感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
数年ぶりに再読しました。やはり本棚から消えることはなさそうです。「〜すべき」、「〜する方法」で溢れた世の中にちょっと疲れたとき、心と体を緩ませるために必要な本だと思います。
タイトル通り様々な『しないこと』が書かれていますがそれらは決して後ろ向きではなく、生きやすくするためのヒントです。個人的には
・独占しない→不純な動機
・過去に固執しない→コンコルドの誤謬
・だるさを無視しない→炭鉱のカナリア
・感情を殺さない→「俺はもうダメだ」という儀式
あたりが好きでした。
くすっと笑えるような文章もあるので(燃やすなら紙幣にしよう、とか。笑)肩の力を抜いてゆるく読めます。でも恐らく著者の背景は結構ヘビーなんじゃないでしょうか…?本質を突いている部分が多いのはご本人のリアルな体験があったからこそ、なのかもしれません。
Posted by ブクログ
いろんなことが新鮮で目からウロコ。
いろんな事を言ってるワリに、
「だからと言って、これを全部実践する人がいたら
コワイ。テキトーに読んでテキトーに使えそうな部分だけ取り入れて参考にすればいい」
と。
面白すぎる。
1番ココロに残っているのは、
「自己責任は50%」の話。
そうだよね。
どーしようもない事ってあるもん。
成功も失敗も、全ては自分だけの力じゃないよと。
スゴく気が楽なるステキな本。
でも、力が抜けすぎていて、
子供とかには勧められない?かな笑
Posted by ブクログ
他人の仕事を背負い込んだ結果、寝込んでしまいまして。熱が下がった日、散歩がてら立ち寄った本屋さんで見つけました。
「ときどき風邪のような軽い病気にかかることで疲れやゆがみを発散してやった方がいい」という部分、じんと沁みました。早く治りますようにって神社にお参りしてきちゃったけど、神様は色々忖度してくださって、ゆっくり目の回復コースなのかも、と思えてきました。
私にとってこの本がよかったのは原理主義的な脱力推しをしてこないところ。「一つの場所にとどまらず移動しよう」という言葉は、燃えつきた後一歩踏み出す道しるべをくれました。降りたことのない駅に行ってみて、その言葉の意味を肌で感じてきました^_^