猪瀬直樹のレビュー一覧

  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    作家でもある東京都の猪俣副知事が書いた本。
    副知事が取り組んだこと・見てきたものを詰め込んでます。
    とても興味深かったです。

    日本のいいところ、東京の強みを再発見できます。
    私たちが当たり前に水道から飲んでいる水だけど、水道の水がそのまま飲めるのは全国でたった11ヶ国しかない。
    水道管理システム、すなわち水ビジネスは世界に十分通用する武器になるということ。

    それから、環境のこと。
    お台場のゴミの埋め立て地を植林で埋め尽くす「海の森」の構想が進められているということ。
    海からの風は森を通り抜けて、オフィス街にそそぎ込むなんて、素敵。
    環境問題はこれからの時代避けて通れない重要なテーマだと思い

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    2011年07月29日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    東京メトロ、首都高、東京五輪誘致・・・ほか身近な政策が成り立った背景などがとても分かりやすく書いてあって、国や地方の実態が垣間見れる。
    ちゃんと勉強しないと~と思う一冊。
    何か課題を見つけて、改善していく・・・という発想は自分の生活にも役立つ。

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    2011年07月04日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    ネタバレ

    ”本を読ま習慣が廃れると思考力が衰える。”この部分同意見。このことは、もっと多くの人が認識すべきと日頃から強く感じています。周りにも結構いらっしゃいます。正直、なまじお歳をお召しだと本当に困ります・・・。ただ、若いときの読書はスポーツ同様筋肉がつくが、30歳を過ぎてからの読書はただの情報にすぎないとも記載あり。もうすぐ40歳に到達しようとする私には少々がっかりです(10代30代に比較すると20代は読書が少なめだったのを後悔しているのは事実ですが)。その他、都で休日にボランティア活動を予定していたら休日手当が支給されそうになっていたというエピソードが興味深いです。サクッと1時間もあれば読めます。

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    2011年09月08日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    縦割りで硬直した日本の行政に風穴を開ける。そのために猪瀬氏が副知事に据えられたことが良くわかる。どのエピソードもとても痛快だ。 解決すべき根本課題は何かをまず見抜く。それに対して解法を考えるからブレない。 正解のわからない難問に取り組む能力が今の日本の行政には決定的に不足してる。良い人材を外から投入するのが即効性のある対処、という好例としてもっと注目されるべき。

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    2013年03月16日
  • 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第5巻 ミカドの肖像

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    ネタバレ

    『ミカドの肖像』は、猪瀬直樹によるノンフィクション。1987年度大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品。古い本だが、こと細かく事実が書かれているので、読めば新しい発見がある。

    西武グループは戦後、皇族の領地を安く買い取って、プリンスホテルを建てていったという。西武グループの創始者、堤康次郎は、戦後土地を買い漁った。終戦時は今と違って、土地なんて買っても儲からないと思われていた。何故堤は、資産価値なんてないと思われていた土地を買い漁ったのか。堤の評伝では、理由が曖昧にぼかされているけど、著者は、本当の理由を探った。

    堤は、企業家や政治家などの有志が集まるグループにコネで所属し、グループが発行して

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    2011年03月06日
  • 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第8巻 日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦

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    太平洋戦争は軍部の暴走という認識が改まった。
    戦争に向かう過程は現在の日本型意思決定システムに通じるものがある。

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    2010年12月30日
  • 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第6巻 土地の神話

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    不動産関係者はとりあえず読んどけ。
    田園都市の夢の始まりと終わり。
    渋沢栄一の最後の夢を食って巨大化する五島慶太。
    東急沿線高級住宅街と東京の鉄道開発がいかになされたか。
    日本の不動産業の始まりの物語。

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    2009年10月07日
  • ミカドの肖像

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    著者は今どんな想いで高層ビルの一室からTokyoを眺めているのだろう。日本人はカネ儲けよりも自分自身を探すことのほうが緊急である。と僕(著者)は信じている。確かに。日本人には中心がない。西洋のような絶対的な神もいない。ドーナッツなんだ。ただ中心に成る場所だけはなんとなく感じている。その辺をだいたい知っているぐらいで穴があいていなければドーナッツじゃないとだけは思える。暗黙の了解って好きでしょ。空気を察してどこかで中心を決めようとしている。KYなんて言葉はまさに中心を失っている空虚を物語っている。プリンスホテル。東京海上火災保険ビル。軽井沢と八瀬童子。どれもトリックだらけ。なかなか触れられない対

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    2011年09月15日
  • ミカドの肖像

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    ミカドとはすなわち天皇です。天皇制のこととか、皇居近くに100m以上の建物を立てることのできないというトリビア満載。でも難しいので、天皇制とか天皇という存在に興味がない人には無理。

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    2009年10月04日
  • リーダーの教養書

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    ネタバレ

    楠木 僕自身が人間観として大切だと思っていることは、人間は多面的で、一貫性がないものであるということです。選書でも触れたサマセット・モームの本から学んだことですが、あれだけ人間について洞察を重ねた作家が行き着いた結論が「首尾一貫した人はいない」。そして、その理由は「誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている」からだと言うのです。
    出口 本当は愚かなのに、自尊心だけは強いですからね。
    楠木 ええ、自己愛です。これは誰しもがそうですね。僕は、それを無視して人に一貫性を求めるのは無理があると思います。「声高に正論を言う人」が僕は大嫌いですね。そういう人ほど、すぐに自分を棚に上げる。
    出口 大脳生

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    2026年03月18日
  • 太陽の男 石原慎太郎伝

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    「無意識過剰」、「価値紊乱者」・・・・。『太陽の季節』で日本中を熱狂させた石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。著者と石原慎太郎、鹿島茂との対談も収録。

