宇野朴人のレビュー一覧

  • 七つの魔剣が支配するIV

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ナナオが可愛い。強くて可愛い女の子が好き。オリバーめ、罪作りな男だな。とは言え、彼の周囲はいろいろ不穏なわけで。

    アルデラミンのヤトリとイクタみたいな結末にならんことを祈るよ……うぐぅ。

    ってか、『英語』があるってことは、この世界ってファンタジーじゃなくて現実世界の平行線だったの??

    1
    2019年10月19日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

    Posted by ブクログ

    9/10.
    これぞ、探し求めた傑作だ!いろいろ苦労して日本語を勉強してよかった!
    ストーリーは次から次へと展開して、特に前半はワクワクがたまらなかった。
    キャラクターは一人の例外を除けば全員よく描写されている。最初はマシューはあまりにも将校に向いてないなとは思ったけど、成長は期待できそう。姫殿下の「余」に萌えました。ハロみたいなおっとり系のお姉様も素敵!彼女に看病されたい!やっぱり衛生部隊に入るやつはみんな心が綺麗だ。

    文句といえばイクタに関わる事(本人の人格も含めて)はほぼすべて有り得ないことっていうか、真実味が皆無だった。主人公みたいな立場にいるのに、「このキャラクターいなかったらいいの

    0
    2019年07月13日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIV

    購入済み

    アルデラミン

    いつからか予感はあった結末が来てしまった。
    最後までどんでん返しや奇跡を期待してしまうが、例えどんでん返しも奇跡も起こったとして、
    イクタも世界もそれを許容出来ないだろうとどうして理解させられてしまった。

    全員が笑って幸せであって欲しかったとは強く思うが、
    そうはないないからこそただのフィクションではなく心に迫るものを感じるのだろうなとも思う。

    最後まで描き切ってくださった事に感謝を。

    0
    2019年02月04日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXI

    購入済み

    世界に二つと無い名作

    1冊1冊の重みが凄まじい(語彙力)

    急な設定や登場人物、
    例えばハロの話は初めは後設定かな。と思わされましたが、
    後設定の真偽はどちらにしろ蛇足になら
    作品を高みへと導くものだと感じざるを得ません。

    「……サザルーフ准将。……この先ずっと、あなたには(ネタバレの略)」の台詞には
    この巻までに築きたげてきた世界観、登場人物同士の関係など、数々の要因が重なり
    自分の中でも格別な名シーンとなりました。

    0
    2019年01月09日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIV

    Posted by ブクログ

    終わり方にびっくり。
    一巻終盤のでかい伏線がここで発動するわけですが、てっきり比喩表現的なものだと思ったらガチだったとは。
    まさにどんでん返し。
    イクタは飄々としているけど、最後まで自分を貫くかっこいい生き様でした。

    0
    2018年10月11日
  • 七つの魔剣が支配する

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物語は始まったばかりで、先が楽しみ。主人公の謎が気になる。王とは。
    あちこちでハリポタっぽいと書かれていたけど、件の作品を映画を一回チラ見したことしかなく、読んだこともないので類似性は全くわからなかった。それに関しては、まあ、イギリスっぽい舞台の全寮制で魔法ものならこういう雰囲気になるのでは、というレベルの感想。

    0
    2018年09月24日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIV

    購入済み

    アルデラミン完結

    ついに完結ですね。
    後半からは結末が予想出来てしまい、ずっとウルウルしながら読んでいました。

    エピローグが終わり、あとがきを読もうと思ってページを進めて行った先の、あの2人の再会。互いの名前を呼んだところで涙腺崩壊してしまいました…
    長く読んできた物語だけにまだ余韻が残っています。

    0
    2018年09月18日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIII

    Posted by ブクログ

    どちらかと言えばに日常回に近いような雰囲気に仕上がっているので、殿堂入りとまではいかないかなあと。でも、最後のハロとイクタのやり取りは最高で、作者の本気が垣間見える素晴らしさ。
    ところで、次巻で最終巻だとのことで驚いた。私感では1巻で蒔いた伏線を考えれば、20巻でも30巻でも続くんじゃないかと思っていたので。どういう終わり方になるか創造もつかないけれど、素晴らしいシリーズを締めくくるにふさわしい最終巻であって欲しい。

    0
    2018年01月03日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXII

    ネタバレ 購入済み

    ねじ巻き精霊

    ねじを巻くのだ。

    0
    2017年09月29日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさかの展開。
    超古代文明の人工物だろうと予想はしていたものの、そっちかよ! という印象。

    あー、ジャンとイクタが楽しそうで何よりです。

    0
    2017年07月19日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXII

    Posted by ブクログ

    今までの舞台設定の核心に迫るネタバラシ巻。物語の密度は相変わらずで、核心に迫り始めたと思った途端この巻の中で全て済ませてしまい、おまけに主人公とライバルの距離感を縮めるストーリーまで盛り込むという大盤振る舞いっぷり。
    とはいえ、ネタバラシの内容は人によって賛否が分かれるだろうが、さすがにこの展開は予想していた人は少ないだろうし、度肝を抜くという一番の目的は果たされているので肯定的。突飛でも現状のストーリーに必要以上の影響は与えない構成にしているのがまた上手いんだよなあ。

    0
    2017年07月13日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

    購入済み

    アニメから

    アニメ化されたのを観て、原作を読みたくなり、一巻読了。←今ココ

    アニメ版でも充分に戦略性の感じ取れる作品だったが、かなり削っていたんだなと実感。

    以降期待!

