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Posted by ブクログ
頑張ることが美徳とされている世の中に一石を投じ、そのような風潮の中でもがく人に、自然体で良いことをやさしく伝える本になっている。phaさんは最強のニートとはいえいろいろな本を読んだりいろいろな人と交流した人生経験というバックグラウンドから、豊富な知識がありそれを的確に分かりやすく表現している。いくつものなるほどな、というフレーズや、人生が楽になるアドバイスがたくさん収められている。
私が求めていた本
なんとなく頭の中でイメージとしてあったふわっとしたものをクリアにさせる。
そういうきっかけをくれた本だ。
私の中でおぼろげになっていたイメージが、この本を読むことで具体化することができた。
私にとっては良書である。
ゆる~い哲学。
phaさんの著作はたくさんありますが、レビューをいくつか見た感じ、この本が最も評価されている様子です。
ページ数は多くなく、スラスラっと数時間で読めました。
肩の力を抜いたゆる~い幸福論だと思います。
「一生懸命残業して、家を買って、結婚をして、出世して…せねばならない!」
でも、そんな生き方がしんどいなぁ…
と考えたり、感じる事が多くなった人向けかなと思います。
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仕事や生活に疲れた時に読むと気持ちが軽くなる本。
自己啓発本は気持ちが高まる一方、さらにしなければいけないことが増えて余裕がなくなるが、この本では自己肯定感を少し高めることができて心の余裕が生まれる。
・無理に「〜しなければ」をしなくていい
・他人を気にし過ぎない。合わない人の話はよく喋るテレビだなと1割程度聞けばOK。理解ある人のも7割程度で、平均5割くらい聞き流すくらいで良い。
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とてもほっとする一冊。
いろいろやらなきゃ、と焦りがちな自分にとってはすごくジーンとする言葉がたくさんあり、ネガティブな自分の一面も人間らしくていいじゃんと捉えられるようになりそう。
共感できます
作者のphaさんのようには、生きられないけれど、考え方は「うん、そうそう、そうだよね!」と、共感できる点が沢山ありました。当たり前のように感じてきた価値観が、正義でも正解でもないと感じることが多いこの頃です。煮詰まってしまった時に、読み直したい一冊です。
Posted by ブクログ
〇〇しなければ!というのが溢れてる中で
しないことを教えてくれる本はなかなかないので
読んでいてすごく楽しかったです。
私はイヤなこともがんばっちゃうタイプ。
口癖は「がんばります」
でも人生ラクして楽しく生きていきたい。
がんばることをがんばらないって胸に響いた。
Posted by ブクログ
【before】この本を読む前の私は、これらを知りませんでした。
・ヨガで息を深く吸い込むコツは、一旦限界まで息を吐ききること。
・ラリーウォール(プログラマー)の言葉「怠惰:レイジネス、短気:インペイシャンス、傲慢:キューブリスは、プログラマーにとっての三大美徳である」
・ハンマーシュタイン(ドイツ軍人)「有能な怠け者は指揮官に、有能な働き者は参謀に、無能な怠け者にはルーチンワークを。無能な働き者には一切責任を与えるな」
・統計的に「特定の環境に置かれた人に現れる高確率の結果」のデータは出ている。
・個人の努力ではどうしようもないことが人生には多い。
・「努力を出来る能力も、恵まれた環境の産物だ」ジョン・ロールズ(哲学者)
・「人間が安定した社会関係を結べる相手は平均150人ほど」ロビン・ダンバー(進化生物学者)根拠は「霊長類の大脳新皮質の厚さと、群れの数が比例している」
・ブッダは、子の死亡を受け入れられない母親に「一度も死人を出したことのない家からケシの種をもらってきたら何とかしてあげましょう」と言った。
・どこかに行くために歩く→インストゥルメンタル(道具的)
・歩くこと自体を楽しむ→コンサマトリー「それ自体を楽しむ」という概念。
・成長が頭打ちになると、今を犠牲にして先のために頑張ってもそんなに明るい未来が待っているかは分からない。結果「今の時間自体を楽しむ」にシフトする。
・丹田(臍から指3本下)に意識を集中する→「全身から上手く力を抜くため、意識しても力が入らない場所(単に腸が入っている)に意識を集中」
【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。
・注意資源→注意を払うエネルギーで有限。モノが多いほど個々の扱いは疎かに。
・「10万円で家を建てて生活する寝太郎のブログ」や書籍、ビーライフ。「いざとなったらそういう生き方もある」と思うだけで心のお守りになる。
