの長さの床を1種間9人で張り替えると、まあ確かに一人で2ヶ月だとやってられないかも。
移住者側が田舎で居心地よく暮らすには地元民、移住してきた人、時々遊びにくる人のバランスが取れてることが必要だと著者の一人が言う。まず地元民が移住者にオープンな所でないと成り立たない。それでも移住者が他にいないと疎外感はどうしても出るし「骨を埋める」覚悟の話になっていく。移住者コミュニティがあれば息苦しさが薄れるし、時々遊びにくる人がいるほうが刺激になる。まあわがままな話なんです。だから需要があるのだろうけど。
田舎だと制度的に家を貸すしくみが整っていないらしい。持ち主に貸し出す意欲がなく維持コストもかからないからほったらかしでも困らない。盆と正月に帰省者が増えた時だけ使うからそのままでいいと言う感じだ。場所によってはよそ者アレルギーもあるし、仏壇があるから貸せないと言う例もある。また壊れているから貸せる分けないと思ってる例もある。逆に移住者が多すぎて家賃が高騰している離島もあるらしいのだがそれはそれで土地に魅力があるのでしょ、なんとかなりそうだけどねえ。
35年の住宅ローンを払い続けるのとお金がかからない田舎への移住、そこだけ見れば後者に憧れる人も多いのでしょう。田舎のシェアハウスは軽く体験するにはいいんじゃないでしょうか。とは言え私は都会が好きだけど。