    0
    2017年02月06日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXI

    Posted by ブクログ

    いやあ、今巻もまた面白かった。

    11巻はいわば新キャラ、ヴァッキェの巻。
    その勝手御免空気読まないハイテンションなキャラは今までなかった。
    確かに彼女は劇薬だ。
    ヴァッキェとシャミーユのやり取りが非常に愉しい。
    子供のケンカかよ!
    いいね。もっとやれ!(笑)

    そんな中、クーデター後のいろんな人たちがその過去を胸に、ようやく未来へ向かって進みだしている姿を見るのは、ちょっと胸が熱くなる。
    メグ少佐しかり。メトランシェ中尉しかり。
    そしてハロもまたしかり。
    ただ、シャミーユだけが深い闇に足を取られて抜け出せないわけだけど、さて、劇薬ヴァッキェの影響で少しは変わっていくのだろうか?

    恐ろしいの

    0
    2016年12月02日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXI

    Posted by ブクログ

    今作も超面白かった!新しいキャラの存在感がもう抜群で、シャミーユのヒロインらしさを引き出すのに一役も二役も買っている。この作品の特徴である物語の密度の濃さも相変わらずで、一冊で他の小説3冊分を読んだような気にすらさせてくれる。

    0
    2016年11月16日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIX

    購入済み

    久々に

    良い作品に出会えた事に感謝を。

    1
    2016年08月23日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンX

    Posted by ブクログ

    一気呵成に読んでしまった!
    実に久しぶりに胸のすくような気分と温かな気持ちになれる巻。

    キオカ軍の挟撃を受けて苦境に陥る姫様やマシューたち帝国軍。
    そんな絶体絶命の場面に登場するイクタは正しくヒーローだろう。
    でも、英雄嫌いなイクタに敬意を表するならばこれは、いわば掛けがえのない仲間の帰還だ。

    帰ってきたイクタの姿を見出した仲間たちの反応が実にいい。
    サザルーフの絶句。
    トルウェイの驚嘆。
    シャミーユのゆめうつつ。
    そして、文句を言いながらも抑えられない涙を流すマシューと、言葉ではすべて否定しながら募らせた想いを語るスーヤがとてもいい。
    胸が熱くなった。

    そんなイクタの帰還の巻だから、多

    0
    2016年07月21日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンX

    Posted by ブクログ

    文句なしの殿堂入り。
    どれだけ高い評価をつけても、このシリーズの持つ底知れない魅力を表すには足りないと思う。
    この巻で特に顕著であったのが、登場人物の人間性の掘り下げ方、特に二面性に関するものだ。それはスパイの心であったり、揺れ動く少女の心であったりによく投影されている。
    この巻の後半で少年が仲間に放つ一見論理的でない言葉たちでさえも、物語の中で描かれる人物たちの人間性の奥深さを目の当たりにした後では、奇妙な必然性を持って受け入れられるから不思議だ。
    シリーズ毎巻続く物語の濃さは相変わらずで、1冊とは思えない満足感を提供してくれる。もっといろんな人に知ってほしいシリーズだ。

    0
    2016年07月21日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIX

    Posted by ブクログ

    あー、やられた。油断してたよ。涙が止まらない。

    シリーズ第9巻は本格的なキオカとの戦い。
    イクタ・ヤトリなき状態でマシューが孤軍奮闘するもジャン相手にはいかにも苦しい。
    そしてかつてハロであった少女の暗躍。
    巧妙に巡らされる妨害工作。
    いやこれは、かつてのハロを知っているだけに辛くなってくる。
    ただ、少女のその全くの2重人格の構造に実はかすかな希望も感じているのだけど。

    とはいえ着々と戦況が悪化していく中、これは今巻はこのままイクタの復活もなく終わるんだろうなと思っていた。
    そうしたら、このラスト。
    いや、油断した。
    だから、かつてすべてを持っていた時代を描いた絵をイクタが見る場面から、涙

    0
    2016年07月20日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIX

    Posted by ブクログ

    相変わらずひれ伏したくなるほど面白かった。1冊の中に詰め込まれているとは思えない密度のストーリーの中で、スパイの活躍とそのせいかを見事に描き出しているし、最後に付け加えられたエピソードに全てを持っていかれる感覚も気持ちいい。規格外の作品だなと再認識させられた。

    0
    2016年05月03日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    評価:☆5

    前回、イクタが旭日連隊を立ち上げたので三すくみの状態からスタート。
    トリスナイの企みによってクーデターは泥沼状態に陥ってしまう。
    イクタは何とか争いをコントロールし、レミオン派有利の痛み分けにすることによってイグセムの、ひいてはヤトリの職責を減らそうとするが…といったところ。
    両大将にも引けを取らずにガンガン攻めていくイクタのカッコよさは安定してますな。

    隻腕のイグセムことヨルンザフの跳騎兵部隊の戦いっぷりは鳥肌ものだった。
    そしてそのヨルンザフとトルウェイの戦いも大きな見所だったのではないかと。
    マシューもそうだけどこうやって戦いを経験することで逞しくなっていくのがいいね。

    0
    2015年10月30日