猪瀬直樹のレビュー一覧

  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    「買ったすべての本を完読しなくてもいい」という提言は目からウロコだった。考えてみれば辞書を買ったって全項目読むわけじゃないよね。
    この本は「言語技術」というのがテーマだが、あくまでも入門書として著されているような気がする。とはいえ書かれている猪瀬氏の言葉は、読むこちら側の頭の中のバラバラのピースをはめ直し、考えるためのフローチャートを構成してくれる役割を果たしてくれる。猪瀬氏を好きか嫌いか、という観点とは区別して、氏のものを考える方法に関してのレクチャーはわかりやすいし、参考にしたくなる。

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    2013年03月26日
  • ミカドの肖像

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    ネタバレ

    3月の東京アウトプット勉強会の課題本。

    衝撃の言葉で始まる、この本。バルトの「いかにもこの都市(東京の事)は中心をもっている。
    だが、その中心は空虚である」という言葉は本質をついているなと。

    海外から見ないとこの現象はわからないと思う。
    日本の中心の東京が空虚であり、また日本人の心のなかも空虚である。

    日本人にとって天皇とはなんだろうか?
    明治時代であれば、天皇は神であるという一種の信仰に持ち上げることで、
    日本という国を作っていった。
    この場合は国(諸藩の統合をするという意味で)を一つにするために天皇中心であれば都合がいい。
    ただ戦争が終わり、今は天皇は国の象徴であるということだが、
    果たしてそれがどれほどの効果があるのだろうか?

    一部の人には非難を承知で言うが、僕にとって天皇家はかわいそうでならない。
    人間という扱いを受けず、絶えずゴシップのネタになっている。
    常に周りから見られているし、日本人の模範たれと言われている。
    天皇の果たす役割は海外では重要かもしれない。
    外遊された時に日本という国の良さを天皇家が伝えるのは非常に効果的でもある。

    でもあなたにとって、天皇がどのようであるべきなのか?
    少なくとも天皇がいてもいなくても自分の人生が変わらない気がするし、
    いたとしても自分たちの心のなかは空っぽなのだ。

    この本を読んで、アイデンティティというものを再度考えるきっかけになった。

    一方で本の中身はというと、猪瀬東京都知事の本を読むのは初めてで、
    彼の取材力、描写力はすごいなと感じた。
    日本人が知らなかった、
    ミカドという言葉が実は西洋のオペレッタですごく有名であるということ、
    西武グループのプリンスホテルの土地買収劇、
    明治天皇のご真影が実は書かれた物であったなどという事から通して
    得られる一連の日本文化論は面白いと言えば面白い。

    日本文化に触れるために、今回初めて着物もきた。
    それでも僕はアイデンティティの危機まではいかないけど、
    自分とは何ぞやと考える。
    これは僕にとっての永遠のテーゼなのかもしれないね。

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    2013年03月19日
  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    言葉の大切さ、言論の有用性を緻密に論理立てて説かれている。
    ペンの力を信じる人にとっては、現代の言葉力の低下を危惧する。

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    2013年02月19日
  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    「『絆の回復』はかんたんではない。『言語によるコミュニケーションの回復』こそ、ひとつの力強い道筋であると思われる。」(あとがきより)
    絆は言葉の力によって培うものだということがわかる本です。

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    2013年02月10日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    良い本に出会ったという感じです
    この本は現東京都知事の猪瀬さんが副都知事時代にお書きになった一冊です
    作家という立場からなのか、洞察力•分析力•決断力•説得力•行動力が備わった方なので政治家にならない方がもったいない方ですね
    私の嫌いな歴史もそういう流れでこうなって行くのかと今更ながら納得の文章でした

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    2013年02月04日
  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    言葉を正しく使えば、人とのコミュニケーションが進み、社会全体の利益となる。でも社会に正しい言葉を充満させるには一人ひとりの自覚が必要となるわけで。そんなひとりになろうと思う。

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    2013年01月22日
  • 天皇の影法師

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    2013.1.4-2013.1.5
    猪瀬直樹氏の本の面白さは、着眼点の良さだけではなく、関係者に対する広範な取材に基づく事実の積み重ねにある。
    元号についての誤スクープ、八瀬童子、鷗外と吉田増蔵、終戦後の松江のクーデターなど、いづれも不勉強で知らなかつた事実で興味深く読んだ。
    解説を網野善彦氏が書いてゐて、巻末に東浩紀と著者の対談がついてゐるといふのもお得だ。
    文体は必ずしも好みではないし、編集も少し甘く、例へば鷗外の墓に名前以外の文字を彫らせなかつた理由など、説得力に欠けると思はれる部分もあるが、一読の価値は充分。ある程度の予備知識がないと面白さがわからないので、若い人には少し手強いかも。

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    2013年02月10日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    猪瀬さんが副知事時代に行った政策とか国との関わりとかもろもろ。公共政策って何かがなんとなくわかる良い本。