・情報をオープンにしなければ自分が進む速度以上には進めない。でもインターネットって知能増殖装置のようなところがある。低コストで知識シェアに向いている。
・誰だって自身が世界の中心、自分の価値観が絶対的基準なのは当然。逆に自分が他人の世界で取るに足らない存在、他人の価値観でダメ人間でも気にする必要はない。
・手伝ってもらうと幅広く色々なことができるし、人間関係や信頼関係も広がる。
・長期的に生き残るのは「自分の嫌じゃないことを、無理のないペースでやる人」
・ネットや都会ではマイノリティが個々のコミュニティを作って棲み分けている。
・少数派は、話が合う人に出会うために色んなツールを使わないと辿り着けない。
・弱い人間や少数派の人間こそ、孤立せずにつながりを作るようにするとよい。
・「プログラミングができなければ野垂れ死んでいた?」のような、社会性や協調性があまりない変な人もプログラマーには結構いた。
・ IT 系のスキル獲得に役立つ職業訓練には、Web デザインのコースもある。
・閉じた人間関係はおかしくなりやすい。一番力のある人が主導権を握るから。
・集団は閉じないように外部へのチャンネルを常に持つようにする。出入り自由にして人の流動性を保つのが、風通しの良い健全なコミュニティを維持するコツ。
・コンサマトリー的に生きるのが、幸せに生きるコツ。
・「自分の意見とは少し違うけど、そうかもしれないですね、気持ちはわかりますよ」くらいの立ち位置がいい。
【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。
・「何が欲しいか」要求をはっきりさせる。Yes でも No でも返事がしやすいので、相手にしてもらえる確率が高まる。
・自分のやりたいことを無理のないペースで長期間続け、ゆるく外に開いておく。
・デジタル:忘れてもいいけど検索すれば出てくるようにしておく。
・アナログ:自分の血肉にして自由自在に使いこなせるようになりたい時使う。
・後で思い出す時のフックになる引っかかりをたくさん埋め込んでおく。
・自分が何か頼まれたら引き受けるようにする。頼み上手や頼まれ上手になる。
・また後で続きを再開できるようメモを残す。コツは「未来の自分は他人」
・自分の好きなものを淡々と作ってネットにアップする。
・「そうかもしれないですね、いいんじゃないですか、私難しいことは分からないです」みたいに、議論を避けるために普段から曖昧な相槌を打つ練習をしておく。
・義務教育を終えたら余生。誕生日ごとに山田風太郎・人間臨終図鑑の自分の年齢のページを読み返したい。
・ニートの歩き方・技術評論社、持たない幸福論・幻冬舎を読む。
Posted by ブクログ
死ぬまでに「すること」「したいこと」の本も沢山出ているけど、「しないこと」も改めて自問しておくと生きやすくなるのかなと思う。する、しないの選択の連続が新たな喜びも悩みも生むのかなー。なるべくなら悩みや不安を少なくしたい。本書の「二択にしない」で他者に対する寛容さが自分自身のラクにつながるというのは腑に落ちた。
Posted by ブクログ
数年ぶりに再読しました。やはり本棚から消えることはなさそうです。「〜すべき」、「〜する方法」で溢れた世の中にちょっと疲れたとき、心と体を緩ませるために必要な本だと思います。
タイトル通り様々な『しないこと』が書かれていますがそれらは決して後ろ向きではなく、生きやすくするためのヒントです。個人的には
・独占しない→不純な動機
・過去に固執しない→コンコルドの誤謬
・だるさを無視しない→炭鉱のカナリア
・感情を殺さない→「俺はもうダメだ」という儀式
あたりが好きでした。
くすっと笑えるような文章もあるので(燃やすなら紙幣にしよう、とか。笑)肩の力を抜いてゆるく読めます。でも恐らく著者の背景は結構ヘビーなんじゃないでしょうか…?本質を突いている部分が多いのはご本人のリアルな体験があったからこそ、なのかもしれません。
Posted by ブクログ
個人的にやるタスクが増えすぎていたため、この本を読んで少し気が楽になった。
作者が全てをやるのではなく、自分に合ったことをやってみるというのは、他のhowto本にありがちな記載とは違っており、共感できた。
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「自分はこのままでいいのだろうか」
「もっと楽に生きたい」
新しい生活が始まって、常々これらを感じる日々が続く中、ちょうどいいタイミングに出会えてよかったと思える一冊だった。
仕事は人生の「手段」でいい。
自分のペースで。
落ち込んだら、逃げてもいい。
などなど、日頃から自分を追い詰める癖があったので、あまり深く考える必要はない、逃げたければ逃げてもいいのだと気づくことができた。
