猪瀬直樹のレビュー一覧

  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    言語力の重要性を訴える一冊。
    入門書や実用書の類ではなく、言葉の力を磨くうえでの心得を説いている。
    言語力、言葉の力の重要性を自覚し、日本人の意識を覚醒させるための本。

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    2012年03月05日
  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    初・猪瀬直樹。明瞭な語り口で、言っていることはとても全う。共感できました。それだけに、この本に書かれている内容が、本を読まないひとにも支持されることを願ってやみません。本好きのひとで、これに反対するひとはいないはずなので。なぜ、石原慎太郎×猪瀬直樹なのか、と疑問でしたが、本書を読み納得。言葉と文字。現代、とりわけテレビが登場してからは切り離して語られることが多いですが、根底では両者のつながりは深いということを再認識。

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    2012年02月26日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    あの猪瀬直樹氏が、道路公団に切り込んで、次は、東京都の副知事になったのだろうか?
    前提となる疑問は消えていません。ただ、彼の頭脳と行動力にこそ、いろいろな突破口があるのはわかりました。
    東京都って、でかい組織の中で将来を見据えて活躍して欲しいものです。個人的に東京でのオリンピックや築地移転は反対ですけども・・・。

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    2011年10月29日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    日本の社会がいかに組織によって立て割られているのかが実感できる。
    地下鉄・車・介護福祉・病院・空港・港湾・エコ等々。これらを都という立場から積極的に組織と戦い、一つ一つ真実に迫っていく猪瀬さんに拍手。
    実際の政治の現場というものが垣間見える本。

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    2011年08月20日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    作家でもある東京都の猪俣副知事が書いた本。
    副知事が取り組んだこと・見てきたものを詰め込んでます。
    とても興味深かったです。

    日本のいいところ、東京の強みを再発見できます。
    私たちが当たり前に水道から飲んでいる水だけど、水道の水がそのまま飲めるのは全国でたった11ヶ国しかない。
    水道管理システム、すなわち水ビジネスは世界に十分通用する武器になるということ。

    それから、環境のこと。
    お台場のゴミの埋め立て地を植林で埋め尽くす「海の森」の構想が進められているということ。
    海からの風は森を通り抜けて、オフィス街にそそぎ込むなんて、素敵。
    環境問題はこれからの時代避けて通れない重要なテーマだと思い

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    2011年07月29日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    東京メトロ、首都高、東京五輪誘致・・・ほか身近な政策が成り立った背景などがとても分かりやすく書いてあって、国や地方の実態が垣間見れる。
    ちゃんと勉強しないと~と思う一冊。
    何か課題を見つけて、改善していく・・・という発想は自分の生活にも役立つ。

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    2011年07月04日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    ネタバレ

    ”本を読ま習慣が廃れると思考力が衰える。”この部分同意見。このことは、もっと多くの人が認識すべきと日頃から強く感じています。周りにも結構いらっしゃいます。正直、なまじお歳をお召しだと本当に困ります・・・。ただ、若いときの読書はスポーツ同様筋肉がつくが、30歳を過ぎてからの読書はただの情報にすぎないとも記載あり。もうすぐ40歳に到達しようとする私には少々がっかりです(10代30代に比較すると20代は読書が少なめだったのを後悔しているのは事実ですが)。その他、都で休日にボランティア活動を予定していたら休日手当が支給されそうになっていたというエピソードが興味深いです。サクッと1時間もあれば読めます。

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    2011年09月08日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    縦割りで硬直した日本の行政に風穴を開ける。そのために猪瀬氏が副知事に据えられたことが良くわかる。どのエピソードもとても痛快だ。 解決すべき根本課題は何かをまず見抜く。それに対して解法を考えるからブレない。 正解のわからない難問に取り組む能力が今の日本の行政には決定的に不足してる。良い人材を外から投入するのが即効性のある対処、という好例としてもっと注目されるべき。

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    2013年03月16日
  • 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第5巻 ミカドの肖像

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    ネタバレ

    『ミカドの肖像』は、猪瀬直樹によるノンフィクション。1987年度大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品。古い本だが、こと細かく事実が書かれているので、読めば新しい発見がある。

    西武グループは戦後、皇族の領地を安く買い取って、プリンスホテルを建てていったという。西武グループの創始者、堤康次郎は、戦後土地を買い漁った。終戦時は今と違って、土地なんて買っても儲からないと思われていた。何故堤は、資産価値なんてないと思われていた土地を買い漁ったのか。堤の評伝では、理由が曖昧にぼかされているけど、著者は、本当の理由を探った。

    堤は、企業家や政治家などの有志が集まるグループにコネで所属し、グループが発行して

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    2011年03月06日
  • 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第8巻 日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦

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    太平洋戦争は軍部の暴走という認識が改まった。
    戦争に向かう過程は現在の日本型意思決定システムに通じるものがある。

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    2010年12月30日
  • 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第6巻 土地の神話

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    不動産関係者はとりあえず読んどけ。
    田園都市の夢の始まりと終わり。
    渋沢栄一の最後の夢を食って巨大化する五島慶太。
    東急沿線高級住宅街と東京の鉄道開発がいかになされたか。
    日本の不動産業の始まりの物語。