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    2013年01月01日
  • 解決する力

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    変人と秀才の違いについての比較が面白かった。変人は自分独自の価値基準を持っているわけだからブレがない。一方秀才というのは隣を見て判断しようとする。他人のモノマネは得意だが自分独自の価値観を持っていない。
    有事には秀才は機能しない。危機管理という意味ではブレない変人のほうが緊急時のリーダーに向いているのだ。

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    2012年12月26日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    都知事選を前に、副知事としてどういう方なのか知りたく読み始めた。参議院議員宿舎の建設中止、周産期医療の整備、ケア付き賃貸住宅という発想、夕張市へ職員を派遣…これらのエピソードから、何て愛に満ち溢れた方なんだろうと実感した。また、徹底的なデータに基づき、作家という持ち前の発想力で、スピード感を持って次々に問題を解決してこられた行政手腕から、次の都知事はこの方を措いて他にいないと確信した。

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    2013年01月03日
  • 決断する力

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    既存のルールに縛られずに、状況に応じて決断する。全ての情報を収集してから判断するのではなく、走りながら考える。即断即決。
    共助を実現するために、自身が果たせる国民の義務とは何かを常に考えていきたい。

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    2012年12月16日
  • 解決する力

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    面白かった。猪瀬さんの本は初めて読みましたが読みやすく書かれています。選挙前に読めて良かった。タイトルからはビジネス本ぽい感じを匂わせますが中身は、この一年で日本に起きたことが書かれています。

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    2012年12月12日
  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    霞ヶ関文学、永田町文学を解体せよ、は面白かった。言葉の力について文字通り考えさせられた。全般的には雑感の寄せ集めという感が否めず、掘り下げが弱い。

    また、著者の若年者に対する偉そうな目線は気に障ったが、広い意味での家父の意識の復権を訴える部分は同感だ。

    ・新憲法で女性に参政権を与えたのはアメリカだが、自国では黒人の参政権は制限されていた。
    ・場をつなぐ言葉=ファティック
    ・出版の自由(freedom of press)のpressは取材の自由、報道の自由
    ・日本の新聞にはスクープはあるが分析がない。
    ・近代合理主義では哀しさを動員できない。
    ・管と鳩山への分析は的確。ディズニーランドでの左翼の原論と友愛という言葉遊び。黙契。
    ・底の浅い誠実さが一番迷惑。
    ・起さえあれば改革はスタートできる。
    ・人生すなわち生活は縦割りではないし、頭の中も縦割りではない。
    ・家長の意識
    ・読み聞かせは心の脳を育てる。
    ・25年前は古典。

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    2012年12月04日
  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    自分の言葉技術の低さを実感した。自分の感情や思考を論理的に説明する語彙がなく、“うまく言えない”ことが多い。文豪と言われる方の作品をきちんと読んでみようと思うきっかけとなった。

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    2012年11月29日
  • 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第4巻 ピカレスク 太宰治伝

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    「みんな、いやしい欲張りばかり。井伏さんは悪い人です」
    という太宰治の遺書に書かれた言葉を巡り太宰治の生涯を描いた伝記小説。太宰治の人間性もなかなか斬新な視点から描かれていて面白かった。何よりも井伏鱒二との関係と井伏鱒二の人間性が圧倒的な調査で書き上げていて、ドキュメンタリーとしても、物語としても楽しめたのが良かった。

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    2012年11月13日
  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    教育関係者、部下を持つ人、そして若い人、学生さをにお勧めです。

    どこも、お勧めですが僕は特に
    第一部2 絵画、サッカー、フィンランド の部分がささりました。

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    2012年11月06日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    生で語られる現場の声がおもしろく、為にもなる。
    当たり前だが、流行りとおもしろおかしさでしか語られる機会の少ない「ジャーナリズム」と称する薄っぺらい評論記事・評論本と一線を画す深みの部分がある良い本に感じた。

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    2012年11月03日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    猪瀬直樹副知事の就任直後からの改革への取り組みがよくわかる。過去にとらわれない視点、発言だけではなく、強烈な実行力。
    作家の視点で、できることをやる。その精神に共感します。常に自分のできることを実行する。また、挑戦する。

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    2012年10月26日
  • 決断する力

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    東日本大震災での話を主に、東京都副知事である著者がどのように状況を判断して行動を起こし、指示したかを記した一冊。

    だが、物事を決断するには勇気がいる。決断が求められるときは大抵、多くの情報が不足しているからだ。そのために著者が述べているのが普段からのトレーニング。Twitterを使ってネットワークを広げるとか、本番さながらの避難訓練とか。

    帯には『「いざ」というとき、立ち止まるな!走りながら考えろ。』という一言が記されているが、この言葉が本書をすべて表しているように思う。

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    2012年10月20日
  • 決断する力

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    最初読み始めたときは、
    なんだ自分の震災武勇伝かよ、と思ったけど、
    読み進めるうちに、リスク管理についてわかりやすく述べられていて、
    色々と考えされてしまった。
    文章が非常に読みやすく、
    本当に頭のいい人の書く文章はこういうものなのかと、
    目から鱗だった。

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    2012年10月08日