phaのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ほどよく力が抜ける感じの文章で、押し付けられる感じがないので、読みやすい。
習慣、ゲーム化、楽しいことだけ。
本に書いてあることをたくさん覚えるだけじゃなく、いろいろなこととつなげる。
制限はやる気につながる。
インプットのポイント
興味を持つ、つなげる、繰り返す、気分転換、五感を活用するメモする
アウトプットのポイント
ブログやTwitterでの軽いアウトプット、人前で発表するような重いアウトプット、大きい紙と小さい紙、縦長横長の使い分け、ひとりブレストー構想ー実装の各段階をきっちり分ける
モチベーションのポイント
姿勢を変える、場所を変える、日付を書く、自分のダメさをスケジュール -
購入済み
共感できます
作者のphaさんのようには、生きられないけれど、考え方は「うん、そうそう、そうだよね!」と、共感できる点が沢山ありました。当たり前のように感じてきた価値観が、正義でも正解でもないと感じることが多いこの頃です。煮詰まってしまった時に、読み直したい一冊です。
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Posted by ブクログ
都会生まれ、都会育ちで帰れる田舎を持たない人たちが、いざとなったら静かに過ごせる場所「フルサト」をつくる。都会か田舎かではなく、ゆるやかにいい所取りをする感覚の話だ。都市と田舎の交流をつくったり、田舎にカフェのような文化的要素を増やしたり、楽しく田舎と関わっている様子が分かる。
フルサトの条件とは、心身ともに健やかに生活が送れる、動物的なペースや感覚で暮らせる、自力で食べ物が調達できる余地があるなど、都市的マネー経済から離れられる要素が多いこと。似た事例として、農閑期に行く湯治場、北欧のサマーハウス、ロシアのダーチャなどを挙げている。
終盤はフルサトを作ることの思想的意義。歴史的に見ても価 -
Posted by ブクログ
「フルサトをつくる」は単なる田舎への移住のススメや自然主義的な地方礼賛本でもない。
都会のほうが面白いことが多いし、イベントごともいっぱいあるし、人も多くて賑やかだ。
でも、地方は静かで、自然豊かで、家も土地もたくさんあって、畑をやったり、空き家再生したりと、することも意外と多いし、生活コストも低い。
ここで、都会と地方、どっちがいいか、みたいな話になるけれど、どちらか一方しか選べない、なんてわけでもない。
たまに遊びに行くことができて、いざとなったら、安心して帰ることのできるコミュニティがある場所、それが「フルサト」だ。
完全に田舎に移住しなくても、田舎の良さを味わいながら、生活の -
Posted by ブクログ
ベトナム旅のお供に買った本。
本の帯に惹かれた
「旅文庫の決定版」やって
まあうん納得。でも自分が理想とする旅の形とはある意味真反対?というかまだその境地までたどり着けてへんなと
やし、そもそもの考え方が違ってて、「なるほどそういう旅もアリか」と
これ読んで感じたこととしては「逃避行」としての旅じゃないな、自分がしたいのは
(12/4追記)
解説 を読んだ。
星☆を1つ追加した。
なるほど、この人の文章は、押し売り感がない
気に入ればどうぞ、ちがうなと思ったらさようなら
手な感じに、その言葉は熱を持たない
流行り廃りに囚われずに自分が興味を持ったものに反応し、そのものに執着もないから、わ -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者と同じタイプの人間なので、分かる〜と思いながら読んだ。でも40代に突入していないので、老いを感じる気持ちは未来の自分を見ているようだった。
老いの何が辛いって自分が衰退していくのを感じるから。この本のタイトル通り、パーティ(=若さ)が終わって、喪失感と共に静かに生きていくのしんどそう。でもそれすらも悪くないって思えるようになるのが老いるってことなのかな。40代まであと数年なので、自分がどんな心境になるか楽しみになってきた。
外食が裕福層の文化に日本もいずれなっていくっていうのは、最近思っていたことなので同じ意見を持っている人を見かけて嬉しかった。
あと飼い猫に対して「陰キャ男子」「人間だ -
Posted by ブクログ
ネタバレん?確か歌人の方だったような。
歌集だと思って借りたらエッセイだった。
日本一有名なニート?
今は蟹ブックスの店員さん!?
どんな経緯で読みたいリストに入れていたのか全然思い出せない。
冒頭示される思考回路はあまり共感できないもの。
「ずっと何も背負わない自由な状態でいたかった。」
「とにかくひとりで気ままに毎日ふらふらしていることが、自分にとって大切だった。」
「あまり働かずに毎日ゲームとかをして暮らしていた。」
「いつまでこんな感じでやっていけるのだろう、ということは、あまり真剣に考えてはいなかった。」
「まあなんとかなるんじゃないか、と思っていた。」
いや、そういう気持ちになることも -
Posted by ブクログ
phaさんの本は何冊か読んだことがあるので、著者の心境の変化に驚きつつも「分かる~」と共感した部分が多々あった。
他の著書にも共通することだけれど、シャボン玉のような風に乗って消えてしまうような文体がとても心地いいし綺麗。
いい意味でこの人にはプライドとか見栄とか、そういったものがなくすごくフラットなんだろうな、と。
「もし破綻したら文章にしていろんな人に笑ってもらう」というような一文があったけれど、スゴーと思った。
私はプライドが高くてそんなことが出来ない。ダメな自分をまだ晒すことができない。そんなくだらないプライド、捨ててしまいたい!
心底こういう考えが出来る人になりたい。