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    2009年10月07日
  • ミカドの肖像

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    著者は今どんな想いで高層ビルの一室からTokyoを眺めているのだろう。日本人はカネ儲けよりも自分自身を探すことのほうが緊急である。と僕(著者)は信じている。確かに。日本人には中心がない。西洋のような絶対的な神もいない。ドーナッツなんだ。ただ中心に成る場所だけはなんとなく感じている。その辺をだいたい知っているぐらいで穴があいていなければドーナッツじゃないとだけは思える。暗黙の了解って好きでしょ。空気を察してどこかで中心を決めようとしている。KYなんて言葉はまさに中心を失っている空虚を物語っている。プリンスホテル。東京海上火災保険ビル。軽井沢と八瀬童子。どれもトリックだらけ。なかなか触れられない対

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    2011年09月15日
  • ミカドの肖像

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    ミカドとはすなわち天皇です。天皇制のこととか、皇居近くに100m以上の建物を立てることのできないというトリビア満載。でも難しいので、天皇制とか天皇という存在に興味がない人には無理。

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    2009年10月04日
  • 昭和16年夏の敗戦 新版

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    総力戦研究所の若手エリートたちが導き出した「日本必敗」のシミュレーション。歴史のIFを描くノンフィクション。いかんせん文章が読みづらいが、その内容の重要性は圧倒的。組織が不都合な真実をどう葬るのか。当時すでに敗北の結論が出ていながら、なぜ破滅的戦争へ進んだのか。昭和の失敗の本質。その構造は現代にも通じる教訓に満ちている。

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    2026年08月07日
  • 昭和16年夏の敗戦 新版

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    ネタバレ

    今年の夏の『開戦前夜』という映画の公開に合わせてパッケージがリニューされ、本屋の店頭にあった。
    著者は作家であり、政治家でもある猪瀬直樹。
    著者が政治家の視点で書いたのか、作家の視点で書いたのかはわからないが、取材と古文書からできるだけ事実に沿って描かれている。

    日米開戦の前に、「総力戦研究所」というものが設立され、模擬内閣により戦争のシュミレーションが行われたことは知っていた。
    官界、軍、民間から36人の優秀な人材が集められ、彼らは戦後の社会の中でも枢要なポストにつくことになる。
    言い換えれば、当時の叡智が集められ、戦争の帰趨について分析することが目的だった。
    結論は、日本必敗。どうやって

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    2026年08月05日
  • 戦争シミュレーション 未来戦記の精神史

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    タイトルが「戦争シミュレーション・未来戦記の精神史」なのだが、前半に惹かれ購入した。なにせ「昭和16年夏の敗戦」の著者なので、大きく期待して読んだが、内容はタイトル後半中心で、要は戦争をシミュレーションした書き物を総ざらえしたもの。日清日露の時代からこういった著作や論文が世界中で流行し、良く読まれていたという。第一次対戦前にはドイツ皇帝が世界征服を企んでいるかのような論調で危機感を煽ったり、日本が日英同盟を破棄し米中と組んで欧州に攻め込むSFチックなものもあったらしい。軍事情報は秘匿されているので論文と言っても推測の域を出ず、むしろ過激な論調のものが左右どちらにもウケるというのは現代も変わらな

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    2026年08月03日
  • 太陽の男 石原慎太郎伝

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    読んだ本 太陽の男 石原慎太郎伝 猪瀬直樹

     政治家としての慎太郎を掘り下げてるのかと思いきや、作家として、というよりも三島由紀夫との関係性をメインに描いてるって感じなのかな。
     政治家としても小説家としても描かれてはいるんだけど、主には三島由紀夫との対比。慎太郎を通じて三島由紀夫が描かれている。
     もっと慎太郎の大法螺吹き的なところや業績、メトロや尖閣諸島なんかがもっとしりたかったんですが。
     と言いつつも三島由紀夫の矮小な部分。これが三島好きとしてはたまらないんですが、それが読めるのは望外の楽しみではありました。
     毀誉褒貶という言葉を体現した石原慎太郎。これは主に政治家としてですが、猪

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    2026年04月13日
  • リーダーの教養書

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    楠木 僕自身が人間観として大切だと思っていることは、人間は多面的で、一貫性がないものであるということです。選書でも触れたサマセット・モームの本から学んだことですが、あれだけ人間について洞察を重ねた作家が行き着いた結論が「首尾一貫した人はいない」。そして、その理由は「誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている」からだと言うのです。
    出口 本当は愚かなのに、自尊心だけは強いですからね。
    楠木 ええ、自己愛です。これは誰しもがそうですね。僕は、それを無視して人に一貫性を求めるのは無理があると思います。「声高に正論を言う人」が僕は大嫌いですね。そういう人ほど、すぐに自分を棚に上げる。
    出口 大脳生

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    2026年03月18日
  • 太陽の男 石原慎太郎伝

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    「無意識過剰」、「価値紊乱者」・・・・。『太陽の季節』で日本中を熱狂させた石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。著者と石原慎太郎、鹿島茂との対談も収録。

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    2026年01月16日
  • 昭和16年夏の敗戦 新版

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    総力戦研究所のことは去年島田荘司の「天使の名前」を読んで初めて知ったんだけど、こんなことを今まで知らなかったなんて恥ずかしかったかもしれないなと思ったが、石破茂さんも知らずに防衛庁長官をしてたとのことだったのでそんなことはなかった。
    上記「天使の名前」やNHK朝ドラ「虎に翼」などでは元研究員の苦悩が描かれたりしていたが、本書はそういったドラマ性はなく、客観的な事実が淡々と書き綴られている。

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    2025年12月20日