宇野朴人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「このラノ2013」で全くのノーマークだったところでなんと13位。
確かにとても面白かったと思いますが、既刊2巻(というか対象期間内では1巻)の段階でここまで評価されるのはさすがに過大。いかにも「ここから物語が動き出す!」みたいな終わり方するので。
これが評価されるなら、「エスケヱプ・スピヰド」とか「烙印の紋章」とかももう少し評価されてもいいと思うんだけどな。
六花の勇者もそうだけど、協力者層は「今は地味でも今後に期待」な作品を推す傾向ですよねー。
内容としては、まあこのラノのコメント通り。
戦争嫌いの怠け者の主人公が、運命に翻弄されて一国の英雄に祭り上げられていく。しかも主人公には軍師として天才的な才覚があって、バンバン味方を勝ちに導いちゃうっていう。1巻は士官学校に入学して、先輩相手の模擬戦闘で活躍するところで次巻に続く。
主人公の作戦とか先読みの技術は読んでてワクワクする。まあ勝つように書かれているから当然だし、ちょっと主人公無双過ぎる感じもしたけど、1巻ということを考えれば良いキャラ紹介になったかも。
一癖ありそうな主人公の仲間たちも、良い意味で個性的でいい仲間。
誇り高きエリートヒロイン、みくるちゃんタイプの優しいいじられキャラ、臆病だけど実力は確かな爽やかイケメン、才能に劣りながらも着実に努力を重ねるデブ、腹に一物抱える王妃殿下。
主人公含めると男女比3:3というのも好感度アップです。
大人たちもきちんと活躍しているところもイイ。ラノベだと一方的に少年少女が正義、大人たちは頭の固いアホか腹黒い自己中ばかり、というのがよくありますが、この作品はそうではなかった。
世界観も、結構作り込まれていそうだけど、スっと頭に入ってくる感じ。オリジナルっぽい舞台ながら、余計な部分は現代日本のものを取り入れていて、解説過多にならなかった点は高く評価したい。
前作「神と奴隷の誕生構文」の失敗点は、世界観の説明が下手だったのと、ヒロイン含めキャラの魅力が全くなかったところだと思うので、今回は相当改善されてる感じです。
・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。
とまあ褒めちぎってみました。
ですが、冒頭にも言った通り、1巻でこの水準の作品は他にもたくさんあります。その中で、これだけがこのラノ13位という高評価を得たことは、なんだか納得いかない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんと言うかこれまでのシリーズで一番穏やかな一冊。
でも恐ろしい嵐の前の束の間の休息感が半端ない。
三年生から四年生になる狭間の長期休暇を利用して剣花団の仲間たちはそれぞれの実家を訪ねる旅に出る。
特にカティの実家がメインでゴブリンなど亜人種との穏やかな交流が描かれてカティのよって立つところがよく分かった。
一方、シェラの母親は強烈。強者感半端ない^^
でもやっぱりナナツマ、穏やかなままでは終わらなくて最後にシェラの領地で異端の脅威に遭遇することになる。
おそらく次巻からオリバーたちが四年生になって始まるだろう怒涛の新展開?が楽しみ。