特に「人間は何もしないでいると、自然と前向きになれる」ことを知ったときは、焦らずに、自分の気持ちに素直になればいいのだと納得することができた。
これからも「ラク」に生きることを考えよう。
Posted by ブクログ
私は、全ての人が明るく陽気でアツい必要は無いと思っている。
それぞれに落ち着く(魅力的にみえる)温度が誰しもあるのではないだろうか。
タイトルから感じとれるように、
この本、そして著者には「ガツガツ感」が無い(と私は思う)。
だからと言って、この本には絶望感や卑屈さ、暗さは無い(と私は思う)。
なんだか上品ですらあり、満ち足りた印象を受けた。
それは著者が自分の適温、自分らしい生き方を確立しているからだと思う。
本の内容よりもそちらの方が私には印象的で新たな気づきだった。
また、本の中で著者が影響を受けた本がいくつか紹介されていて、
読書を習慣化したい私にとってありがたかった。
読みやすい構成のため、読書の入り口としてタイトルにピンと来た人は
読んで損はないと思う。
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いろんなことが新鮮で目からウロコ。
いろんな事を言ってるワリに、
「だからと言って、これを全部実践する人がいたら
コワイ。テキトーに読んでテキトーに使えそうな部分だけ取り入れて参考にすればいい」
と。
面白すぎる。
1番ココロに残っているのは、
「自己責任は50%」の話。
そうだよね。
どーしようもない事ってあるもん。
成功も失敗も、全ては自分だけの力じゃないよと。
スゴく気が楽なるステキな本。
でも、力が抜けすぎていて、
子供とかには勧められない?かな笑
Posted by ブクログ
しなければならないと思い込んでいたものは、本当にしなければならないものなのか?を考えるきっかけなった。
内容はしなくてもいい具体例36個で構成されている。
中でも「頭の中だけで考えない」の認知のゆがみの一覧は心当たりがあり、思い込みにとらわれていたことに気づいた。
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他人の仕事を背負い込んだ結果、寝込んでしまいまして。熱が下がった日、散歩がてら立ち寄った本屋さんで見つけました。
「ときどき風邪のような軽い病気にかかることで疲れやゆがみを発散してやった方がいい」という部分、じんと沁みました。早く治りますようにって神社にお参りしてきちゃったけど、神様は色々忖度してくださって、ゆっくり目の回復コースなのかも、と思えてきました。
私にとってこの本がよかったのは原理主義的な脱力推しをしてこないところ。「一つの場所にとどまらず移動しよう」という言葉は、燃えつきた後一歩踏み出す道しるべをくれました。降りたことのない駅に行ってみて、その言葉の意味を肌で感じてきました^_^
Posted by ブクログ
phaさんオススメ本がいくつか紹介されているので読もうと思う。同じ価値観の人とお友達になりたい(笑)
印象に残った部分↓↓↓
p154
できるだけ正確に現実を認識して、妄想を膨らませすぎない。ブッダの逸話、身近な人の死から無縁な人などいない。現実に対する認識が甘いから悲しい。
p166
コンサマドリー自己充足的歩くことを楽しむ
インストゥルメンタル道具的どこかに行くために歩く
→今を犠牲にして先のために頑張る。という考えは少し古く辛い。コンサマドリー思考の方が幸せ度が高い。
p174
仕事のために人生があるんじゃなくて、人生を楽しむために仕事がある。→人へアドバイスする時はよく考えよう。自身は人生の為にお金が必要で仕事しているという考えだけど、そこに固執していて考えを強要しているかもしれない。
あと共依存。昔の私はトラブルがあると目が輝いていた。頼りにされることが喜びだったから。
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私も取り入れようと思うこと。
頭の中だけで考えない 紙に書き出す、人に話す
過去に固執しない 損切りの勇気を持つ
積み上げない 自分を縛る枷になって、好きなように動かなくなる
だるさを無視しない
大きく見せない 自慢しない方が、人に反感や妬みを持たれないので得
自分でしない 人は頼られたいのだ
一箇所にとどまらない 人間が変わる方法❶時間配分を変える❷住む場所を変える❸付き合う人を変える
二択にしない みんなそれぞれ正しいところもあるし、それぞれ間違ってるところがある、と考える
自分の実力にしない 成功も失敗も、すべてはたまたま
仕事に身を捧げない
人の意見を気にしない
長生きしない
したくないことをしない。しなくていいこともしない。もっと楽しよ。楽って、楽しむってことじゃん。自分にとって、何が大事か、見つめたいと思った。自分の価値観、大切に!!