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    2026年01月16日
  • 昭和16年夏の敗戦 新版

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    総力戦研究所のことは去年島田荘司の「天使の名前」を読んで初めて知ったんだけど、こんなことを今まで知らなかったなんて恥ずかしかったかもしれないなと思ったが、石破茂さんも知らずに防衛庁長官をしてたとのことだったのでそんなことはなかった。
    上記「天使の名前」やNHK朝ドラ「虎に翼」などでは元研究員の苦悩が描かれたりしていたが、本書はそういったドラマ性はなく、客観的な事実が淡々と書き綴られている。

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    2025年12月20日
  • 戦争シミュレーション 未来戦記の精神史

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    PIVOTで紹介されていたことをきっかけに、猪瀬直樹『戦争シミュレーション』を手に取った。
    本書は、第一次世界大戦から現代に至るまで、各時代ごとに描かれてきた「日米未来戦記」を整理・分析した一冊である。読み始めはSF作品の紹介という印象を受けたが、実際にはそれにとどまらず、作品を評論(楽観型・警鐘型・文明論・誠心論・客観型)や小説(現実型・新兵器活躍型)に分類し、時代背景とあわせて論じている点が特徴的だった。
    特に印象に残ったのは、日米戦記の起源が、第一次世界大戦期においては日本とアメリカではなく、ヨーロッパで生まれた思考枠組みに由来しているという指摘で、この視点は非常に新鮮だった。
    紹介され

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    2025年12月08日
  • 昭和23年冬の暗号

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    実際は★3.5としたい。
    本書の内容、★4.5、読み物の完成度★3

    本書で暗号とされるものの正体に気がつくと戦慄するが、それまでの話の持っていき方が正直言って勿体無い。

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    2025年11月02日
  • 「医療・介護産業」のタブーに斬りこむ! 日本国・不安の研究

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    データや数値に裏付けされた日本の医療業界の現実に絶望を感じる。
    日本は薬剤師が多すぎる。
    この現状を我々一人一人が変える方法はただ一つ。投票行動のみ。未来を変える政策を打ってくれる政治家を見極める目が求められている。

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    2025年10月26日
  • 昭和16年夏の敗戦 新版

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    昭和16年に模擬内閣によるシミュレーションで日米戦争の結果が日本必敗との結論が導き出されていた、とのふれこみのノンフィクション。この結論に至るまでの喧々諤々の議論が描かれると期待したが、このあたりの描写は肩透かし。内閣総力戦研究所が設立されるまでの経緯や開戦当時の総理大臣東条英機の内面に重きを置いた感じ。後者については特に目新しさは感じず。研究所の存在を知らなかったため、設置経緯等は興味を持てた。

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    2025年10月22日
  • 昭和23年冬の暗号

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    ネタバレ

    第1章の「子爵夫人」と言うタイトルを見て誰かピンと来た人は相当終戦直後の歴史に詳しいだろう。中々真相が語られずにモヤモヤするが、ケーディスが出てきた瞬間憶測が確信に変わる。

    東京裁判の起訴日や死刑執行日などについては元々知識としてあったので特に驚きはない。あれだけ鳥尾子爵夫人に触れておきながら殆ど本筋と絡むことがなく、とっ散らかった印象がある。「昭和16年夏の敗戦」の続編・解決編と銘打っているものの、どちらかと言うと蛇足の類では…?と言う感想を持ってしまう。
    文章の巧みさは相変わらずなので、構成で損をしているかなと言う印象。

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    2025年10月21日
  • 昭和16年夏の敗戦 新版

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    慣れない単語が多く読みづらい部分はあったが、それでも良かった。

    総合戦研究所の報告には敗戦必須と出ているのに、どうして戦争に突入したのかよくわかった。
    仮説を立てて物事を進めることと、結論ありきで物事を進めることには大きな隔たりがあるはずなのに、区別できていないように思える。しかも時の首相が。
    そして、今の日本でもこれと同等のことが起きるんじゃないか不安に感じる。声が多ければ根拠がなくてもその主張が通ってしまいかねないのが現状。直近ではJICAの交流強化事業撤回がそうだ。いま一度歴史に真正面から向き合っていきたい。

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    2025年10月01日
  • 昭和16年夏の敗戦 新版

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    昭和16年、政府は総力戦研究所を立ち上げ、各省庁や軍から30代前半の精鋭を集めた。課題として模擬内閣を作り、日米開戦をシミュレーションした結果、「緒戦は優勢ながら、徐々に米国との産業力、物流力の差が顕在化し、やがてソ連が参戦して、開戦から3〜4年で日本が敗れる」という結論に至る。インドネシアの油田を手に入れても、輸送船が米国に撃沈され石油が手に入らなくなる、というシミュレーションは軍の側でも予測されており、この研究所のメンバーで出した結論が殊更優れていたとは思えない。当時機密とされていた各種数字を見れば、優秀な官僚なら辿り着ける結論である。それでも開戦を回避できなかったという時代が恐ろしい。開

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    2025年09月02日
  • 昭和23年冬の暗号

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    著者のあとがきにあるように、
    ”本書は『昭和16年夏の敗戦』の完結篇である。”

    その通りではあって併せて読むことをお薦めするけれど
    (この本だけ読む人は居ないだろうけどw)
    『昭和16年夏の敗戦』程の読み応えは正直ないと思う。

    猪瀬さん、今何をやっているのかと思えば維新の会の参議院議員だったのね。
    うん、都知事やるよりはこっちの方が似合ってると思うな。
    (いや、作家専業で十分とは思うけれどw)

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    2025年08月31日