名称未設定さんのレビュー一覧
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完結
2004年から続いていたセンゴクの物語がついに完結。生きる!!という強い意志を持った仙石秀久がどう生きていったのか…他の登場人物の結末も含め、見届けさせてもらいました。
余談ですが、2005年あたりからシリーズを読み始め、敢えて仙石秀久について史実を調べたりせずに追いかけてきましたが、まさか小諸城の城主だったとは…漫画を読んで初めて知りましたが、めちゃくちゃ地元(正確には隣町)で、小諸城跡の懐古園には小さい時に何回か行っていました。これも何か「縁」なのかななんて思ってしまします。
シリーズを読み終わった今改めて史跡を訪れてみるのも良いかなと思っています。
素晴らしい物語でした。 -
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これぞラノベ!王道!
20年前の作品だけど、何回読んでも面白い。初めて読んだラノベで、一番回数を読んだラノベ。懐かしくなり、電子書籍として買い直しました。流石に今見るとイラストは今風ではないかもしれないけれど、出てくる全キャラが魅力的で、榊先生の文章力と相まって、この令和の時代に読んでも充分楽しめると思います。笑えるし泣けるしワクワクドキドキもできるし、ラノベってこういうものだよね!という要素が全てあります。
最初は剣と魔法の世界で妹を護るべく、兄と姉が戦う話だけれど、巻数が進んでいくと世界の成り立ちや、何故パシフィカは託宣により廃棄される運命を負わなければならなかったのか…全て明らかになります。読み始めの時点か...続きを読む -
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アニメから入りました
幼女戦記アニメ1話を見てからすぐ購入しました。
タイトルからは想像もできないような重厚な戦記モノ!!
世界観的には第一次世界大戦と第二次世界大戦をごちゃ混ぜにしたヨーロッパ…に似た異世界。現実にはない魔法という概念が存在していて、ある程度研究され体系化されており、航空魔導師という兵科が存在したりしている。
主人公は日本のサラリーマンが転生した9歳の幼女。愛らしい見た目とは裏腹の現実主義的な考え方のギャップが面白い。また、自分の出世の為にと利己的にやってる事が、本心とは裏腹に周りからは良く解釈されていたりするのも面白い。
文章が少し固めで、時系列や視点が結構頻繁に変わるのが最初は気に...続きを読む