Posted by ブクログ
世の中には、「世間の常識」と思わされて毎日必死に命を削っていることがたくさんある。「その考えを一旦整理してみよう」と気づかせてくれる本です。
やらないことを36個書いてあるが、「やるべきこと」は書いていない。やらないことを決めてできたスペースに何を入れるかは、一人一人が決めればいいし。好きなことを入れて行って、人生を歩んでいけばいいと教えてくれました。
Posted by ブクログ
感想
家にいるのに家に帰りたいと呟く。本当に何もしたくない、安寧の地に逃れたい思いを肯定してくれている気がする。いつかはしたいことも見つけたい。
Posted by ブクログ
タイトルに引かれて手に取った。
こういうゆるい生き方もあるんだなぁ、もっと肩の力を抜いて生きてもいいなぁと思わされた。
きっちりしてる私には合わない生き方なので、実践はできないけど、知れてよかった。
Posted by ブクログ
しなくてはいけないことに縛られて、生きづらい方に読んで欲しい。
「義務教育を終えたら余生」というリストのタイトルに衝撃を受けた。
そのくらいの気持ちでいたら、今自分がどれだけ出来ていないことが多くてダメなところが多くても、余生だからまぁこんなもんかと思えるかも知れない。
Posted by ブクログ
個人的には、やはり肯定表現の方が
気分が良くなるのだなと、自分の好みを再発見できた。
自己責任は50%
残りは、運や環境要因がある
という考えはとても良いなと感じた。
それぐらいの気持ちで
自分も、周りも見れるといい
Posted by ブクログ
私たちが常識的にやらなければならないと思っていることを覆してくる本だった。確かにそうだと思うものもあれば、目から鱗のものもあり、それはさすがにないだろうというものもあった。
題名は「しないことリスト」になっているけれど、「〜してはいけない!」と強く訴えるのではなくて、「こんなことはやらなくていいんだよ。」「そんなことは思い切ってやめちゃいなよ。」というふうに読者の視野を広げてくれる一冊。
あとがきの「いわし」の話は、なるほどと思った。人生に意味なんてないし、うまくいったときもうまくいかないときも、それはたまたまだと思うようにしたい。
Posted by ブクログ
世の中は努力しすぎている。そんなに頑張らなくてもいいのにって内容。
ちょっと疲れた時には心の癒しになるかも。
世の中にはこれくらい頑張らない人がいるという事を理解していくのも気づきだった。
人の発言はほとんどがポジショントークであるということはその通りかも。
Posted by ブクログ
だらりとした自論展開を想定してたら、ちらほらと「頭のいい人なんだろうな…」と感じさせ、土台の強さを感じた。
だるいときは『方向性とかペース配分とか、何かが少しうまくいってないということ。』たしかに。だるさへと敏感さとだるい自分を許容する懐の深さが大事ね。
Posted by ブクログ
今元気がない人、自分はダメだと思いやすい人、なかなかやる気が出ない人などにオススメ。
やる気にみなぎっている時は逆に気持ちが逸れてしまうかも。全体的に「もっと気楽に生きていいじゃん」と言っているような本。
著者も言っているが、ここに書いてあることを全てやろうとするより、適切に取り入れると良い。という雰囲気。
「しないこと」というより「しなくてもいい」の方がいいかも。してもいいし、しなくてもいい。弱ってる時に良さそう。
Posted by ブクログ
自分に似ているところもあり、面白かった。マイノリティの意見がこうして本になるだけでも時代は変わってきているし、力を入れずに生きる人間らしさが伝わってきて、共感できるお話しでした。
自己啓発やビジネス書というよりエッセイに近い印象。いつも何かに追い立てられるように生きている人に
とっては、違う見方から人生を捉えなおすきっかけになるかと思う。
Posted by ブクログ
要は何にも期待するな(自分にさえも)、ということなのだろうと思ったけど、京大卒とか言われると、「いやわたしとは素地がもう違うじゃん、そりゃニートでも生きていけますわ~」と卑屈になってしまう。嫌な奴だなわたしって。